2023年6月15日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
ユーロ円 152.85 上昇 (4時間足)↑
予想レンジ 152.50~153.50
上昇トレンドが継続しています。
勢いが強いため、上方修正しました。
為替は円安が進む
日経平均株価は、-16円安の33485円と小幅反落しました。時間外で、欧米株とも下落。
ドル円は141円台へ上昇、クロス円は+1%の上昇となっています。
このあと、21時15分にECB政策金利、21時30分に米新規失業保険申請件数、米6月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米5月小売売上高、米6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数が発表、21時45分からラガルドECB総裁の定例記者会見があります。
ドル円は買いシグナル発生中
ロンドン時間、買いが継続しています。
通貨別強弱は円が弱く、円安にサポートされた動きとなっています。
今日のFX予想
※追記は17時ごろになります
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- 米ドルは予想外にあと2回の利上げが示唆
- ドル円は140円付近へ戻す
- ナスダックが史上最高値を更新中
- 原油在庫増や需要減速が悪材料に
CyberSignalによる分析
ユーロ円 151.71 上昇 ↑
予想レンジ 151.40~152.50
青い丸の買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+145ドル高、日経平均株価も+483円高の33502円と上昇しました。
ドル円は140円付近へ下落、クロス円は小幅に上昇しています。
前日の結果
・ダウ平均 33979.33(-232.79 -0.68%)
・日経平均 33595(+45 +0.13%)
・金・ゴールド 1968.90(+10.30 +0.53%)
・原油・WTI 68.27(-1.15 -1.66%)
経済指標
★★★
21:30(米)5月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:0.2% 予想:-0.1% 結果:-0.3%
★★★
21:30(米)5月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:2.3% 予想:1.5% 結果:1.1%
★★★
21:30(米)5月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
前回:0.2% 予想:0.2% 結果:0.2%
★★★
21:30(米)5月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
前回:3.2% 予想:2.9% 結果:2.8%
★★★★★
27:00(米)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
前回:5.00-5.25% 予想:5.00-5.25% 結果:5.00-5.25%
★★★★★
27:30(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
今日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:あと2回のドル利上げが示唆
▽弱気材料:NYダウや原油の下落
◆ドル円は140円付近へ下落
◆クロス円は小幅に上昇
◆米10年債利回りは3.797%へ低下
◆ドルストレートは買い優勢
◆米国株はナスダックへの買いが続く
◆欧州株は小幅に上昇
◆金は+10ドル高と上昇
◆原油は-1.66%安と反落
◆21時15分にECB政策金利が発表
◆21時30分に米5月小売売上高などが発表
◆21時45分からラガルドECB総裁の定例記者会見
◆日経平均先物は+57円高の+33559円
☆円安株高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
ナスダックの強さが続く
昨晩のNYダウは-232ドル安と売りに押され、7日ぶりの下落となりました。
ナスダックは+0.39%高と3日続伸し、史上最高値を更新中。
FOMCであと2回の米利上げが示唆されたためNYダウは売りに押されましたが、ナスダックは売り一巡後に急反発。
AI需要への期待から、インテル+4.92%、エヌビディア+4.81%、ブロードコム+4.12%と半導体が上昇。ターゲット+3.50%、ウォルマート+.01%、コストコ+0.99%、コカ・コーラ+0.68%と小売も堅調。ナイキ+5.69%、オラクル+4.79%と個別銘柄にも買いが入りました。
対照的に、コスト増大に対する懸念が広がったヘルスケアが急落し、ヒューマナ-11.24%、ユナイテッドヘルス-6.40%、ファイザー-2.28%、アッヴィ-1.50%。原油への売りで、エクソンモービル-1.20%、シェブロン-0.90%とエネルギー株も売られています。
値上がり銘柄数1473、値下がり銘柄数3233と全銘柄中の65.5%が下落しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM +0.40%
半導体 +0.89%
対話型AI +1.37%
電気自動車 -0.13%
軍需産業 -0.47%
銀行 -0.23%
石油・エネルギー -0.47%
メタバース +0.80%
ディフェンシブ -0.21%
インド関連 -0.32%
中国ADR +2.43%
米ドルはあと2回の利上げが示唆
ドル円はやや乱高下、売り一巡後は140円付近へ戻しました。軟調な米5月卸売物価指数(PPI)を受け139円台前半へ下落していたのですが、FOMC後は140円付近へ上昇。
市場予想通り利上げが一時停止された一方、FOMC委員の金利見通しでは、あと1回の利上げが見込まれていたところ予想外にあと2回の利上げが示唆されていたことが買い材料に。ただ、まだ2回目の追加利上げについては今後の指標次第と言及していることから、自律反発程度となっています。
米10年債利回りは3.797%へ低下、いったん140円付近での値固めと見ます。
一方、クロス円は小幅に上昇、ドルストレートの買いにサポートされました。米利上げ期待は高まったものの、他通貨に比べると弱い様子。
今晩は、ECBが+0.25%の利上げを行い政策金利は4.00%となる見通しで、ユーロへの注目が高まるでしょう。
米10年債利回り
商品相場は下落
金は+10ドル高と上昇しましたが、時間外でまとまった売り。高値から-20ドルほど下げており、ドルの買戻しに押されています。
その後も断続的に売りが続いていることから、じり安と予想します。
原油は-1.66%安と反落、ドルの買戻しと悪材料に押されました。
米週間在庫統計では、791.9万バレルと予想-109.0万バレルに対し大幅増加していたことが悪材料に。さらに、国際エネルギー機関(IEA)が石油需要の伸びはピークアウトしていくと指摘したことも重し。
悪材料が出たことで、下値模索と予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+57円高の+33559円と小幅続伸しました。過熱感は高いですが、ナスダックが史上最高値を更新していることで連れ高になると予想します。
ドル円の下値は139.50円がサポートライン、上値は142.20円や140.35円がレジスタンスライン。139円を底堅く維持しており、再び140円付近へ戻しました。
あと2回の利上げが示唆されたことで、下がったところでは買い支えが入ると見ます。
経済指標
★★★★★
21:15(欧)ECB政策金利発表
前回:3.75% 予想:4.00%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:26.1万件 予想:25.0万件
★★★
21:30(米)6月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回:-31.8 予想:-15.1
★★★★
21:30(米)5月小売売上高(前月比)
前回:0.4% 予想:-0.1%
★★★★
21:30(米)5月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:0.4% 予想:0.1%
★★★
21:30(米)6月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:-10.4 予想:-12.5
★★★★★
21:45(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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