2023年6月26日のFX為替予想

前日の概要

NYダウは-4ドル安、日経平均株価は-483円安の32781円と下落しました。

ドル円は143円台後半へ上昇、クロス円はまちまちの動きとなっています。

前日の結果

・ダウ平均 33727.43(-219.28 -0.65%)
・日経平均 32690(+20 +0.06%)
・金・ゴールド 1929.60(+5.90 +0.31%)
・原油・WTI 69.16(-0.35 -0.50%)

経済指標

★★★
22:45（米）6月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
前回：48.4　予想：48.5　結果：46.3

明日の戦略

相場のポイント

△強気材料：ドルにまとまった買い
▽弱気材料：米国株や原油への売り
◆ドル円は143円台後半へ上昇
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りは3.737％へ低下
◆ドルストレートは売りに押される
◆米国株は売り継続
◆欧州株は下落
◆金は+5ドル高
◆原油は小幅に下落
◆翌2時30分にラガルドECB総裁の発言
◆サンデーダウは-85ドル安
◆日経平均先物は-129円安の32652円
☆株安ドル高の地合いと予想

NYダウチャート（日足）

ナスダックチャート（日足）

利上げが意識され米国株安が続く

先週末のNYダウは売りが続き、-219ドル安と5日連続安となりました。

ナスダックは-1.01％と反落、序盤から売りに押され終日軟調に推移。

パウエルFRB議長のタカ派発言で、来月と残り1回の米利上げが意識され株の重しとなってます。

テスラ-3.03％、マイクロソフト-1.38％、アルファベット-0.66％、アマゾン-0.63％と時価総額上位が下落。テキサスインスツルメンツ-2.87％、クアルコム-2.55％、ブロードコム-2.41％と反動外に売り。スターバックス-2.49％、マクドナルド-1.16％、コカ・コーラ-1.03％、P&G-0.99％と消費や小売りも軟調でした。

対照的に、アドビ+1.50％、メタ+1.35％、インテル+0.89％とIT・ハイテク株の一角に買い。マスターカード+0.53％、ビザ+0.51％とクレジットサービスも堅調な動きに。

全体的には、値上がり銘柄数1351、値下がり銘柄数3380と全銘柄中68.7％が下落しています。

テーマ別株価変動率

GAFAM　-0.20％
半導体　-1.33％
対話型AI　-0.10％
電気自動車　-1.85％
軍需産業　-0.86％
銀行　-1.17％
石油・エネルギー　-1.05％
メタバース　-0.67％
ディフェンシブ　-0.59％
インド関連　+0.50％
中国ADR　-3.35％

ドル円は143円台後半へ上昇

ドル円は買いが継続、142円台半ばで下げ渋ったことでテクニカル的な買いが入りました。あと2回の利上げ観測も意識されており、143円台を抜けると一気に143円台後半へ上値を伸ばしています。

米10年債利回りは3.737％へ低下したものの、米国株安でドル買いが入っているため買いの入りやすい流れが続くと予想します。

一方、クロス円はまちまちの動き、全体的に調整が入りました。ポンド円はプラス圏を維持しましたが、ドルストレートが全面安となったことで上値は重い様子。

ドル高の地合いとなっており、クロス円は売り圧力が強いと見ます。

米10年債利回り

株安で金が買われる

金は+5ドル高と小幅に上昇、株安によるリスク回避の動きで一時1935ドル付近へ急伸する場面もありました。

しかし、ドルへの買いで上値は重く、利上げが終了するまで売られやすいと見ます。

原油は小幅に下落、69ドル台前半へ下げました。時間外では69ドル台半ばへ反発しており、70ドル割れでは買いの入りやすい流れとなっています。

在庫減少など、買い材料が出れば再び70ドル台を回復するでしょう。

金・ゴールドチャート（日足）

原油・WTIチャート（日足）

ドル円注文状況とサンデーダウ

サンデーダウ（5分足）

日経平均先物は、時間外で-129円安の32652円と続落しました。サンデーダウは、-85ドル安と下落。

ドル円は143円台後半へ続伸しましたが、米国株への売りが続いているため日本株も調整と予想します。

ドル円の下値は10銭ごとに買い注文、上値は144.00円がレジスタンスライン。昨年11月以来の高値水準となったことで、下がってもショートカバーが入り高値圏での推移が続くと見ます。

ドル円板情報

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経済指標

★★★★★
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