2022年7月1日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ポンドドル 1.2107 下落(4時間足)↓
予想レンジ 1.2140~1.2240
ファストトリックスが赤色に変わりました。
いったん、様子見とします。
株安で円高の動き
日経平均株価は-457円安の25935円と続落しました。時間外で、欧米株とも下落。
ドル円は135円台後半から全館へ下落、クロス円も連れ安となってています。
このあと、22時45分に米6月製造業PMI、23時に米6月ISM製造業景況指数が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
昨日からの売りシグナルが継続しています。
ロングする場合は、買いシグナルが点灯するのを待った方が良いでしょう。
経済指標
★★★
22:45 (米) 6月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:52.4 予想:-
★★★★
23:00 (米) 6月ISM製造業景況指数
前回:56.1 予想:55.0
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ポンドドル 1.2170 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 1.2140~1.2240
THV V4による分析
トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+82ドル高、日経平均株価は-411円安の26393円と下落しました。ドル円は135円台後半へ下落、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 30775.43(-253.88 -0.82%)
・日経平均 26415(+35 +0.13%)
・金・ゴールド 1807.30(-10.20 -0.56%)
・原油・WTI 105.76(-4.02 -3.66%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:22.9万件 予想:23.0万件 結果:23.1万件
★★★
22:45 (米) 6月シカゴ購買部協会景気指数
前回:60.3 予想:58.5 結果:56.0
本日のFX戦略
ポイント
▽弱気材料:欧米株安や米利回りの低下
△強気材料:なし
◆ドル円は135円台後半へ下落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは3.007%へ低下
◆ドルストレートは買い優勢
◆米国株は反落
◆欧州株は-1.6%安
◆金は-10ドル安と下値模索
◆原油は-3.66%と続落
◆22時45分に米6月製造業PMIが発表
◆23時に米6月ISM製造業景況指数が発表
◆日経平均先物は+7円高の26400円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
景気減速懸念で米国株安が続く
昨晩のNYダウは下窓でスタート、上値の重い状態が続き-253ドル安と反落しました。
ナスダックも序盤から売られ、-1.33%安と下落しています。
米経済指標の悪化で、景気減速懸念が強まりつつある様子。パウエルFRB議長が、再び利上げの意思を示したことも悪材料に。
アルファベット-2.57%、アマゾン-2.49%、アップル-1.80%、マイクロソフト-1.32%と時価総額上位への売りが継続。エヌビディア-2.46%、AMD-1.95%と半導体セクターも続落しました。
原油安で、 エクソンモービル-2.81%、シェブロン-1.50%とエネルギー株も下落。
対照的に、ファイザーが+2.92%と逆行高、米政府から追加で32億ドル分のワクチンの受注を獲得したことが買い材料となっています。コストコ+2.01%、P&G+1.12%と消費の一角も上昇。
値上がり銘柄数1934に対し値下がり銘柄数は3060、全銘柄中の57.6%が下落しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -2.40%
半導体 -0.85%
旅行レジャー -1.49%
石油・エネルギー -1.70%
海運 -1.23%
銀行 -1.47%
電気自動車(EV) -2.15%
軍需産業 +0.63%
金投資 -2.99%
メタバース -2.57%
暗号資産関連 -2.98%
ドル円・クロス円とも調整
ドル円は売りに押され、136円台後半から135円台後半へ下落しました。直近で137円台と1998年以来の高値を付けたのち、利食い売りに押されています。
昨日発表された米経済指標は前回値より悪化、直近の米経済指標も予想を下回っていることが売り材料に。
米10年債利回りは3.007%へ低下、調整が続くと予想します。
クロス円も連れ安となりましたが、ドルストレートに買いが入ったことで全体的には小幅安程度。いずれも年初来高値付近にあり、上昇一服で値固めと予想します。
通貨別には、昨日発表された独雇用統計の悪化でユーロの上値が重くなる可能性があります。独6月失業者数は、13.30万人と予想-0.60万人に対し増加、6月失業率も5.0%から5.3%へ悪化していました。
米10年債利回り
商品相場は売り継続
金は-10ドル安と売り継続、下値模索となりました。スタート直後は1925ドルへ急騰したものの、その後は買いが続かず1810ドル付近へ失速。
金利の付かない金は魅力が薄れつつあり、売り継続と予想します。
原油は-3.66%と続落、米国株に連れ安となって105ドル台へ下げました。需要減速懸念に加えガソリン在庫の増加により、上値の重い状態が続くでしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+7円高の26400円と小幅に反発しました。ただ、欧米株が下落し円安も一服していることから、次第に売りに押されると予想します。
ドル円の下値は10銭ごとに買い注文、上値は136.00円がレジスタンスライン。米利回りの低下により上値は重く、ドルは調整が続くと見ています。
ドルストレートの上昇で、クロス円の方が若干強いでしょう。
経済指標
★★★
22:45 (米) 6月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:52.4 予想:-
★★★★
23:00 (米) 6月ISM製造業景況指数
前回:56.1 予想:55.0
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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