2013年02月18日のFX為替相場予想
【明日の推奨通貨ペア】(欧州時間まで)
ドル円 93.53 売り (日足) ↓
予想レンジ 92.20~94.20
【THV V4による分析】
トリックスは同色でクロス、平均足も赤色が連続し、一目の雲上まで下落してきました。このまま一目の雲を下回り、下降トレンドが継続すると予想します。
【昨日の概要】
ロンドン時間まで円高ドル安で推移していましたが、ニューヨーク時間に入り、G20声明では日本を名指ししないとの草案が流れるとドル円は急騰、さらに22時30分に発表された米2月NY連銀製造業景気指数が、予想-3に対し結果+10.04と大幅に上回ったため一段高となり、ドル円は93.50円付近まで上昇しました。
【動画】NY株ほぼ変わらず、ウォルマート株は下落(15日)
【昨日の結果】
・ダウ平均 13981.76(+8.37 +0.06%)
・CME日経平均先物 11320(大証終比:+150 +1.33%)
・NY金先物12月限(COMEX) 1609.50(-26.00 -1.59%)
・NY原油先物11月限(WTI) 95.86(-1.45 -1.49%)
【重要経済指標】
★★★
06:45 (NZ)Q4小売売上高(前期比)
前回:-0.40% 予想:- 結果:+2.1%
★★★
22:30 (米)2月NY連銀製造業景気指数
前回:-7.78 予想:-3.00 結果:+10.04
★★★
23:55 (米)2月ミシガン大学消費者信頼感指数<確報値>
前回:速 73.8 予想:74.5 結果:76.3
【その他】
02/11~02/15 (中)休場(春節)
23:50 (米)ピアナルト・クリーブランド連銀総裁講演
G20財務相・中銀総裁会議
【明日の戦略】
G20財務相中銀総裁会議では、日本が名指しされて批判されることはありませんでした。
これが評価されれば再び円安となり1ドル95円を目指しますが、G20では「通貨戦争」回避で合意、円安誘導につながる外債が行いづらく、日銀の「大胆な追加緩和」がある程度制限されてしまったとも取れます。
また、GDPが前期比0.6%減とマイナス成長に転落したドイツをはじめ、最近のユーロ円に対して「欧州側の批判は相当強い」と見られていて、年末からのスピートの早い円安は今後落ち着くとの見方もあります。
[プラス材料]
・日本の名指しはなし
・アベノミクスに対して一定の理解が得られた
・G20は無事に通過
・中・長期で円安株高継続
G20:為替問題、日本批判なく NY市場再び円安
円安・株高の観測続く G20受け、勢い鈍化の見方
[マイナス材料]
・通貨安競争の回避で一致
・新興国、欧州からの批判が強い
・日銀追加緩和への暗黙の制限
・材料出尽くし、ハネムーン相場の終了
<G20>「通貨安競争」回避を確認 「円安誘導」にクギ
G20 円安・株高、潮目変化も G7声明以降92~93円台
どちらに動くかはなかなか難しいところですが、日銀追加緩和への暗黙の制限とテクニカル的には買われすぎであること、イベント通過や北朝鮮の核実験問題などから、いったん下落するのではないかと予想します。月曜日は欧米が休場のため、急激な値動きにも要注意。
【その他】
(米)休場(大統領の日)
(加)休場(家族の日)
18:00 (欧)ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演
23:30 (欧)ドラギECB総裁講演
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