移動平均線インジケーター「超移動平均線」|MT4/MT5無料・10種のMAとクロス継続率を自動集計
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SMAからKAMAまで10種類を実装した「超移動平均線」

移動平均線(Moving Average)は、米国の分析家ジョセフ・グランビルが考案した、相場の流れを視覚的に把握するための最も代表的なテクニカル指標です。
日々の価格変動はランダムなノイズが多く含まれますが、一定期間の終値の平均値を算出し、それを繋いだ1本の線として描くことで、細かなブレを打ち消して相場の「大きな方向性(トレンド)」をくっきりと浮き彫りにします。
移動平均線の短期線が長期線を上に抜ける「ゴールデンクロス」は相場が上昇トレンドに転じる「買いのサイン」とされていて、売買シグナルの基準として使われています。
では、ひとつ質問させてください。
「そのゴールデンクロス、過去に何回機能しましたか?」
おそらく、即座に答えられる方はいないはずです。私自身、このインジケーターを作るまで全く答えられませんでした。
私たちは「勝ちパターン」ばかりを記憶し、「ダマシ」の場面は無意識に忘れてしまいます。だからこそ、「クロスは効く」という印象だけが一人歩きしてしまうのです。
今回配布する「超移動平均線(SuperMA)」は、まさにその「曖昧さ」を数値化するために作りました。
超移動平均線(SuperMA) は、クロスが起きたあと実際に何回トレンドが続いたのかを、集計して数値で明確に表示します。
…ただし、最初にお伝えしておきます。そこに弾き出される数字は、きっとあなたの期待より低いはずです。
この超移動平均線のMT4版・MT5版の両方を当ページで無料で配布していますので、ぜひ使ってみていただければと思います。
なお、超移動平均線よりさらに強力な最強売買シグナルが、下記サイバーシグナルです。24時間ライブ配信も行っているので、超移動平均線と合わせて活用していただければと思います。
まずこの数字を見てください
USDJPYの1時間足に入れたときのログ(ターミナルパネルのエキスパート)です。

クロス継続率 対象 HMA(20) / HMA(200) 走査 2000 本
GC 23回 → 継続10 / 失敗13 / 中立0 (43%)
DC 24回 → 継続2 / 失敗22 / 中立8 (8%)
ゴールデンクロス23回のうち、トレンドが続いたのは10回で43%、デッドクロスに至っては、24回のうち、トレンドが続いたのは2回でたった8%しかありません。
「継続」の定義はこうです。クロスした足の終値を基準に、20本以内にクロス方向へ1ATR(=その時間足で足1本がふだん動く幅)進めば継続。逆方向へ0.5ATR進めば失敗。どちらにも届かなければ中立。先に到達したほうを採ります。
厳しすぎる基準に見えるかもしれません。そこで、まったく同じ集計をランダムな値動きにかけてみました。
ランダムな値動きでも33%出ます
統計を出す機能を作るときは、必ず基準値を測ります。比較対象がなければ、出てきた数字が良いのか悪いのか判断できないからです。
ランダムウォークを生成し、SMA20とSMA200のクロスを2000本分集計しました。値動きに何の構造もないデータです。
| ランダムウォークでの継続率 | 値 |
|---|---|
| 平均 | 33.2% |
| 中央値 | 34.5% |
| 上位10% | 54.5% |
| 70%以上が出る割合 | 2.8% |
基準は33.2%です。これを踏まえて、さきほどのGBPJPY H1をもう一度見てください。
GC 23%、DC 30%。どちらもランダム以下です。この銘柄のこの時間足では、HMA 20/200 のクロスに優位性がなかった、という結果になります。
本指標は、この状態をパネルに赤字で表示します。

※この設定は過去 26% しか継続していません
都合の悪い数字を隠さないことが、この指標の設計方針です。シグナルを黙って減らすよりなぜ弱いのかを見せて、場合によっては設定を見直してもらって改善してもらう、ということになります。
10種類の移動平均を自前で計算しています

超移動平均線で使う移動平均線は、SMA / EMA / SMMA / LWMA / DEMA / TEMA / HMA / ALMA / KAMA / VIDYA。MT4標準の iMA() は使っていません。
理由は3つあります。DEMA・TEMA・HMAは「移動平均の移動平均」で、中間結果の配列が必要なこと。MT5には iMAOnArray() が存在しないこと。そしてMT4版とMT5版で計算コードを完全に一致させられることです。
ただし自前実装には検証義務がついてきます。そこで起動時に標準4種をMT4の iMA() と照合し、結果をログに出す機能を入れました。

