2022年3月4日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドル円 84.69 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 83.80~84.80
トリックスが異色クロスしました。
いったん、様子見とします。
株安で欧州通貨が下落
日経平均株価は-591円安の25985円と反落しました。ドル円は小幅安、クロス円は欧州通貨が売られています。このあと、22時30分に米2月雇用統計と米2月平均時給が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
昨日のNY時間に売りシグナルが発生して以降、下落が続いています。
やや下げ渋っていますが、ロングする場合は買いシグナルを待った方が良いでしょう。
経済指標
★★★★★
22:30 (米) 2月非農業部門雇用者数変化(前月比)
前回:46.7万人 予想:40.0万人
★★★★★
22:30 (米) 2月失業率
前回:4.0% 予想:3.9%
★★★
22:30 (米) 2月平均時給(前月比)
前回:0.7% 予想:0.5%
★★★
22:30 (米) 2月平均時給(前年同月比)
前回:5.7% 予想:5.8%
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本日の予想通貨ペア
豪ドル円 84.55 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 83.80~84.80
THV V4による分析
ファストトリックスが赤色に変わりました。
一目の雲を下回れるか注目。
前日の概要
NYダウは+596ドル高、日経平均株価は+184円高の26577円と上昇しました。
ドル円は高値でやや戻り売り、クロス円は欧州通貨が売られています。
前日の結果
・ダウ平均 33794.66(-96.69 -0.29%)
・日経平均 26365.00(-305.00 -1.14%)
・金・ゴールド 1935.90(+13.60 +0.71%)
・原油・WTI 107.67(-2.93 -2.65%)
経済指標
★★★
22:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:23.2万件 予想:22.7万件 結果:21.5万件
★★★
23:45 (米) 2月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:56.7 予想:- 結果:56.5
★★★
23:45 (米) 2月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:56.0 予想:- 結果:55.9
★★★★
24:00 (米) 2月ISM非製造業景況指数(総合)
前回:59.9 予想:61.0 結果:56.5
★★★★★
24:00 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
本日のFX戦略
ポイント
▽弱気材料:NYダウや米利回りの低下
△強気材料:なし
◆ドル円は高値でやや戻り売り
◆クロス円は欧州通貨が下落
◆米10年債利回りは1.858%へ低下
◆ドルストレートはユーロが売られる
◆米国株は引けにかけ下落
◆欧州株は-2%安
◆原油は-2.65%安と急反落
◆金は+13ドル高と続伸
◆22時30分に米2月雇用統計などが発表
◆日経平均先物は-261円高の26316円
☆円高株安の地合いと予想
米国株は引けにかけ売られる
昨晩のNYダウは-96ドル安と反落、プラス圏へ上昇する場面もありましたが、引けにかけ売られ維持できませんでした。
ナスダックは-1.85%安、前日終値を割り込んでいて売り圧力の強さがうかがえます。
ウクライナとロシアが2回目の交渉を行い、今後の協議継続に合意しました。
しかし、近隣諸国に逃れたウクライナ避難民は100万人を超えたとされ、警戒感は続いています。
テスタ\ラ-5.00%、アマゾン-3.26%など一般消費財が大きく下落。IT・ハイテク株や半導体、銀行株も売られました。
一方、ウォルマート+2.00%、J%J+1.39%、コストコ+0.54%と消費は堅調。
エネルギー株は小幅高ですが、原油安で売りに押されると思われます。
テーマ別株価変動率
GAFAM -1.60%
半導体 -1.95%
旅行レジャー -3.09%
石油・エネルギー -0.18%
海運 -0.61%
銀行 -0.44%
電気自動車(EV) -1.54%
新型コロナワクチン -1.43%
軍需産業 -1.15%
金投資 +0.27%
暗号資産関連 -3.18%
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
欧州通貨安が続く
ドル円は上昇が続き、一時115.82円の高値を付けました。
しかし、NY時間に入ると米国株が売りに押されたことで連れ安となって、115.40円台と始値付近へ戻しています。
米10年債利回りは1.858%へ低下したものの、今月利上げはほぼ確定しているので、115円台での値固めと予想。
クロス円はまちまちの動き、欧州通貨は売られオセアニア通貨が買われるという流れが継続中。
しかし、昨晩は資源価格が急落しているので、豪ドルやカナダドルの上昇は一服すると見ています。
株安により、全体的に下落傾向と予想します。
米10年債利回り
22時30分に米2月雇用統計が発表
今晩は、22時30分に米2月雇用統計が発表されます。
前哨戦となる米2月ADP雇用統計は、47.5万人と予想38.8万人を上回っていました。
今晩発表の米2月非農業部門雇用者数は、前回46.7万人に対し予想40.0万人と減少予想。
ただ、サービス業の雇用が回復し失業率は低下、高水準の平均時給が予想されているので、結果が予想値付近でもドルの下値はサポートされると考えています。
米雇用統計推移
原油は高値圏から急反落
金への買いが続いており、+13ドル高と続伸しました。
ただ、1940~1950ドル付近では上値が重く、売りに押される流れが続いています。
上昇が続いてきたため、いったん利食い売りに押される可能性も。
原油は-2.65%安と急反落、107円台へ下落しました。
一時116円台を受けてからの反落なので、高値からは10ドル近く下落したことになります。
供給懸念があるとはいえかなり過熱感が高いので、いったん調整と予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油チャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で-261円安の26316円と反落しました。
欧米株が下落し為替も上値が重いことから、日本株も売りに押されると予想します。
ドル円の下値は115.20円や115.00円がサポートライン、上値は115.70円より上が強めのレジスタンスラインに。
今晩発表される米雇用統計を前に、様子見ムードとなるでしょう。
ドル円板情報
経済指標
★★★★★
22:30 (米) 2月非農業部門雇用者数変化(前月比)
前回:46.7万人 予想:40.0万人
★★★★★
22:30 (米) 2月失業率
前回:4.0% 予想:3.9%
★★★
22:30 (米) 2月平均時給(前月比)
前回:0.7% 予想:0.5%
★★★
22:30 (米) 2月平均時給(前年同月比)
前回:5.7% 予想:5.8%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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