2023年8月3日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
豪ドルドル 0.6526 下落(4時間足)↓
予想レンジ 0.6460~0.6560
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
為替は円安の地合いに
日経平均株価は、-548円安の32159円と続落しました。時間外で欧州株は下落、米国株は上昇。
ドル円は143円台半ばへ上昇、クロス円も連れ高となっています。
このあと、21時30分に米新規失業保険申請件数、23時に米7月ISM非製造業景況指数が発表が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
午後、上昇トレンドが継続しています。
一時143.88円まで買われており、高値圏での推移が続くと見ます。
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- フィッチが米国債を1段階格下げ
- 米7月ADP雇用統計は32.4万人と予想18.5万人を上回る
- ドル円は143.40円台へ続伸
- 予想外の据え置きで豪ドルにまとまった売り
- NYダウや原油、金は売りに押される
CyberSignalによる分析
豪ドルドル 0.6538 下落 ↓
予想レンジ 0.6460~0.6560
売りシグナルが発生、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+71ドル高、日経平均株価は-768円安の32707円と下落しました。
ドル円は143.40円台へ続伸、クロス円は売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 35282.52(-348.16 -0.98%)
・日経平均 32365(-245 -0.76%)
・金・ゴールド 1934.93(-9.14 -0.47%)
・原油・WTI 79.49(-1.88 -2.31%)
経済指標
★★★
21:15(米)7月ADP雇用統計(前月比)
前回:49.7万人 予想:18.5万人 結果:32.4万人
今日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:米国債格下げ、株や原油の下落
△強気材料:米10年債利回りの続伸
◆ドル円は143.40円台へ続伸
◆クロス円は売りに押される
◆米10年債利回りは4.070%へ続伸
◆ドルストレートは豪ドルにまとまった売り
◆米国株は下窓を空けて下落
◆欧州株は-1%超の下落
◆金は-9ドル安
◆原油は-2.31%安と続落
◆21時30分に米新規失業保険申請件数が発表
◆23時に米7月ISM非製造業景況指数が発表
◆日経平均先物は-543円安の32352円
☆ドル高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国債格下げで米国株安
昨晩のNYダウは、-348ドル安と急反落しました。
ナスダックも、-2.17%安とまとまった売り。
いずれも下窓でスタート、格付け会社フィッチ・レーティングスが米国の格付けを「AAA」から「AA+」へ格下げしたことで、市場には警戒感が広がっています。ただ、今回の格下げは米国の財政悪化懸念や債務上限問題にみられる政治の混乱などが理由のため、長期的な影響は少ないとの見方もあります。
エヌビディア-4.81%、アマゾン-2.64%、テスラ-2.67%、マイクロソフト-2.63%、アルファベット-2.46%、アップル-1.5%と時価総額上位が全面安。銀行やエネルギー、エンタメが売られました。
対照的に、予想を上回る決算でヒューマナ+5.60%、CVSヘルス+3.33%と医療保険にまとまった買い。ペプシコ+0.80%、コストコ+0.31%、P&G+0.22%と小売が堅調に推移。
全体的には、値上がり銘柄数1300、値下がり銘柄数3394と全銘柄中の69.5%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -2.33%
MATANA -2.74%
半導体 -3.14%
生成AI -3.58%
電気自動車 -3.20%
軍需産業 -1.04%
銀行 -1.46%
石油・エネルギー -1.64%
メタバース -3.81%
ディフェンシブ -0.06%
インド関連 -1.22%
金利据え置きで豪ドルにまとまった売り
ドル円は調整が続き、一時142.24円まで下落する場面もありましたが、その後は143.40円台へ急反発。
昨晩発表された米7月ADP雇用統計は、32.4万人と予想18.5万人を大きく上回っていました。良好な米ADP雇用統計で9月に追加利上げの可能性が出てきたほか、明日の雇用統計を前に期待感が高まっています。
米10年債利回りは4.070%へ続伸、ドルへの買いが続くと予想します。
一方、ドルストレートが下落したことで、クロス円は売りに押されました。ドル高で、ドル以外の通貨は軟調な地合いとなっています。
通貨別には豪ドルにまとまった売り、13時30分に発表された政策金利は予想外の据え置きで、豪ドル円、豪ドルドルとも-1%超の下落。ロウ豪中銀総裁はさらなる利上げが必要になる可能性もあると述べたものの、2会合連続での金利据え置きとなったことで豪ドル安が続くと見ます。
米10年債利回り
商品相場は下落
金は-9ドル安、1930ドル台へ下落しました。時間外では米国債格下げで上昇していましたが、米ADP雇用統計が予想外に良かったことでまとまった売りに押されています。
米10年債利回りは4%台を維持していることから、金への売りが続くと予想します。
原油は-2.31%安と続落、80ドル台を割れました。米利上げのスタンスが意識され、エネルギー需要の減退につながるとの見方が売り材料に。
ただ、米週間原油在庫統計は、-1704.9万バレルと予想-79.0万バレルより大幅に減少していたため、大きく売られることはないと見ます。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-543円安の32352円と続落しました。ドル円は小幅に上昇したものの、欧米株へまとまった売りが出たことで、日本株も連れ安と予想します。
ドル円の下値は143.00円がサポートライン、上値は143.60~143.65円がレジスタンスライン。株安で円高傾向ではありますが、米10年債利回りが4%台を維持していることからドルは他通貨に比べ堅調に推移すると見ます。
経済指標
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:22.1万件 予想:22.7万件
★★★★
23:00(米)7月ISM非製造業景況指数(総合)
前回:53.9 予想:53.0
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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