SMA : 最大差 0.000 Point 平均差 0.0000 Point → 一致
EMA : 最大差 0.000 Point 平均差 0.0000 Point → 一致
SMMA : 最大差 0.000 Point 平均差 0.0000 Point → 一致
LWMA : 最大差 0.000 Point 平均差 0.0000 Point → 一致
EMAとSMMAは全500本で差が厳密に0でした。計算が正しいことを、あなたが自分で確認できます。
なお、搭載している10種類は、性格が3つのグループに分かれます。どれが優れているという話ではなく、何を犠牲にして何を得ているかが違います。
基本の4種(MT4標準にもあるもの)
| 略称 | 正式名称 | 日本語名 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| SMA | Simple Moving Average | 単純移動平均 | 期間内の終値を単純に平均します。最も広く使われているぶん、多くの参加者が同じ線を見ています。反応は鈍く、価格から最も離れた位置を通ります。 |
| EMA | Exponential Moving Average | 指数移動平均 | 直近の価格ほど重く扱います。SMAより速く反応しますが、その分ダマシも増えます。MACDなど他の指標の土台にもなっている基準的な存在です。 |
| SMMA | Smoothed Moving Average | 平滑移動平均 | EMAより平滑を強めたものです。10種のうち最も反応が鈍く、細かい値動きをほぼ無視します。長期の方向だけを見たいときに向きます。RSIやATRの内部計算にも使われています。 |
| LWMA | Linear Weighted Moving Average | 線形加重移動平均 | 直近を最も重く、古いほど軽く、重みが一直線に減ります。EMAより素直に価格を追います。後述のHMAの部品としても使われます。 |
低遅延系の4種(遅れを削ることを狙ったもの)
| 略称 | 正式名称 | 日本語名 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| DEMA | Double Exponential Moving Average | 二重指数移動平均 | EMAの遅れぶんを計算で差し引きます。「EMAのEMA」を使うため、MT4標準の iMA() では作れません。価格への追随はEMAより明確に速くなります。 |
| TEMA | Triple Exponential Moving Average | 三重指数移動平均 | DEMAをさらに一段進めたものです。実測では10種中もっとも価格に密着しました。反面、行き過ぎて価格を追い越すことがあり、レンジでは振り回されます。 |
| HMA | Hull Moving Average | ハル移動平均 | 本指標の既定値です。期間を半分にしたLWMAと通常のLWMAの差を取り、さらに平方根の期間で均します。遅れが小さいのに線が滑らかという、相反する性質を両立しているのが特徴です。 |
| ALMA | Arnaud Legoux Moving Average | ガウス加重移動平均 | 重みを釣鐘型に配置します。山の位置と裾の広さを調整でき、遅れと滑らかさのバランスを自分で決められます。山を直近に寄せるほど反応が速くなり、ノイズも拾います。 |
適応型の2種(相場に応じて自分で速さを変えるもの)
| 略称 | 正式名称 | 日本語名 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| KAMA | Kaufman’s Adaptive Moving Average | カウフマン適応型 移動平均 | 「正味の値動き ÷ 移動した総距離」で相場の効率を測り、直線的に動いているときは速く、往復しているときは鈍くなります。レンジでほぼ水平になるのは設計どおりです。 |
| VIDYA | Variable Index Dynamic Average | 可変指数動的平均 | CMOという指標で値動きの一方向性を測り、平滑の強さを伸縮させます。KAMAと狙いは同じですが、測り方が違うため反応する場面がずれます。 |
実測での「価格との近さ」(USDJPY 1時間足・期間20)
起動時のログに、各種類の直近値と価格との差が出ます。ある時点での実測は次のとおりでした。
TEMA 3.5 < HMA 23.2 < DEMA 31.0 < ALMA 35.2 < VIDYA 100.4 < KAMA 187.9(単位はPoint)
低遅延系が価格に密着し、適応型が離れています。ただしこれは「往復の多い局面だった」ことの裏返しでもあります。適応型は方向感のない相場でわざと鈍くなる設計なので、KAMAが188 Point離れているのは正しい反応です。トレンドが出れば一気に追いつきます。数字だけを見て優劣を決めないでください。
迷ったら既定のHMAのままで構いません。遅れの小ささと線の滑らかさのバランスが良く、パーフェクトオーダーの判定にも向いています。そのうえで、レンジの多い銘柄ならKAMA、素直な追随を重視するならLWMAやEMA、というように試してみてください。
種類を変えるとクロス継続率も変わります。「HMAでは23%だがEMAでは41%」といった差が出ることもあるので、パネルの数字を見ながら選ぶのが本指標らしい使い方です。
4項目のスコアで〇✕判断

クロスだけを見ると、もみ合いのたびにシグナルが出ます。そこで4項目の成立数で判定します。
| 項目 | 買いの条件 |
|---|---|
| 価格と主軸MA | 価格が最長期MAの上 |
| MAの並び | パーフェクトオーダー成立 |
| 主軸MAの傾き | 上向き(ATR比で判定) |
| 直近クロス | 直近10本以内にGC発生 |
3項目以上でチャートに矢印が出ます。パネルには内訳が○×で並びます。
4/4はほとんど出ません。上位足では特にです。
項目4と項目1〜3は排他になりやすいためです。トレンドが続いている間はクロスが起きないので、価格・並び・傾きが揃った状態ではクロスだけが×になります。逆にクロス直後は並びも傾きもまだ整っていません。
実測では、USDJPYのM15・H1・H4でしきい値4にすると0本、M1で9本でした。いったんクロスして戻り、再度クロスし直す局面でだけ4項目が揃うため、往復の多い下位足で稀に出ます。しきい値3が実質の運用水準です。
フィルターで矢印を絞れる

スコアだけでは、まだ矢印が多すぎます。もみ合いのたびに条件が揃ってしまうからです。そこで7種類のフィルターを用意しました。個別にオン・オフできます。
上位足の方向と一致するものだけ残す。主軸MAが水平な間は抑制する。リボンが収束している間は抑制する。ボラティリティが低い場面は抑制する。直近で同じ方向のシグナルが出ていたら間引く。そして継続率が低い設定への警告です。
実測では、USDJPYのH1で49本の候補が16本まで絞られました。パネルにはこう出ます。

