2015年11月16日のＦＸ為替相場予想
【本日の予想通貨ペア】（欧州時間まで）
ドル円 122.61 下落 （日足）↓
予想レンジ 121.50～122.80
【ＴＨＶ Ｖ４による分析】
日足ベースで、ファストトリックスの色が赤色に変わりました。
下落が継続すると予想します。
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【昨日の概要】
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NYダウが-254ドル安と続落したことを受け、日経平均株価も-100円安の19596円と反落して引けました。
株安により、ドル円は一時122.46円まで下落、その後も上値の重い状態が続きました。
【動画】（ロイター）
米国株続落、小売、ハイテク銘柄に売り(13日)
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【昨日の結果】
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・ダウ平均･････････････････････17245.24（-202.83 -1.16%）
・CME日経平均先物･････････････19425（大証終比：-205 -1.05%）
・NY金先物12月限（COMEX）･･･1080.90（-0.10 -0.01%）
・NY原油先物11月限（WTI）････40.74（-1.01 -2.42%）
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【経済指標】
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★★★
13:30 (日) 9月鉱工業生産・確報 （前月比）
前回：+1.0％ 予想：- 結果：+1.1％
★★
13:30 (日) 9月第3次産業活動指数 （前月比）
前回：+0.1％ 予想：+0.1％ 結果：-0.4％
★★★
16:00 (独) 7-9月期GDP・速報値 （前期比）
前回：+0.4％ 予想：+0.3％ 結果：+0.3％
★★★
16:00 (独) 7-9月期GDP・速報値 （季調前：前年比）
前回：+1.6％ 予想：+1.8％ 結果：+1.8％
★★★
19:00 (ユーロ圏) 7-9月期GDP・速報値 （前期比）
前回：+0.4％ 予想：+0.4％ 結果：+0.3％
★★★
(ユーロ圏) 7-9月期GDP・速報値 （前年比）
前回：+1.5％ 予想：+1.7％ 結果：+1.6％
★★★
19:00 (ユーロ圏) 9月貿易収支 （季調前）
前回：+112億EUR 予想：- 結果：+205億EUR
★★★★
22:30 (米) 10月小売売上高 （前月比）
前回：+0.1％ 予想：+0.3％ 結果：+0.1％
★★★★
22:30 (米) 10月小売売上高 （前月比：除自動車）
前回：-0.3％ 予想：+0.4％ 結果：+0.2％
★★★
22:30 (米) 10月生産者物価指数 （前月比）
前回：-0.5％ 予想：+0.2％ 結果：-0.4％
★★★
22:30 (米) 10月生産者物価指数 （コア：前月比）
前回：-0.3％ 予想：+0.1％ 結果：-0.3％
★★★
22:30 (米) 10月生産者物価指数 （前年比）
前回：-1.1％ 予想：-1.2％ 結果：-1.6％
★★★
22:30 (米) 10月生産者物価指数 （コア：前年比）
前回：+0.8％ 予想：+0.5％ 結果：+0.1％
★★★★
24:00 (米) 11月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値
前回：90.0 予想：91.3 結果：93.1
★★
24:00 (米) 9月企業在庫 （前月比）
前回：0.0％ 予想：0.0％ 結果：+0.3％
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【本日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━━
▽弱気材料：NYダウの続落、仏同時多発テロ
△強気材料：なし
◆引け後、仏同時多発テロが発生
◆ドル円は122円台半ばで推移
◆米10年債利回りは2.275％へ下落
◆IMM通貨先物ポジションは、円ショートが増加
◆ユーロやポンド、豪ドルはロングが減少
◆8時50分に日本の7-9月期GDP（1次速報）が発表
◆19時に欧10月消費者物価指数が発表
◆22時30分に米11月NY連銀製造業景況指数が発表
◆日経平均先物は-192円安の19404円と反落
☆リスク回避の円買い株安と予想
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＜株安により、ドル安に転じる＞
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先週末のNYダウは米10月小売売上高が予想を下回ったことや小売やハイテク企業の決算が振るわず、-202ドル安と大幅続落となりました。
株安により、ドル円は123円台が回復できず122円台半ばでの推移となっています。
米10年債利回りは2.275％へ下落、ドル高は一服しており利食い売りが継続すると予想します。
▼米10年債利回り
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＜引け後、仏同時多発テロが発生＞
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金曜日のNY市場クローズ後、フランスでイスラム国による同時多発テロが発生しました。
少なくとも6か所がほぼ同時に攻撃され、127人が死亡しています。
イスラム国は、パリ中心部の各地に爆弾ベルトを身に着けたり、マシンガンを携帯したりした戦闘員を送り込んだとしており、オランド大統領はフランス全土に非常事態を宣言しました。
これにより、週明けはリスク回避の円買いでスタートすると思われ、地合いが良ければ窓を閉めることも多いのですが、先週の米国株は週ベースで8月以来の大幅下落となっているため、反発は難しいと思われます。
日本株やドル円に関しても、もともと過熱感が高かったため、しばらくは売りが継続すると予想します。
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＜IMM通貨先物ポジションは、円ショートが増加＞
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IMM通貨先物ポジションは、円ショートが増加し円安となりました。
しかし、仏同時多発テロの影響で、いったん円買いに転じると思われます。
一方、ユーロやポンド、豪ドルはロングが減少しショートが増加、売り圧力が強まってきています。
▼IMM通貨先物ポジション
円
ユーロ
ポンド
豪ドル
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＜ドル円 オーダー状況＞
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124.50円 売り厚め・超えるとストップロス買い
124.00円 売り厚め
123.80円 売り・超えるとストップロス買い
123.50-60円 売り厚め本邦勢ほか
123.00円 OP16日NYカット大きめ
122.61円 11/14 7:00現在（高値122.99円 - 安値122.43円）
122.50円 OP16日NYカット
122.25-30円 断続的に買い
122.00円 買い
121.75円 割り込むとストップロス売り
121.50-60円 断続的に買い
日経平均先物は、時間外で-192円安の19404円と反落しました。
仏テロの影響は未知数ですが、少なくとも上窓でスタートすることはないでしょう。
基本的には、円とスイスフラン、ドルストレートのドルが大きく買われるはずです。
さらに、ザラバ前に発表される日本の7-9月期GDP（1次速報）が、マイナス予想となっているこちらにも要注意。
いつものように、寄り付き前のレートをブログへ掲載します。
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【経済指標】
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★★★
08:50 (日) 7-9月期GDP・1次速報 （前期比）
前回：：-0.3％ 予想：-0.1％
★★★
(日) 7-9月期GDP・1次速報 （前期比年率）
前回：：-1.2％ 予想：-0.2％
★★★
08:50 (日) 7-9月期GDPデフレーター・1次速報 （前年比）
前回：：+1.5％ 予想：+1.7％
★★★
19:00 (ユーロ圏) 10月消費者物価指数（HICP）・確報 （前年比）
前回：：0.0％ 予想： 0.0％
★★★
22:30 (米) 11月NY連銀製造業景況指数
前回：：-11.36 予想：-6.00
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