2013年06月06日のＦＸ為替相場予想
【今日の推奨通貨ペア】（欧州時間まで）
豪ドル円 94.55 下落 （4時間足） ↓
予想レンジ 94.05～95.00
【ＴＨＶ Ｖ４による分析】
トリックスは同色の赤色でクロス後、下落が続いています。
さらに下押しするようだと92円が下値めどとなります。
【昨日の概要】
昨日発表されたアベノミクス第３弾は、具体的な施策がなく特に真新しいものもなかったため失望売りが広がり、日経平均株価は518円安の13014円で引けました。
為替も徐々に円高になり、夜発表された米5月ADP雇用統計が予想+17.0万人に対して結果+13.5万人と予想を下回るとドル円は99円前半まで下落、その後もNYダウが200ドル超下落するなど軟調に推移したため、反発できずに99.10円付近で推移しています。
【昨日の結果】
・ダウ平均 14960.59（-216.95 -1.43%）
・CME日経平均先物 12885（大証終比：-55 -0.42%）
・NY金先物12月限（COMEX） 1398.50（+1.30 +0.09%）
・NY原油先物11月限（WTI） 93.74（+0.43 +0.46%）
【重要経済指標】
★★★★
10:30 （豪）Q1GDP（前期比） 前回：+0.6％ 予想：+0.8％ 結果：+0.6％
★★★★
10:30 （豪）Q1GDP（前年同期比） 前回：+3.1％ 予想：+2.7％ 結果：+2.5％
★★
10:45 （中）5月HSBCサービス業PMI 前回：51.1 予想：－ 結果：51.2
★★★
18:00 （欧）Q1GDP＜速報値＞（前期比）
前回：速-0.2％ 予想：-0.2％ 結果：-0.2％
★★★
21:15 （米）5月ADP雇用統計（前月比）
前回：+11.9万人 予想：+17.0万人 結果：+13.5万人
★★★★
23:00 （米）5月ISM非製造業総合景況指数 前回：53.1 予想：53.5
【その他】
09:00 （米）フィッシャー・ダラス連銀総裁講演
【今日の戦略】
NYダウが200ドル超の調整、日経平均先物時間外はすでに12855円となっています。株の方はセリングクライマックスが来ないと反発しそうもなく、株が下落するとなると、ドル円・クロス円も再び下値模索の値動きとなるでしょう。
特に豪ドルの弱さが目立ち、一昨日の豪政策金利は2.75％の据え置きとなりましたが追加利下げへの期待感は根強く、豪ドル円は92円程度まで下落する可能性があります。
今晩は英と欧の政策金利発表、どちらも据え置きの予想ですが21時30分からドラギECB総裁の講演があるため、神経質な展開になりそう。また、明日の雇用統計を占う米新規失業保険申請件数も発表されます。このところQE3縮小期待も混じって上下どちらに動くのか非常に予想しづらい相場が続いています。
いずれにせよ、豪ドルは下降トレンド継続と予想します。
こういった相場は、ドルのようにどちらへ動くか予想のつかない通貨をトレードするよりも、弱さの目立っている豪ドルのような通貨を売った方が得策でしょう。
【重要経済指標】
★★★
10:30 （豪）4月貿易収支 前回：+3.07億豪$ 予想：+1.80億豪$
★★★★★
20:00 （英）英中銀MPC・政策金利発表 前回：0.50％ 予想：0.50％
★★★★★
20:00 （英）英中銀MPC・資産買い入れ規模発表 前回：3750億￡ 予想：3750億￡
★★★★★
20:45 （欧）ECB・政策金利発表 前回：0.50％ 予想：0.50％
★★★
21:30 （米）新規失業保険申請件数 前回：35.4万件 予想：34.5万件
【その他】
21:00 （米）プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁講演
21:30 （欧）ドラギECB総裁講演
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