シグナル: 49→16 除外: 上位足20 水平6 低ボラ7
矢印の数だけでなく、どのフィルターが何本消したかを並べています。この画面では上位足フィルターが20本、水平フィルターが6本、低ボラフィルターが7本を除外した、という意味です。
なぜ内訳まで出すのか
シグナルを絞る機能は、どこまで絞れば適切かが分かりにくいという問題を抱えています。
たとえばチャートに矢印が3本しか出ていないとします。これは2通りに解釈できます。相場が難しくてフィルターが正しく仕事をしているのか、フィルターが厳しすぎて本来拾うべき場面まで消しているのか。画面を見ただけでは区別がつきません。どちらも「矢印が少ない」という同じ見た目になるからです。
内訳があれば判断できます。
「49→8、除外: 上位足30」と出ていれば、上位足フィルター1つでほぼ全部消えていると分かります。上位足の方向が現在足と合っていない期間だった可能性が高いので、参照する上位足を変えるか、このフィルターを切る判断ができます。
一方「49→8、除外: 上位足10 水平12 低ボラ8 重複2」なら、複数のフィルターがそれぞれ仕事をした結果と判断できます。この場合は相場自体が3本ぶんしか条件を満たさなかったと考えられるので、無理に緩める必要はありません。
**同じ「3本」でも、意味がまったく違います。**内訳がなければ、どのつまみを回せばいいのか永遠に分かりません。
なお実測では除外の主力が水平フィルターになる場面が多く、これは想定どおりです。もみ合いでのクロスはダマシになりやすいためです。矢印を増やしたい場合は、まず UseFlatFilter をオフにしてみてください。
最適な期間を探す機能と、その危うさ
「20と200が定番だけど、本当に最適なのか」という疑問には、総当たりで答えられます。5〜200を5刻みで40候補、その組み合わせ780通りを評価し、継続率の高い順に提示します。処理は約120ミリ秒です。(表示プリセット:フルで表示)


最適期間 候補(過去 2000 本 / HMA) 評価 780 通り 127 ms 1位 115 / 170 継続率 56% (検出36回) 前半 58% → 後半 53% 2位 110 / 185 継続率 53% (検出34回) 前半 56% → 後半 53% 3位 110 / 190 継続率 53% (検出32回) 前半 61% → 後半 43% ※過去実績であり将来を保証しない 既定の20/200でゴールデンクロス継続率が26%だったのに対し、これらの設定では53~56%あり、探す価値はあります。
ただし、この機能は誤用されると「過去に最も都合の良い期間を探すツール」になります。
├──── 前半 1000本 ────┼──── 後半 1000本 ────┤ (古い) (新しい)→ 現在
なお、前半と後半とは、集計対象が過去2000本なら古いほうの1000本が「前半」、新しいほうの1000本が「後半」としています。
この2つを分ける目的は、期間の探索が信用できるかを確かめることです。
780通りを総当たりで評価すれば、必ず何かが1位になります。ただしそれが「本当に機能する組み合わせ」なのか「たまたまその期間に合っていただけ」なのかは、全体の継続率52%という1つの数字からは区別がつきません。
そこで前半のデータだけで期間を選んだと仮定し、その期間を後半で試したらどうなったかを並記します。前半が「選ぶのに使ったデータ」、後半が「選んだあとの答え合わせ」です。
実際の運用と同じ構造になっています。過去のデータで期間を決めて、これから来る相場で使う。後半は「これから」の代役です。
3位は前半が61%で最も良く、後半は43%と崩れています。前半に合っていたから3位になったという疑いが濃いパターンです。
1位は若干低下、2位は変わっていないので、選ぶなら1位か2位の方が妥当という判断ができます。
1位は検出36回と母数も多いです。3位の検出32回より36回のほうが数字の安定性は高いので、この点でも1位は有利です。
乖離が大きいときは印を付けます
前半から後半への低下が20ポイント以上ある場合、※乖離大・信頼度低 と表示します。上の例はいずれも20ポイント未満なので印は付いていません。
780回も試せば、偶然良く見えるものが必ず出ます。だから本指標では次の4つを守っています。
- 1位だけを出さず、上位3つを並べる
- 検出回数が少ない組み合わせは順位に入れず、除外した数を明示する
- ウォークフォワード検証:前半で最適化し、後半で同じ期間を検証して両方を並記する
- 「過去実績であり将来を保証しない」を常時表示する
上位に来る組み合わせは、短期と長期が近くなりがちです。 125/165 や 185/200 のように比が1.2〜1.5倍程度になります。期間が近いMAは頻繁に交差するので検出回数を稼げますし、交差直後は2本がほぼ重なっているため、価格が少し動けばどちらかへ到達します。継続率が高く出やすい構造です。実務では「ほぼ同じ2本が擦れ違った」だけでトレンド転換の意味が薄い可能性があるので、パーフェクトオーダーを併用するなら比が2倍以上の組み合わせを選ぶことをおすすめします。
リボンモードで相場の温度を見る

