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2015年2月19日のＦＸ為替相場予想
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【今日の予想通貨ペア】（欧州時間まで）
ドル円 118.68 下落 （4時間足）↓
予想レンジ 118.20～118.90
【ＴＨＶ Ｖ４による分析】
ファストトリックスの色が赤色に変わりました。
下値模索が続くと予想します。
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【昨日の概要】
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NYダウが+28ドル高と続伸したことやドル円が119円台へ乗せたことを受け、日経平均株価は+212円高の18199円と年初来高値を更新して引けました。
ドル円は119円台前半で推移していたのですが、早朝のFOMC議事録を受けて118.60円付近へ急落しています。
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【昨日の結果】
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・ダウ平均･････････････････････18029.85（-17.73 -0.10％）
・CME日経平均先物･････････････18250（+150 +0.83％）
・NY金先物12月限（COMEX）･･･1200.20（-8.40 -0.70%）
・NY原油先物11月限（WTI）････52.14（-1.39 -2.60%）
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【経済指標】
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★★★★
18:30 (英) 1月失業保険申請件数
前回：-2.97万件 予想：-2.50万件 結果：-3.86万人
★★★★
18:30 (英) 1月失業率 前回：2.6％ 予想：2.5％ 結果：2.5％
★★★
22:30 (米) 1月生産者物価指数 [前月比]
前回：-0.3％ 予想：-0.4％ 結果：-0.8％
★★★
22:30 (米) 1月生産者物価指数 [コア：前月比]
前回：+0.3％ 予想：+0.1％ 結果：-0.1％
★★★
22:30 (米) 1月生産者物価指数 [前年比]
前回：+1.1％ 予想：+0.4％ 結果：0.0％
★★★
22:30 (米) 1月生産者物価指数 [コア：前年比]
前回：+2.1％ 予想：+2.0％ 結果：+1.6％
★★★
22:30 (米) 1月住宅着工件数
前回：108.9万件 予想：107.0万件 結果：106.5万件
★★★
22:30 (米) 1月建設許可件数
前回：103.2万件(105.8万件) 予想：106.8万件 結果：105.3万件
★★★
23:15 (米) 1月鉱工業生産 [前月比]
前回：-0.1％ 予想：+0.3％ 結果：+0.2％
★★★★★
28:00 (米) FOMC議事録（1月27・28日分）
（中）休場（旧正月）～2/18（金）
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【今日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━━
▽弱気材料：ドル安、ギリシャ懸念
△強気材料：なし
◆ドル円は119.30円から118.55円へ急落
◆米10年債利回りも2.082％へ急落
◆FOMC議事録では予想以上の慎重姿勢に
◆ギリシャ情勢は進展なし
◆ギリシャの融資延長要請が本日に変更
◆良好な英雇用統計によりポンドは独歩高
◆8時50分に日本の貿易収支が発表
◆22時30分に米週次新規失業保険申請件数が発表
◆24時に米2月フィラデルフィア連銀景況指数が発表
◆日経平均先物は+50円高の18250円
☆ドル安により、下値模索になると予想
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＜FOMC議事録を受けドル円が急落＞
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ドル円は、株高の割に上値の重い状態が続いていましたが、早朝のFOMC議事録を受け119.30円から118.55円へ急落してしまいました。
一昨日、ドル円が119円台を急回復した要因には早期利上げへの期待感もあったのですが、議事録ではリスクを考えるとゼロ金利を長く維持する方向に傾斜、海外経済の悪化に米経済成長の見通し下振れリスクと予想以上に慎重な姿勢へと変わっていました。
もともと、最近の原油安や世界情勢から早期利上げには慎重になる可能性があったのですが、ネガティブサプライズとなり期待感から上昇していた分がそのまま帳消しになった格好となりました。
米10年債利回りも2.082％へ急落、しばらくはドル安基調になると予想します。
▼米10年債利回り
＜FOMC議事録の主な内容＞
・多くが時期尚早の利上げが回復を弱める可能性に言及
・リスクを考えるとゼロ金利を長く維持する方向に傾斜
・「辛抱強い」の削除は日付の注目になる可能性と多くが判断
・海外経済の悪化に米経済成長の見通し下振れリスク
・ドル高が米国の輸出抑制
・ギリシャやウクライナ情勢は国際経済へのリスク
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＜ギリシャ情勢は進展なし＞
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ドル安となったものの、ギリシャ情勢の方はまだ予断を許さない状態のため、ユーロドルは前日終値と比べて小幅安と上昇は限られました。
NY時間中に、ECBがギリシャ銀行にへの緊急流動性供給（ELA）を683億ユーロまで承認したと伝わったものの、肝心の融資延長要請が行われませんでした。
本来であれば昨日行われた融資延長要請ですが、ギリシャ当局者は融資延長要請を19日提出する予定と述べており、緊縮策を承認しての融資延長要請なのかも怪しくなってきています。
一方、ポンドは昨日発表された英雇用統計が良好だったため、独歩高となりました。
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＜ドル円 オーダー状況＞
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121.00円 売り厚め・超えるとストップロス買い
120.50円 売り
120.00円 売り
119.50円 売り
119.27円 2/19 3:46現在（高値119.41円 - 安値118.88円）
118.80円 買い
118.50円 買い
118.00-20円 断続的に買い
117.80円 買い
117.50円 買い
FOMC議事録での予想外な慎重姿勢により上値が一気に重くなっており、しばらくは下値模索の動きになると予想します。
日経平均先物は+50円高の18250円となっているものの、18200円～18300円は2007年2月以来の強いレジスタンスラインとなっているため、抜けるのは容易ではないと思われます。
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【経済指標】
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★★
08:50 (日) 1月通関ベース貿易収支
前回：-6607億円(-6652億円) 予想：-1兆6835億円
★★★
22:30 (米) 週次新規失業保険申請件数
前回：30.4万件 予想：29.0万件
★★★
24:00 (米) 2月フィラデルフィア連銀景況指数
前回：6.3 予想：9.0
★★★
24:00 (ユーロ圏) 2月消費者信頼感・速報
前回：-8.5 予想：7.5
（中）休場（旧正月）～2/18（金）
（香港）休場（旧正月）～2/18（金）
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