【大発見】7月は約70%の確率で円安になる
7月は71%の確率で円安
過去21年分を集計
為替は月別に値動きに特徴があり、例えば新年の1月は株高で円安に、3月は決算の関係で円高になりやすい傾向があります。月別の為替の動きで確率の高いものに、7月のドル高というアノマリーがあります。
理由は不明なのですが、ドルに買いが入って為替は円安に振れる確率が高いです。
FXがスタートしたのは1998年10月8日からなので、1999円の7月からドル円のチャートを確認してみました。7月の始値と月末の終値を比べて、円安なのか円高なのかを判断しています。
結果はつぎのようになりました。調べた年は21年分、円安15回、円高6回で、円安となる確率は71%、約7割が円安になるということが分かりました。
過去21年分の一覧表
過去21年分の円グラフ
7月円安の考察
それらしい理由はいくつかある
上述したように、ドル高で円安になる理由は不明なのですが、4月に保険会社や投資信託がその年度の投資方向を決め、5~6月で上昇トレンドの下地を作り、7月にまとまった買いが入りやすくなるのではないかと考えました。
あくまで推測ですが、天候的に暑い日が続くとビールや飲料水、衣類系の株に買いが入って相場全体を底上げしたりするので、株に連れ高になっているということもあると思います。
5月と8月に、米国債の利払いの影響でドル安円高になる傾向があるので、その間に挟まれた7月は前後のドル売りの反動でドル買いになりやすい可能性もあります。
マーケットのボラティリティが高く、テクニカルを無視した動きが続くような時期は、このようなアノマリーに頼ってみても面白いかもしれませんね。
明確な根拠はありませんので、あくまで「へ~、そうなんだー」くらいにとってトレードに活用していただければと思います。
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