RibbonMode をオンにすると、表示が大きく変わります。最短から最長までの期間を8等分し、8本の移動平均を帯として描きます。既定の20〜200なら次の期間が自動生成されます。
20 / 46 / 71 / 97 / 123 / 149 / 174 / 200このとき MAPeriods の指定は無視されます。3本を指定していても8本になります。期間を自分で決める代わりに、相場全体を一望するモードだと考えてください。
何が読めるのか
8本の間隔そのものが情報になります。
帯が広がっているときは、短期MAが長期MAから大きく離れています。直近の値動きが過去の平均から乖離している状態で、トレンドが出ています。広がり方が急なほど勢いが強いということです。
帯が細く収束しているときは、8本がほぼ同じ値になっています。どの期間で平均を取っても同じ、つまり価格が一定の範囲を往復しているレンジです。
そして収束から拡散へ転じる瞬間が、トレンド発生の候補になります。1本や2本のMAを見ているだけでは「クロスした」としか分かりませんが、8本の帯ならどの期間まで巻き込んで動き出したかが見えます。短期の3本だけが離れたのか、8本すべてが順に開いたのかで、動きの本気度が変わります。
帯のねじれも手がかりです。上昇中に短期側だけが下を向いて帯の中に潜り込めば、押し目か転換の前触れです。すべての本が同じ向きに揃って並んでいる状態がパーフェクトオーダーで、スコアの判定項目にも入っています。
色について
短期側から長期側へ、RibbonColorNear(既定は琥珀)から RibbonColorFar(既定は青)へ色を変えています。8本のうちどれが短期でどれが長期かが、色だけで分かるようにするためです。
ここで一つ工夫があります。2色の中間を単純に混ぜてはいません。
琥珀と青をRGBの数値で直線的に混ぜると、中間の本が灰色に近づきます。実際に計算すると、8本のうち5本目の彩度が0.09まで落ちました。ほぼ無彩色です。暗いチャート背景ではこれが沈んで見えなくなり、両端の琥珀と青だけが目立つ状態になります。帯の階調が読めません。
そこで色相を回して補間しています。琥珀(色相45度)から青(色相220度)へ、緑を経由する175度ぶんを8等分します。結果は琥珀→黄緑→緑→水色→青と連続的に変化し、8本とも彩度0.97を保ちます。
RGB直線補間 彩度 色相補間(採用) 彩度1本目 (255, 193, 7) 0.97 (255, 193, 7) 0.975本目 (154, 159, 144) 0.09 ( 7, 255, 111) 0.978本目 ( 79, 134, 247) 0.68 ( 7, 88, 255) 0.97
色相環は短いほうの向きに回すので、赤紫を経由する185度ぶんではなく、緑を経由する175度ぶんが選ばれます。RibbonColorNear と RibbonColorFar を変えれば、経路も自動的に計算し直します。
使うときの注意
リボンモードはカスタムプリセットでのみ有効です。標準や初心者を選んでいる間は無視されます。フルプリセットを選ぶと自動的に有効になります。
統計の対象ペアにも注意が必要です。StatsPairIndex の既定は “1,3” なので、8本のうち**1本目(20)と3本目(71)**が集計対象になります。20と200のつもりで数字を見ていると食い違うので、帯の両端で見たい場合は “1,8” を指定してください。
もう一点、**8本の帯は画面上部を広く占めます。**右上の情報パネルと重なって読みにくくなる場合は、ShowPanelBg をオンにして背景板を敷いてください。
超MAの設置方法
データフォルダを開く
当ページから、「SuperMA.ex4」をダウンロードします。

MT4/MT5を起動し、「ファイル」メニューから「データフォルダを開く」をクリックします。
インジケーターをコピー

フォルダが開くので、「MQL4」→「Indicators」へ「SuperMA.ex4」をコピーしてください。その後、MT4をいったん終了し、再起動します。
MT4を再起動後、ナビゲーターパネルにある「SuperMA」をダブルクリックすると、チャートに適用されます。
MT5の場合

MT5の場合は、「MQL5」→「Indicators」へ「SuperMA.ex5」をコピーしてください。
まず試してほしい設定
| 項目 | 推奨 |
|---|---|
| 表示プリセット | 既定の「標準」のまま。慣れたら「フル」へ |
| 時間足 | 1時間足。クロスが適度な頻度で発生します |
| 最初に見る場所 | パネルの継続率。33%を超えているかどうか |
| 矢印が多すぎる場合 | しきい値を3のままに戻し、水平フィルターをオン |
パラメーターは全88項目ありますが、2段構えになっています。上半分の「■■■ 基本設定 ■■■」だけ見てください。下半分の「▼▼▼ 上級者向け ▼▼▼」は既定値のままで問題なく動作します。
パラメーター一覧
全88項目あります。既定値のままで動くようにしてあるので、最初から全部を触る必要はありません。まずは表示プリセットだけで調整してみてください。
設定画面にある「罫線だけの行」について
変数名の欄が ───────────── という罫線だけで、値の欄に ■■■ 基本設定 ■■■ や ----- クロス継続率 ----- と書かれた行が19箇所あります。項目を分類するための見出し行で、値を書き換えても動作には影響しません。
表示プリセットは下記の機能を上書きします
| プリセット | スコア・矢印 | リボン | 最適期間の探索 | MA構成 |
|---|---|---|---|---|
| 初心者 | × | × | × | HMA 20/50/200 |
| 標準(既定) | ○ | × | × | HMA 20/50/200 |
| フル | ○ | ○ | ○ | リボン8本 |
| カスタム | すべて個別設定に従います | |||
文字列によるMA指定が効くのは「カスタム」のときだけです。初心者・標準・フルを選んでいる間は、期間や種類を書き換えても表示は変わりません。
ATR倍で指定する項目が多いのは、銘柄や時間足ごとに設定し直さずに済ませるためです。 ドル円の10pipsとゴールドの10pipsはまったく意味が違いますが、ATRの何倍かで表せば同じ設定のまま使えます。
■ 基本設定

