2015年5月14日のＦＸ為替相場予想
【本日の予想通貨ペア】（欧州時間まで）
ユーロドル 1.1348 上昇 （4時間足）↑
予想レンジ 1.1310～1.1400
【ＴＨＶ Ｖ４による分析】
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドが続いています。
上昇が継続すると予想します。
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【昨日の概要】
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昨晩のNYダウが-36ドル安となったことを受け、日経平均株価も序盤は売られたのですが、後場に入ると買い戻されて+139円高の19762円で引けました。
日本株の反発により、ドル円も一時120.01円へ上昇したのですが、米4月小売売上高が予想を下回ったことで119.10円付近へ下落しています。
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【昨日の結果】
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・ダウ平均･････････････････････18060.49（-7.74 -0.04%）
・CME日経平均先物･････････････19650（大証終比：-130 -0.66%）
・NY金先物12月限（COMEX）･･･1218.20（+25.80 +2.16%）
・NY原油先物11月限（WTI）････60.50（-0.25 -0.41%）
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【経済指標】
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★★★
08:50 (日) 3月経常収支
前回：+1兆4401億円 予想：+2兆0710億円 結果：+2兆7953億円
★★★
08:50 (日) 3月貿易収支
前回：-1431億円 予想：+5275億円 結果：+6714億円
★★★
14:30 (中国) 4月鉱工業生産 [前年比]
前回：+5.6％ 予想：+6.0％ 結果：+5.9％
★★★
14:30 (中国) 4月小売売上高 [前年比]
前回：+10.2％ 予想：+10.4％ 結果：+10.0％
★★★
15:00 (独) 第1四半期GDP・速報値 [前期比]
前回：+0.7％ 予想：+0.5％ 結果：+0.3％
★★★
15:00 (独) 第1四半期GDP・速報値 [前年比]
前回：+1.4％ 予想：+1.4％ 結果：+1.0％
★★★★
17:30 (英) 4月失業保険申請件数
前回：-2.07万件 予想：-2.00万件 結果：-1.26万件
★★★★
17:30 (英) 4月失業率
前回：2.3％ 予想：2.2％ 結果：2.3％
★★★
18:00 (ユーロ圏) 第1四半期GDP・速報値 [前期比]
前回：+0.3％ 予想：+0.5％ 結果：+0.4％
★★★
18:00 (ユーロ圏) 第1四半期GDP・速報値 [前年比]
前回：+0.9％ 予想：+1.1％ 結果：+1.0％
★★★
18:00 (ユーロ圏) 3月鉱工業生産・季調済 [前月比]
前回：+1.1％ 予想：-0.3％ 結果：-0.3％
★★★★
21:30 (米) 4月小売売上高 [前月比]
前回：+0.9％ 予想：+0.2％ 結果：0.0％
★★★★
21:30 (米) 4月小売売上高 [前月比：除自動車]
前回：+0.4％ 予想：+0.4％ 結果：+0.1％
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【本日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━━
▽弱気材料：ドル安
△強気材料：ユーロや豪ドルは上昇
◆米4月小売売上高悪化を受け、ドル円は119.10円付近へ下落
◆米10年債利回りは2.293％
◆世界的な国債売りが継続
◆ユーロや豪ドルが上昇
◆ポンドは英成長率見通し引き下げで反落
◆21時30分に米週次新規失業保険申請件数と4月PPIが発表
◆日経平均先物は-120円安の19640円
☆ドル安が継続、ユーロや豪ドルは買い優勢と予想
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＜米4月小売売上高悪化により、ドル円は下落＞
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昨晩発表された米4月小売売上高（除自動車）が、予想+0.4％に対し結果+0.1％と伸び悩んでいたため、ドル売りが進みました。
ドル円は一時119.04円まで下落、NYダウも売りに押され-7ドル安と続落しています。
ただ、ドイツ国債を始め世界的に国債が売られた影響で、米10年債利回りも2.293％とつれ高になっており、株と為替の下落は限定的となりました。
▼米10年債利回り
世界的な国債の下落に関しては、QEによる欧州の信用成長や原油反転の動きでインフレ期待が高まったためと言われていますが、日本の長期国債も売られているので、長引けば日本の住宅市場を中心に悪影響を及ぼしそうです。
▼日本長期国債先物
▼ドイツ10年債と米10年債の利回り推移
参照：ドイツ国債利回り上昇がユーロに与える影響（インヴァスト証券）
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＜ユーロを中心にドルストレートが上昇＞
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ドル安が進んだ一方、ユーロを中心にドル以外の通貨の買戻しが進みました。
ユーロドルは一時1.1382まで反発、大量に貯まっているショートをじわじわ苦しめながらの上昇が続いており、1.1500の節目突破も見えてきました。
ドル安を受け豪ドルも急伸、豪ドルドルは0.8124と1月22日以来の高水準、豪ドル円も96.78円の高値を付けています。
ポンドは、予想を上回った英4月失業率を受け序盤は買われていたのですが、18時30分に発表された英BOE四半期インフレレポートで、ギリシャ問題による下振れリスクを考慮し、英成長率が2015年2.5％（前回2.9％）、16年2.6％（前回2.9％）、17年2.4％（前回2.7％）とそれぞれ引き下げられたことを受け、対ドル・対円とも始値を若干割り込んだ水準へと下落しました。
もともと、急騰後で利食い売りの入りやすい地合いでもあったため、ポンドはしばらく上値の重い状態が続くと予想します。
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＜ドル円 オーダー状況＞
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121.50円 売り厚め・超えるとストップロス買い
121.00円 売り厚め・超えるとストップロス買い
120.80円 売り
120.50円 売り厚め
120.30円 売り
119.13円 5/14 4:28現在（高値120.10円 - 安値119.03円）
119.00円 買い・割り込むとストップロス売り
118.80-85円 断続的に買い
118.50円 買い・割り込むとストップロス売り
118.45円 割り込むとストップロス売り大きめ
118.00円 買い厚め・割り込むとストップロス売り
117.50円 買い厚め・割り込むとストップロス売り
ドル円が119円台前半へ下落したことを受け、日経平均先物は時間外で-120円安の19640円となっています。
NYダウは-7ドルしか下落していないので、ドル円が119.00円の節目を割れなければ、-100円程度の利食い売りで済みそうです。
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【経済指標】
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21:30 (米) 週次新規失業保険申請件数
前回：26.5万件 予想：27.3万件
★★★
21:30 (米) 4月生産者物価指数 [前月比]
前回：+0.2％ 予想：+0.1％
★★★
21:30 (米) 4月生産者物価指数 [コア：前月比]
前回：+0.2％ 予想：+0.1％
★★★
21:30 (米) 4月生産者物価指数 [前年比]
前回：-0.8％ 予想：-0.8％
★★★
21:30 (米) 4月生産者物価指数 [コア：前年比]
前回：+0.9％ 予想：+1.1％
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