2013年11月18日のＦＸ為替相場予想
【明日の推奨通貨ペア】（欧州時間まで）
ドル円 100.17 下落 （4時間足） ↓
予想レンジ 99.60～100.50
【ＴＨＶ Ｖ４による分析】
ファストトリックスの色が、緑色から赤色に変わりました。
先週末の流れを引き継ぐようであれば再度100円を下回りますが、一目の雲を抜けるかはじかれるかどうかがポイント。
【昨日の概要】
日本株は大幅高、+289円高の15162円で引けました。時間外ではさらに上昇して一時15380円まで上昇、現在は現物よりも+155円高い15315円となっています。
1ドル100円を突破したドル円は、ロンドン時間に欧州株がマイナス圏からプラス圏へ上昇した動きを見て一時100.43円まで上昇、その後は利食い売りに押されましたが、100円台前半をキープしました。
【昨日の結果】
・ダウ平均････････････････････････15961.70（+85.48 +0.54%）
・CME日経平均先物･････････････15315（大証終比：+250 +1.66%）
・NY金先物12月限（COMEX）･･･1287.40（+1.10 +0.09%）
・NY原油先物11月限（WTI）･････93.84（+0.08 +0.09%）
【経済指標】
★★★
22:30 （米）9月NY連銀製造業景気指数 前回：+1.52 予想：+5.00 結果：-2.21
【明日の戦略】
＜どこまで上昇できるか＞
日経平均株価は1週間で1100円上昇、ドル円も節目となる1ドル100円を突破しましたが、株に比べるとドル円の上値は重いようです。
ドル円のシカゴIMM通貨先物ポジションは一気に積み上がり、5月と同程度の水準に達しました。しかもこれは11月12日時点の統計です。
10万枚を超えると調整が入る流れが続いているのですが、1ドル100円を突破する前からかなり円ショートが積み上がっていたことが分かります。
＜水曜日まで、材料なし＞
水曜日の米小売売上高やFOMC議事録公表まで、特に目立った材料はありません。買い意欲は旺盛なのですが、上述したように円ショートが多すぎるうえ総建玉数は減っているので、材料なしでの一段高は難しいと思われます。
ただ、株高が継続すればリスクオンとなって再度上昇することになり、100.50円や100.80円の強いレジスタンスラインを抜けられるかどうかがポイントとなります。
まずは、週明けに100円台を維持できるかどうかでしょう。
株価に関しては、アベノミクスによる上昇ではなく米緩和延長期待による株高なので、完全に米国頼みとなっています。日本の事情を見ても全く意味がない状態となっているので、NYダウを見ていくしかありません。
ちなみに、NYダウはすでに4年間上昇トレンドが続き、今年の3月くらいからバブルだと言われ続けています。直近では、ヘッジファンドの決算やクリスマス休暇を無事迎えようという心理から、売り圧力が強まる可能性があります。なにがきっかけで米国株が急落するかわからないので、注意した方が良いでしょう。
【ドル円の注文状況】
101.00円 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
100.80円 売り厚め
100.50円 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
100.20円 現在
99.80-90円 断続的に買い・割り込むとストップロス売り
99.60円 割り込むとストップロス売り大きめ
99.20円 買い厚め
99.00円 買い厚め・割り込むとストップロス売り
98.80-90円 断続的に買い・割り込むとストップロス売り
98.70円 買い
98.50円 買い厚め本邦勢ほか
98.20-30円 断続的に買い
いつものように、100.50円と100.80円に厚い売りがあります。
100円にはあまり注文が貯まっておらず、むしろ99.80円の方が強いサポートラインとなっています。
【経済指標】
★★★
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