表示
まずここだけ見てください。初心者・標準・フルの3段階で表示量が変わります。下の文字列指定は「カスタム」のときだけ効きます。
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
表示プリセットDisplayPreset | フルPRESET_FULL | 初心者はパネルと継続率まで、標準でスコアと矢印、フルでリボンと最適期間の提案が加わります。文字列指定が効くのは「カスタム」を選んだときだけです。既定は標準。フルは情報量が多く、リボン8本がパネルと重なるため、慣れてから切り替えてください。 |
移動平均(カスタム時のみ有効)
6項目をカンマ区切りで指定します。不正な値は既定へ戻し、理由を1件ずつログに出します。黙って動作を変えることはありません。
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
期間(カンマ区切り・最大8本)MAPeriods | 20,50,200 | カンマ区切りで最大8本。数値でない値や1未満は、その行だけ飛ばして理由をログに出します。有効な期間が1つも残らなければ既定の 20,50,200 に戻ります。 |
種類(1つだけ書けば全本に適用)MAMethods | 6 | 0=SMA 1=EMA 2=SMMA 3=LWMA 4=DEMA 5=TEMA 6=HMA 7=ALMA 8=KAMA 9=VIDYA。1つだけ書けば全本に適用されます。本数と食い違う場合は最後の値で埋めます。 |
色(空で自動配色)MAColors | (空欄) | 色コードをカンマ区切りで指定します。10進(16776960)と16進(0xFFC107)の両方を受け付けます。空欄なら短期ほど暖色、長期ほど寒色の自動配色です。 |
線幅(空で1)MAWidths | (空欄) | 1〜5。空欄なら全本1です。 |
適用価格(1つで全本適用)MAPrices | 0 | 0=Close 1=Open 2=High 3=Low 4=Median 5=Typical 6=Weighted。本ごとに別の適用価格を指定できます。同じ種別の本はまとめて計算するので、混在させても負荷はほとんど変わりません。 |
各本のON/OFF(空で全ON)MAEnabled | (空欄) | 1で表示、0で非表示。線を消しても計算対象からは外れないので、統計の対象ペアには使えます。全部0にすると警告が出ます。 |
リボンモード
8本を帯として描きます。拡散と収束でトレンドの強弱を読む使い方です。
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
8本の帯として描くRibbonMode | false | 最短から最長までを8等分し、帯として描きます。拡散=トレンド強、収束=レンジという読み方をします。有効にすると期間の指定は無視されます。 |
帯の最短期間RibbonMinPeriod | 20 | 帯の最短期間です。 |
帯の最長期間RibbonMaxPeriod | 200 | 帯の最長期間。最短以下だと最短の4倍に補正します。丸めで前の本と同じ値になった場合は1つずらすので、8本が必ず異なる期間になります。 |
クロス継続率
本指標の中核です。クロス後に方向が続いたかを継続・失敗・中立の3区分で数えます。中立を分母に含めた率を出します。中立を除くと実態より高く見えるためです。
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
クロス継続率を集計するShowCrossStats | true | クロス後に方向が続いたかを集計します。本指標の中核機能です。 |
集計本数StatsLookback | 2000 | 何本まで遡って数えるか。描画用の本数とは別に管理しているので、ここを増やしても線の表示は変わりません。 |
継続判定の観測本数ContinueBars | 20 | クロス後、何本以内の動きを見るか。長くすると継続と判定されやすくなります。 |
継続と見なす値幅(ATR倍)ContinueATR | 1.0 | クロス方向へこの値幅(ATR倍)到達したら継続と数えます。 |
失敗と見なす逆行幅(ATR倍)FailATR | 0.5 | 逆方向へこの値幅到達したら失敗と数えます。継続の半分に設定してあるのが要点です。到達しにくい側を継続としているため、ランダムな値動きでの基準値が33%程度に収まり、実測値との差が読み取れます。 |
表示に必要な最小検出回数MinSampleCount | 10 | 検出がこの回数に満たない場合は率を出しません。3回中3回で100%と表示するのは統計として成立していないためです。 |
対象ペア(空で最短と最長)StatsPairIndex | 1,3 | 集計する2本を1始まりの番号で指定します。空欄や不正な指定なら最短と最長を使います。スコアの「直近クロス」もこのペアを見ます。統計とスコアで別のペアを見ると、パネルの数字と判定がかみ合いません。 |
最適期間の自動提案
期間の組み合わせを総当たりで評価します。誤用すると「過去に最も都合の良い期間を探すツール」になります。上位を並べ、ウォークフォワードを併記するのはそのためです。
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
最適期間を提案するUseAutoOptimize | true | 期間の組み合わせを総当たりで評価し、継続率の高い順に提示します。フルプリセットでのみ動作します。 |
探索範囲の下限OptRangeMin | 5 | 探索する期間の下限です。 |
探索範囲の上限OptRangeMax | 200 | 探索する期間の上限です。 |
刻み幅OptStep | 5 | 刻み幅。既定の5〜200を5刻みなら40候補・780通りになります。細かくすると組み合わせが急増するのでご注意ください。 |
検証本数OptLookback | 2000 | 探索に使う本数です。 |
提示する候補数OptTopCount | 3 | 提示する候補の数。1に絞ることはおすすめしません。ランダムな値動きでも780通り試せば継続率64%の組み合わせが見つかります。上位を並べて比較するための機能です。 |
ウォークフォワード検証を表示ShowWalkForward | true | 前半で最適化し、後半で同じ期間を検証した結果を並記します。前半と後半の乖離が大きい組み合わせは、たまたま前半に合っていただけです。20ポイント以上の乖離には印を付けます。 |
