2022年12月13日のFX為替相場予想

前日の概要

NYダウは-305ドル安、日経平均株価は-58円安の27842円と下落しました。

ドル円は137円台後半へ上昇、クロス円も連れ高となっています。

前日の結果

・ダウ平均　33974.49（+498.03　+1.49%）
・日経平均　28000（+230　+0.82%）
・金・ゴールド　1792.30（-18.40　-1.02%）
・原油・WTI　73.17（+2.15　+3.03%）

経済指標

特になし

本日のFX戦略

相場のポイント

△強気材料：NYダウや米利回りの上昇
▽弱気材料：なし
◆ドル円は137円台後半へ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは3.611％へ上昇
◆ドルストレートは豪ドルが売られる
◆米国株は急反発
◆欧州株は小幅に下落
◆金は-18ドル安と反落
◆原油は+3.03％と反発
◆22時30分に米11月消費者物価指数（CPI）が発表
◆日経平均先物は+202円高の28044円
☆円安株高の地合いと予想

NYダウチャート（日足）

ナスダックチャート（日足）

米国株は引けにかけ買いが強まる

昨晩のNYダウは買戻しが入り、+498ドル高と反発しました。

ナスダックも後半にかけ買いが強まって、+1.05％高と上昇しています。

今晩発表の米11月CPIは、前回に続き鈍化傾向との予想が買い材料に。

原油の反発で、エクソンモービル+2.38％、シェブロン+1.22％とエネルギー株が上昇。マイクロソフト+2.38％、アップル+1.25％、アマゾン+1.09％とIT・ハイテク株も買われました。小売や銀行、不動産、ヘルスケアなど幅広い銘柄に買いが入っています。

そんな中、テスラが-6.22％と逆行安、ドイツ工場での人員不足が報じられ悪材料となりました。

全体的には買い優勢で、値上がり銘柄数3108、値下がり銘柄数1788と全銘柄中の59.9％が上昇しています。

テーマ別株価変動率

GAFAM　+0.11％
半導体　+1.31％
石油・エネルギー　+2.44％
穀物関連　-0.15％
銀行　+0.93％
電気自動車（EV）　+0.91％
軍需産業　+0.65％
メタバース　+0.99％
SDGs　+1.15％
中国ADR　-4.28％
ディフェンシブ　+1.19％

ドル円は先週末からの買いが継続

週明けのドル円は買いが続き、137円台後半へ上値を伸ばしました。先週末に発表された良好な米経済指標を受け、米10年債利回りが3.611％へ上昇しドル買いが続いた形に。

水曜日のFOMCでは従来予想より利上げ幅が縮まるとはいえ+0.5％の利上げが見込まれていることから、ドルへの買いが続くと予想します。

クロス円も連れ高、米国株高による円安にもサポートされました。ユーロ円は145円台乗せ、ポンド円も169円台へ上昇しています。

ドル高により豪ドルドルが売られたことで豪ドル円はやや伸び悩んでいますが、原油が+3％超反発したため底堅い推移が期待できます。

米10年債利回り

金が売られ原油が買われる

金は-18ドル安と反落、米利回りの上昇に押されました。

現物取引は反発してもすぐ売りに押される流れとなっており、しばらくは下値模索と見ます。

一方、原油は+3.03％と73ドル台へ反発しました。ただ、特に材料は出ておらず値ごろ感や米国株高で買戻しが入った様子。

引き続き、70ドル台前半での動きが続くと予想します。

金・ゴールドチャート（日足）

原油・WTIチャート（日足）

ドル円　注文状況

ドル円板情報

日経平均先物は、時間外で+202円高の28044円と反発しました。米国株が上昇し円安も進んでいることから、28000円を回復すると予想します。

ドル円の下値は137.35円付近がサポートライン、上値は138.00円がレジスタンスライン。再びドル買いの流れが強まっており、138円台を試すと見ています。

今晩は、22時30分に発表される米11月消費者物価指数（CPI）に注目、結果次第でボラティリティが高まるでしょう。

経済指標

★★★
22:30（米）11月消費者物価指数（ＣＰＩ）(前月比)
前回：0.4％　予想：0.3％
★★★
22:30（米）11月消費者物価指数（ＣＰＩ）(前年同月比)
前回：7.7％　予想：7.3％
★★★
22:30（米）11月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）(前月比)
前回：0.3％　予想：0.3％
★★★
22:30（米）11月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）(前年同月比)
前回：6.3％　予想：6.1％

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