2015年9月29日のＦＸ為替相場予想
【本日の予想通貨ペア】（欧州時間まで）
ドル円 119.86 下落 （4時間足）↓
予想レンジ 119.50～120.05
【ＴＨＶ Ｖ４による分析】
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
下落が継続すると予想します。
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【昨日の概要】
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先週末のNYダウは+113ドル高と上昇したものの、日本株の9月権利落ち日（売ってもよい日）だったことや中国株が一時下落に転じたことで、日経平均株価は-235円安の17645円と反落して引けました。
その後、欧米株が急反落したことで円高が進み、ドル円は一時119.70円まで下落しています。
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【昨日の結果】
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・ダウ平均･････････････････････16001.89（-312.78 -1.92%）
・CME日経平均先物･････････････17455（大証終比：-235 -1.35%）
・NY金先物12月限（COMEX）･･･1131.70（-13.90 -1.21%）
・NY原油先物11月限（WTI）････44.43（-1.27 -2.78%）
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【経済指標】
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★★
21:30 (米) 8月個人所得 [前月比]
前回：+0.4％ 予想：+0.4％ 結果：+0.3％
★★
21:30 (米) 8月個人支出 [前月比]
前回：+0.3％ 予想：+0.3％ 結果：+0.4％
★★★
21:30 (米) 8月PCEデフレーター [前年比]
前回：+0.3％ 予想：+0.3％ 結果：+0.3％
★★★
21:30 (米) 8月PCEコア・デフレーター [前月比]
前回：+0.1％ 予想：+0.1％ 結果：+0.1％
★★★
21:30 (米) 8月PCEコア・デフレーター [前年比]
前回：+1.2％ 予想：+1.3％ 結果：+1.3％
★★★
23:00 (米) 8月中古住宅販売成約 [前月比]
前回：+0.5％ 予想：+0.5％ 結果：-1.4％
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【本日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━━
▽弱気材料：NYダウの大幅安、米利回りの低下
△強気材料：なし
◆ドル円は119円台後半へ下落
◆米10年債利回りは2.098％へ下落
◆VIX指数が27.63ポイントへ上昇
◆再びユーロキャリートレードの解消が始まる
◆ユーロ以外の通貨が売られる
◆世界最大の商品取引商社英グレンコアの経営危機が観測
◆21時に独9月消費者物価指数が発表
◆22時に米7月S＆P/ケース・シラー住宅価格指数が発表
◆23時に米9月消費者信頼感指数が発表
◆日経平均先物は-240円安の17400円と続落
☆円買いとユーロキャリートレードの解消が続くと予想
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＜NYダウが終日売られ、大幅安に＞
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昨晩のNYダウは先週末に急反発した反動で-100ドル安でスタート、その後は売り圧力が強く反発できず、-312ドル安と大幅反落となりました。
ダドリー米ニューヨーク連銀総裁が10月のFOMCも利上げ決定の可能性がある会合になるとの見解を示したことや、中国国家統計局が発表した8月の工業部門企業利益が、前年同月比8.8％減少と2011年の調査開始以来最大の落ち込みを記録したため、終日売りに押されました。
米著名投資家アイカーン氏がバブル崩壊を警鐘したことも、重しとなっています。
株安により、ドル円は120.30円台から119.70円へ下落、米10年債利回りも2.098％へ下落しているため、ドル円は下値模索が続くと予想します。
▼米10年債利回り
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＜ユーロ以外売られる＞
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欧米株の大幅下落を受け、再びユーロキャリートレードの解消が始まりました。
ユーロドルは1.1248まで上昇、対ドル・対ポンド・対豪ドルでの買戻しが続くと予想します。
ユーロ高によりポンドも連れ高となる場面があったのですが、商品相場の下落が長引いていることにより、世界最大の商品取引商社である英グレンコアの経営危機が観測されたことで、下落に転じてしまいました。
このニュースで、英株式市場は-2.46％と大幅反落しています。
一度下落しかけていたVIX指数（恐怖指数）は再び27.63ポイントへ上昇、リスク回避の円買いとユーロキャリートレードの解消が続くと予想します。
なお、株安によりオセアニア通貨にも売り圧力が強まっています。
▼VIX指数
▼英FTSETM100指数（日足）
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＜ドル円 オーダー状況＞
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122.00円 売り厚め
121.50-60円 断続的に売り
121.25-30円 断続的に売り
121.00円 売り
119.83円 9/29 4:33現在（高値120.60円 - 安値119.70円）
119.50円 買い
119.00-10円 断続的に買い
118.60円 割り込むとストップロス売り
118.50円 買い厚め・割り込むとストップロス売り
日経平均先物は、時間外で-240円安の17400円と続落しました。
株安によりドル円は再度119.80円割れを試すと予想、下値は119.50円が強いサポートラインとなっていますが、株安が続けば割れる可能性があります。
▼ドル円板情報
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【経済指標】
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★★★
21:00 (独) 9月消費者物価指数・速報 [前月比]
前回：0.0％ 予想：-0.1％
★★★
21:00 (独) 9月消費者物価指数・速報 [前年比]
前回：+0.2％ 予想：+0.1％
★★
22:00 (米) 7月S＆P/ケース・シラー住宅価格指数 [前年比]
前回：+4.97％ 予想：+5.10％
★★★
23:00 (米) 9月消費者信頼感指数
前回：101.5 予想：96.0
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