複合スコア
4項目(価格・並び・傾き・直近クロス)の成立数で判定します。
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
複合スコアを判定するUseScore | true | 4項目でスコアを算出します。初心者プリセットでは無効です。 |
矢印を出すスコア(4項目中)SignalThreshold | 3 | 4項目中いくつ成立したら矢印を出すか。4は上位足ではほとんど出ません。トレンド継続中はクロスが起きないためです。往復の多い下位足では、クロスし直す局面で成立します。 |
シグナル矢印を表示ShowSignalArrow | true | 矢印を表示します。スコアがしきい値に達した足にだけ出ます。上回っている間ずっと出すとトレンド中は毎足に並びます。 |
情報パネル
右上の表示内容を項目ごとに切り替えます。
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
パネルを表示ShowPanel | true | 右上のパネルを表示します。 |
スコアの内訳を表示ShowPanelScore | true | スコア4項目の内訳を○×で表示します。 |
直近クロスと継続率を表示ShowPanelCross | true | クロス継続率と直近クロスの経過本数を表示します。 |
最適期間の候補を表示ShowPanelOpt | true | 最適期間の上位候補を表示します。フルプリセットでのみ出ます。 |
MTFヒートマップを表示ShowPanelMTF | true | 複数時間足の主軸MA方向を表示します。 |
MTF行の時間足1PanelTF1 | 現在足TF_CURRENT | MTF行の時間足その1。現在足と同じになる行は自動的に詰められます。 |
MTF行の時間足2PanelTF2 | H1TF_H1 | MTF行の時間足その2です。 |
MTF行の時間足3PanelTF3 | H4TF_H4 | MTF行の時間足その3です。 |
MTF行の時間足4PanelTF4 | D1TF_D1 | MTF行の時間足その4です。 |
通知
4つの経路と3つのトリガーを個別に設定します。文面は英語固定です。プッシュ通知が非ASCIIで失敗する事例が多いためです。
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
アラート(画面ポップアップ+音)UseAlert | true | MT4のアラートウィンドウを出します。 |
音声ファイルUseSound | false | 音声ファイルを鳴らします。 |
プッシュ通知(スマホ)UsePush | false | MetaQuotes IDを設定したスマートフォンへ通知します。 |
メール通知UseMail | false | ターミナルのメール設定で送信します。 |
スコアがしきい値に達したら通知NotifyOnSignal | true | スコアがしきい値に達した瞬間に通知します。 |
クロス発生で通知NotifyOnCross | true | クロス発生で通知します。そのペアの継続率を文面に添えます。数字があるとないとで受け取り方が変わります。 |
パーフェクトオーダー成立で通知NotifyOnPerfectOrder | false | パーフェクトオーダーが成立した瞬間に通知します。矢印は出ません。4項目のうち1つが成立しただけなので、他の条件が揃うかを見に行く合図として使ってください。 |
ダマシ除去フィルター
7種を個別にオン・オフできます。パネルに除外の内訳が出ます。「効いている」と「効きすぎている」は画面上ではどちらもシグナルが少なく見えるので、内訳がないと調整できません。
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
上位足のスコア方向と一致時のみUseHTFFilter | true | 上位足の方向と一致するシグナルだけを残します。過去の矢印も現在の上位足方向で選別されます。実運用では直近の判断が目的なので実害はありませんが、過去の並びを成績として読まないでください。 |
参照する上位足HTFTimeframe | H4TF_H4 | 参照する上位足。現在足以下を指定すると無効になります。 |
主軸MAが水平の間は抑制UseFlatFilter | true | 主軸MAが水平な間のシグナルを抑制します。実測では除外の主力がこれでした。もみ合いでのクロスはダマシになりやすいためです。 |
リボン収束時は抑制UseRibbonWidthFilter | false | リボンが収束している間を抑制します。既定オフ。リボンモードでなくても、最短と最長の差で判定するので使えます。 |
低ボラ時は抑制UseATRFilter | true | ボラティリティが平常時より低い場面を抑制します。 |
直近N本以内の同方向を抑制UseDuplicateFilter | true | 直近の同方向シグナルからの間隔が近すぎるものを抑制します。 |
抑制する本数MinBarsBetweenSignals | 5 | 抑制する間隔の本数。買いと売りを別々に数えます。 |
継続率が低い設定に警告を出すUseStatsFilter | true | これだけはシグナルを止めません。設定中の期間の継続率が下限を割っている場合、パネルに警告を出します。「あなたの設定は過去27%しか継続していない」という表示です。 |
継続率の下限(%)MinContinueRate | 50 | 警告を出す継続率の下限。ランダムな値動きでの基準値が33%程度なので、それを下回る設定は見直しの余地があります。 |
計算精度の検証
この指標はMAを自前実装しています。その正しさを利用者が自分で確認できるようにしてあります。
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
起動時に iMA() と照合するVerifyOnInit | true | 起動時に標準4種(SMA/EMA/SMMA/LWMA)をMT4標準の iMA() と照合し、結果をログに出します。この指標はMAを自前実装しているため、その正しさを利用者が確認できるようにしてあります。 |
照合する本数VerifyBars | 500 | 照合する本数です。 |
▼ 上級者向け(通常は変更不要)

