
ゴトー日、仲値、月末のロンドンフィックス、週明けの窓埋め。FXでよく知られるアノマリー(値動きのクセ)が本当にあるのかを、2020年1月〜2026年9月の主要11通貨ペアの1分足で検証しました。上昇した割合や平均値動きに加えて、その差が偶然でも出る程度かどうかも判定しています。
- ゴトー日 日本時間 9:00 → 9:55 56.9% ドル円・上昇した割合 平均の向き:偶然と区別できない
- 仲値前 日本時間 9:00 → 9:55 55.4% ドル円・上昇した割合 平均の向き:はっきりした上昇傾向
- 仲値後 日本時間 9:55 → 10:30 56.6% ドル円・下落した割合 平均の向き:はっきりした下落傾向
- 月末のロンドンフィックス ロンドン時間 15:00 → 16:00 1.4倍 ドル円・普段と比べた値動きの大きさ 平均の向き:偶然と区別できない
- 窓埋め 金曜の終値 → 月曜15:00(日本時間) 73.6% ドル円・月曜15時までに窓が埋まった割合 スプレッドの影響を除いて判定
アノマリー×通貨ペアから選ぶ
| 通貨ペア | ゴトー日 | 仲値前 | 仲値後 | 月末のロンドンフィックス | 窓埋め |
|---|---|---|---|---|---|
| ドル円USD/JPY | +1.61 | +1.52 | −1.81 | −2.91 | 73.6% |
| ユーロ円EUR/JPY | +1.62 | +1.01 | −1.82 | +0.75 | 71.5% |
| ポンド円GBP/JPY | +1.16 | +0.74 | −2.10 | +5.11 | 71.8% |
| 豪ドル円AUD/JPY | +0.04 | −0.15 | −0.60 | −0.62 | 74.1% |
| NZドル円NZD/JPY | +0.06 | +0.02 | −0.41 | −1.24 | 74.0% |
| カナダドル円CAD/JPY | +0.55 | +0.39 | −0.93 | +3.89 | 74.7% |
| スイスフラン円CHF/JPY | +2.44 | +1.56 | −2.00 | +1.46 | 75.6% |
| ユーロドルEUR/USD | −0.23 | −0.52 | +0.11 | +2.67 | 67.9% |
| ポンドドルGBP/USD | −0.70 | −0.90 | +0.13 | +6.33 | 71.4% |
| 豪ドル米ドルAUD/USD | −0.86 | −0.94 | +0.50 | +0.39 | 75.2% |
| NZドル米ドルNZD/USD | −0.80 | −0.76 | +0.57 | −0.08 | 74.5% |
平均値動き(pips・売買コストを引く前)。色の濃いものほど、平均がゼロからはっきり離れています。窓埋めは月曜15時までに窓が埋まった割合です。数字を選ぶと詳しい検証結果を表示します。
よくある質問
FXのアノマリーとは何ですか?
理論ではうまく説明できないものの、特定の日付や時間帯に繰り返し見られると言われる値動きのクセのことです。ゴトー日の仲値に向けたドル円の上昇や、月末のロンドンフィックスの値動きなどが有名です。
アノマリーは本当に当てになりますか?
傾向がはっきり見られるものもあれば、よく言われていても実際のデータでは偶然と区別できないものもあります。また、ある期間で見られた傾向が後の期間でも続くとは限りません。このページでは回数とばらつきから傾向の確かさを判定し、年ごとの成績もあわせて載せています。
検証方法とデータの出所
- 価格:XMTrading MT5・利用者出力 M1(2020年以降・欧州夏時間 GMT+2/+3)。2020年1月〜2026年9月の1分足(Bid)です。
- 値動き:開始時刻の1分足の始値から、終了時刻の1分足の始値までの差(pips)です。円の通貨ペアは1pip = 0.01円、ドルの通貨ペアは1pip = 0.0001ドル。スプレッドなどの売買コストは引いていません(純粋な値動きの傾向を見るため)。
- 上昇・下落した割合:値動きがプラス(マイナス)だった回の割合です。値動きがゼロの回はどちらにも数えません。
- 傾向の判定:平均がゼロとどれだけ離れているかを、ばらつきと回数から計算した t 値で見ています。t 値の大きさが2未満は「偶然と区別できない」、2以上は「傾向あり」、3以上は「はっきりした傾向」としています。多くの条件を試すほど、偶然でも「傾向あり」は出やすくなります。
- 開始・終了の1分足がない日は、近い時刻で代用せず集計から除きます。計算はFXアノマリー検証ラボ(計算版 2.5.0)と同じです。
過去の傾向は将来の値動きを保証するものではありません。集計データはクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0(CC BY 4.0)のもとで、出典(このページへのリンク)を示せば自由に引用・転載できます。最終更新:2026年10月2日












