MQL関数リファレンス

MQL4MQL5 イベント関数

OnInit()

できること
EA・インジケーターの起動時に1回だけ呼ばれる
対応
MQL4・MQL5

OnInit() とは

EA やインジケーターをチャートに入れたとき、パラメーターを変えたとき、時間足や通貨ペアを切り替えたときなどに1回だけ呼ばれる関数です。インジケーターのハンドル作成、入力値のチェック、タイマーの開始などの準備処理を書きます。

OnInit() の書式と引数

int OnInit()

引数はありません。

戻り値

INIT_SUCCEEDED(0)を返すと初期化成功です。INIT_FAILED を返すとプログラムは停止し、INIT_PARAMETERS_INCORRECT は入力値の誤りを表します(最適化ではその組み合わせを飛ばします)。

OnInit() の使い方(コード例)

MQL4・MQL5 共通

input int InpPeriod = 20;   // 期間

int OnInit()
{
   // 入力値のチェック:おかしな値なら起動しない
   if(InpPeriod < 1)
   {
      Print("期間は1以上にしてください");
      return INIT_PARAMETERS_INCORRECT;
   }
   EventSetTimer(60);        // 60秒ごとに OnTimer() を呼ぶ
   return INIT_SUCCEEDED;
}

void OnDeinit(const int reason)
{
   EventKillTimer();
}

void OnTick()
{
}

void OnTimer()
{
   Print("1分経過");
}

MetaEditor でコンパイルできることを確認済みです。

OnInit() の注意点

  • 戻り値が INIT_SUCCEEDED 以外だと、EA はチャートから外れて動きません。エキスパートタブに「initialization failed」と出たときは、OnInit() がどの return で終わったかを Print() で確認します。
  • OnInit() の時点ではまだ価格データがそろっていないことがあります。iClose() や CopyBuffer() で値が取れなくても失敗扱いにせず、実際の値の取得は OnTick()・OnCalculate() で行うのが安全です。
  • void OnInit() と書くこともできますが、成功・失敗を返せるよう int OnInit() で書くのがおすすめです。

OnInit() でよく出るエラー

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