細部の調整用です。既定値のままで問題なく動作します。見出しをクリックすると展開します。
上級:MA固有パラメーター(5項目)
ALMA・KAMA・VIDYAだけが使う固有の設定です。
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
ALMA:山の位置(0〜1)ALMA_Offset | 0.85 | ALMAの重みの山の位置。1に近づけるほど直近重視で遅延が減りますが、ノイズも拾います。 |
ALMA:裾の広さALMA_Sigma | 6.0 | ALMAの裾の広さ。大きくすると平滑が強まります。 |
KAMA:速い側の期間KAMA_Fast | 2 | KAMAの速い側の期間。方向性が強いときの追随速度です。 |
KAMA:遅い側の期間KAMA_Slow | 30 | KAMAの遅い側の期間。往復相場での鈍さです。 |
VIDYA:CMOの期間VIDYA_CMOPeriod | 9 | VIDYAが使うCMOの期間です。 |
上級:リボンの配色(2項目)
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
短期側の色RibbonColorNear | C'255,193,7' | リボンの短期側の色。長期側との間を色相で補間します。RGBで直線的に混ぜると中間の本が灰色に沈み、帯の階調が読めなくなるためです。 |
長期側の色RibbonColorFar | C'79,134,247' | リボンの長期側の色です。 |
上級:スコア詳細(9項目)
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
傾きを見る本数SlopeBars | 5 | 主軸MAの傾きを何本ぶんで見るかです。 |
傾きと見なす変化(ATR倍)SlopeATR | 0.3 | 傾きと見なす変化量(ATR倍)。ATR比なので銘柄と時間足を問わず同じ設定で使えます。 |
直近クロスと見なす本数CrossFreshBars | 10 | 直近クロスと見なす本数です。 |
矢印を足から離す距離(ATR倍)ArrowOffsetATR | 0.5 | 矢印をローソク足から離す距離です。 |
買いシグナルの色ColorScoreBuy | C'41,214,120' | 買いシグナルと上向き表示の色です。 |
売りシグナルの色ColorScoreSell | C'255,88,88' | 売りシグナル、下向き表示、設定警告の色です。 |
買い矢印のコードArrowCodeUp | 233 | 買い矢印のコード(Wingdings)です。 |
売り矢印のコードArrowCodeDown | 234 | 売り矢印のコードです。 |
矢印のサイズArrowSize | 2 | 矢印のサイズです。 |
上級:パネル詳細(10項目)
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
表示位置PanelCorner | 右上CORNER_RU | 表示位置。四隅から選べます。 |
文字サイズPanelFontSize | 10 | パネルの文字サイズです。 |
横オフセットPanelX | 14 | パネルの横方向の余白です。 |
縦オフセットPanelY | 22 | パネルの縦方向の余白です。 |
背景板を敷くShowPanelBg | false | パネルの背後に背景板を敷きます。リボンモードでは線と文字が重なるので、オンにすると読みやすくなります。 |
背景板の幅(0で自動)PanelWidth | 0 | 背景板の幅。0で文字量に合わせて自動調整します。 |
主要な文字色PanelTextColor | C'205,212,228' | 見出しと主要な数値の文字色です。 |
補足行の文字色PanelSubColor | C'140,148,168' | 補足行の文字色です。 |
背景板の色PanelBgColor | C'22,27,40' | 背景板の色です。 |
背景板の枠色PanelBorderColor | C'58,66,88' | 背景板の枠の色です。 |
上級:通知(1項目)
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
音声ファイル名SoundFile | alert.wav | ターミナルのSoundsフォルダにあるファイル名を指定します。 |
上級:フィルター(4項目)
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
水平と見なす傾き(ATR倍)FlatSlopeATR | 0.15 | 水平と見なす傾き。スコアの傾き判定より意図的に緩くしてあります。同じ値にすると傾きが×のシグナルが全滅し、フィルターとして強すぎるためです。 |
収束と見なすリボン幅(ATR倍)RibbonWidthATR | 0.5 | 収束と見なすリボン幅(ATR倍)です。 |
ATR下限比率(対ATR移動平均)ATRMinRatio | 0.8 | 現在のATRがATR移動平均のこの比率を下回ると低ボラと判定します。 |
ATR移動平均の期間ATRAvgPeriod | 50 | 比較対象となるATR移動平均の期間です。 |
上級:計算(3項目)
| パラメーター | 既定値 | 説明 |
|---|---|---|
ATRの期間(統計の基準)ATRPeriod | 14 | 統計とフィルターの基準になるATRの期間。ATRも自前実装で、MT4標準の iATR() と同じ計算です。 |
