MQL4MQL5 EA(エキスパートアドバイザー) EA の基本・安全対策

EA に有効期限を付けたい

結論:期限の日時を D'2026.12.31 23:59' のように書いておき、TimeCurrent() が期限を過ぎていたら動かないようにします。

考え方

体験版の EA などに有効期限を付ける例です。datetime 型の定数は D'年.月.日 時:分' の形で書けます。OnInit() で起動を止め、さらに OnTick() でも期限を確認して、期限を過ぎたら新規注文をしないようにします。

  1. 期限の日時を datetime 型の定数で書く
  2. OnInit() で期限を過ぎていれば INIT_FAILED を返す
  3. 動いている途中で期限を過ぎた場合のために、OnTick() でも確認する

そのまま使えるコード

MetaEditor の「新規作成」で「エキスパートアドバイザ(テンプレート)」を選び、できたファイルの中身をすべてこのコードに置き換えてコンパイル(F7)します。ファイルは Experts フォルダに保存され、ナビゲーターからチャートにドラッグして使います。

MQL4・MQL5 共通

#property strict
// 有効期限付きの EA のひな形
const datetime EXPIRY = D'2026.12.31 23:59';   // 有効期限(サーバー時刻)

bool IsExpired()
{
   return TimeCurrent() > EXPIRY;
}

int OnInit()
{
   if(IsExpired())
   {
      Alert("この EA の有効期限(", TimeToString(EXPIRY), ")が過ぎています");
      return INIT_FAILED;
   }
   return INIT_SUCCEEDED;
}

void OnTick()
{
   if(IsExpired())
   {
      Comment("有効期限切れのため停止中");
      return;
   }
   // ここに売買の処理を書く
}

MT4 版・MT5 版とも MetaEditor でコンパイル(エラー・警告なし)を確認済みです。実際の口座で使う前に、デモ口座やストラテジーテスターで動作を確かめてください。

カスタマイズのポイント

  • バックテストでも期限は判定されます(テスト中の日時で判定)。過去の期間のテストには影響しません。

注意点

  • TimeCurrent() はサーバー時刻なので、日本時間とは数時間ずれます。

このコードで使っている関数

うまく動かないときに出やすいエラー

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