2023年3月30日のFX為替予想

前日の概要

NYダウは-37ドル安、日経平均株価は+365円高の27883円と上昇しました。

ドル円は132円台後半へ上昇、クロス円も+1％超の連れ高となっています。

前日の結果

・ダウ平均 32717.60(+323.35 +1.00%)
・日経平均 27870(+280 +1.01%)
・金・ゴールド 1984.50(-5.90 -0.30%)
・原油・WTI 72.97(-0.23 -0.31%)

経済指標

特になし

今日のFX戦略

相場のポイント

△強気材料：欧米株の上昇や円安
▽弱気材料：なし
◆ドル円は132円台後半へ上昇
◆クロス円も+1％超の連れ高
◆米10年債利回りは3.564％と変わらず
◆ドルストレートは小幅に下落
◆米国株はナスダックが強い
◆欧州株は+1％超の上昇
◆金は-5ドル安
◆原油は-0.31％と小幅に反落
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆日経平均先物は+176円高の28060円
☆円安株高の地合いと予想

NYダウチャート（日足）

ナスダックチャート（日足）

IT・ハイテク株中心上昇

昨晩のNYダウはまとまった買いが入り、+323ドル高と反発しました。

ナスダックは上窓を空け上昇、+1.79％高と急伸しています。

金融不安が収まったことで、IT・ハイテク株中心に買戻し。

アマゾン+3.10％、メタ+2.33％、アップル+1.98％、マイクロソフト+1.92％と時価総額上位が全面高。半導体も連れ高となって、マイクロン+7.19％、クアルコム+3.09％、エヌビディア+2.17％、AMD+1.62％。

ウェルズファーゴ+2.13％、バンクオブアメリカ+1.96％、シティグループ+1.61％と銀行株も買われました。

対照的に、ユナイテッドヘルス-1.27％、メルク-0.58％、イーライリリー-0.53％とヘルスケアは軟調。

全体的には、値上がり銘柄数3301、値下がり銘柄数1436と全銘柄中66.2％が上昇しました。

テーマ別株価変動率

GAFAM　+1.83％
半導体　+3.39％
石油・エネルギー　+1.21％
穀物関連　+1.06％
銀行　+1.65％
電気自動車（EV）　+2.58％
軍需産業　+1.20％
メタバース　+2.17％
ディフェンシブ　+0.59％
インド関連　+1.01％
中国ADR　+0.83％

ドル円・クロス円とも+1％超の上昇

ドル円は朝から買いが続き、NY時間には132円台後半へ上値を伸ばしました。前日の下落が月末・年度末要因の売りだったため、買戻しが入った様子。

米10年債利回りは3.564％と変わらず、ドル高というよりリスクオンムードによる円安の動きが強いようで、引き続き買い継続と見ます。

クロス円も全面高、+1％超の上昇となりました。個別には特に材料は出ておらず、ドル円同様円安にサポートされています。

本日も株高が続くと思われ、円安も継続すると予想します。

米10年債利回り

商品相場は小幅に下落

金は-5ドル安、リスク回避の動きが一服したことで上値が重くなっています。値幅が15ドルほどのレンジですが、次第にレートは下がっていくと見ます。

原油は-0.31％と小幅に反落、72ドル台へ戻しました。連日の上昇で多少調整が入った程度、引き続き70ドル台を維持して推移と予想します。

金・ゴールドチャート（日足）

原油・WTIチャート（日足）

ドル円　注文状況

ドル円板情報

日経平均先物は、時間外で+176円高の28060円と続伸しました。欧米株とも上昇し円安も進んでいることから、現物も28000円台へ乗せると予想します。

ドル円の下値は132.45円がサポートライン、上値は132.90円や133.00円がレジスタンスライン。ドル高というより円売りの方が強く、リスクオンムードで円安が進むと見ます。

経済指標

★★★
21:30（米）前週分新規失業保険申請件数
前回：19.1万件　予想：19.6万件

OANDAオーダーポジション

【オープンオーダー】 オレンジ：指値注文、青：逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ：含み益、青：塩漬け

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