描画に使う最大バー数DrawBars | 1500 | 描画に使う最大バー数です。 |
計算に使う絶対上限MaxBars | 6000 | 計算に使う絶対上限。統計や探索が必要とする本数は自動的に確保されるので、通常は変更不要です。 |
移動平均は MT4 標準の iMA() を使わず、すべて自前で計算しています。 DEMA・TEMA・HMA が「MAのMA」で中間結果の配列を必要とすること、MT5に iMAOnArray() が無いこと、MT4版とMT5版で計算コードを一致させられることが理由です。標準4種(SMA・EMA・SMMA・LWMA)は iMA() と照合でき、実測で最大差 0.000 Point で一致しています。
「フル」にするとこうなります
参考までに、フルプリセットの画面をお見せします。リボン8本、最適期間の上位3候補、ウォークフォワード結果、フィルターの内訳、MTF方向、そして設定への警告まで、すべてが一画面に出ます。
ただし既定は「標準」にしてあります。理由は3つです。
リボン8本が画面上部を広く占め、右上のパネルと重なって読みにくくなること。弱い設定のまま情報量だけが増え、「たくさん出ているから機能している」と受け取られかねないこと。そして最適期間の候補が、カーブフィッティングの説明を読む前に提示されてしまうことです。
順序として、まず継続率の実態を見る。そのうえで探索を使う。これをおすすめします。
注意事項
- 本インジケーターは売買を保証するものではありません。裁量判断の補助としてご利用ください。
- 継続率も最適期間も過去の集計値です。将来の値動きを予測するものではありません。ランダムな値動きでも780通り試せば64%の組み合わせが見つかることを、上記のとおりご理解のうえお使いください。
- 上位足フィルターは、過去の矢印も現在の上位足方向で選別します。過去の各足について当時の上位足の状態を再現するには計算量が大きすぎるためです。実運用では直近の判断が目的なので実害はありませんが、過去の矢印の並びを成績として読まないでください。
- スコアと矢印は確定した足でのみ判定します。形成中の足では動きません。
- 動作確認はMT4の最新ビルドで行っていますが、すべての業者・環境での動作を保証するものではありません。
- 再配布・改変しての販売はご遠慮ください。個人利用の範囲での改変は自由です。
よくある質問
Q. 期間や種類を変えても表示が変わりません
表示プリセットが「カスタム」以外になっていないか確認してください。初心者・標準・フルを選んでいる間は、プリセットがMA構成を上書きします。文字列で自由に指定したい場合は「カスタム」を選んでください。
Q. 「この設定は過去27%しか継続していません」と出ます
警告どおりの意味です。その銘柄・その時間足では、設定中の期間の組み合わせに優位性が見られなかったということです。不具合ではありません。最適期間の提案機能(フルプリセット)で他の組み合わせを探すか、時間足を変えてみてください。
Q. パーフェクトオーダーで通知は来るのに矢印が出ません
仕様です。矢印はスコアがしきい値に達したときに出ます。パーフェクトオーダーは4項目のうちの1項目にすぎません。1項目だけで矢印を出すと、他の3項目が不成立でも矢印が出ることになり、スコアで判定している意味がなくなります。通知は「注目すべき変化が起きた」ことを知らせるもので、そこから他の条件が揃うかを見に行く合図として使ってください。
Q. 中立が0件ですが正常ですか
正常です。観測本数20本のうちに、1ATR上か0.5ATR下のどちらかへ到達するのが普通だからです。中立が多く出るときのほうが問題で、観測本数に対して到達幅が大きすぎることを意味します。
Q. 最適期間の1位をそのまま使えばいいですか
おすすめしません。ランダムな値動きでも780通り試せば継続率64%の組み合わせが見つかります。1位という順位そのものに意味があるわけではありません。前半と後半の継続率が近い候補、検出回数が多い候補、短期と長期の比が2倍以上ある候補を優先して選んでください。
Q. しきい値を4にしたら矢印が出なくなりました
上位足では正常な挙動です。トレンド継続中はクロスが起きないため、4項目が同時に揃うことがほとんどありません。往復の多い下位足では、クロスし直す局面で稀に成立します。3が実質の運用水準です。
Q. 計算が重くありませんか
描画は3本×2500本で6〜10ミリ秒、継続率の集計は2000本で0.2〜0.4ミリ秒、最適期間の探索は780通りで約120ミリ秒です。探索は起動時に1回だけ実行します。ログに実測値が出るので、ご自分の環境で確認できます。
おわりに
ゴールデンクロスが効くかどうかは、本来なら数えれば分かることです。にもかかわらず、多くの人が印象で語ってきました。
この指標を作る過程でいちばん時間をかけたのは、描画でもシグナルでもなく、「その数字は本当に意味があるのか」を確かめる作業でした。ランダムな値動きでも33%は継続すると分かったこと。780通り試せば64%の組み合わせが見つかると分かったこと。この2つが、機能の設計そのものを決めました。
出てくる数字は、期待したほど良くないかもしれません。ただ、それが実態です。
まずはデモ口座で、普段見ている通貨ペアに入れてみてください。そして継続率の数字を、自分の目で確かめてみてください。
ご質問・不具合の報告は公式LINEまでお願いします。
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