2023年3月7日のFX為替相場予想

前日の概要

NYダウは+387ドル高、日経平均株価も+310円高の28237円と上昇しました。

ドル円は136円付近へ上昇、クロス円はユーロ円以外下落しています。

前日の結果

・ダウ平均 33431.44(+40.47 +0.12%)
・日経平均 28195.00(-10.00 -0.04%)
・金・ゴールド 1854.60(0.0 0.0%)
・原油・WTI 80.46(+0.78 +0.98%)

経済指標

特になし

本日のFX戦略

相場のポイント

△強気材料：NYダウや原油、米利回りの上昇
▽弱気材料：ナスダックの反落
◆ドル円は136円付近へ上昇
◆クロス円はユーロ円以外下落
◆米10年債利回りは3.983％と小幅に上昇
◆ドルストレートはユーロが買われる
◆米国株はNYダウが強い
◆欧州株は方向感なし
◆金は変わらず
◆原油は80ドル台を回復
◆24時にパウエルFRB議長の発言
◆日経平均先物は-36円安の28201円
☆円安ドル高の地合いと予想

NYダウチャート（日足）

ナスダックチャート（日足）

NYダウへの買いが続く

昨晩のNYダウは、+40ドル高と4日連続で上昇しました。

序盤上昇していたナスダックは、後半にかけ失速し-0.11％安と反落。

全体的に方向感なく、重要イベントを前に様子見ムードとなっています。

アナリストが投資判断を買いに引き上げたメルクが+3.95％、CVSヘルス+1.42％、J&J+1.00％とヘルスケア株が上昇。

アップル+1.85％、アルファベット+1.66％、マイクロソフト++0.62％とIT・ハイテク株の一角も買われました。マスターカード+1.50％、ビザ+1.33％とクレジットカードも買い。

一方、インテル-1.55％、エヌビディア-1.41％、クアルコム-0.96％と半導体セクターが軟調。テスラ2.01％、セールスフォース-1.41％、アマゾン-1.21％と個別銘柄が売られています。

全体的には、値上がり銘柄数1289、値下がり銘柄数3505と全銘柄中69.7％が下落しました。

テーマ別株価変動率

GAFAM　+0.49％
半導体　-1.84％
石油・エネルギー　-0.27％
穀物関連　-0.83％
銀行　-0.27％
電気自動車（EV）　-1.54％
軍需産業　-0.06％
メタバース　+0.07％
ディフェンシブ　+0.07％
インド関連　-0.71％
中国ADR　-1.86％

ドルとユーロが買われる

ドル円はじり高、136円付近へ上昇しました。米10年債利回りは3.983％と小幅に上昇、やや方向感に欠けていますが、下値は限定的で底堅く動いています。

このあと、パウエルFRB議長や週末の米雇用統計を前に、動きづらい状態が続くでしょう。

クロス円は、ユーロ円以外下落しました。

ホルツマン総裁が、今後さらに4回の0.5％利上げ見込むと発言したことを受けユーロ高に。ユーロドルは1.0694まで買わたことで、ユーロ円は145円台へ乗せています。

対照的に他通貨が対ユーロで売られており、ドルとユーロが買われる流れとなりました。

米10年債利回り

原油が80ドル台を回復

金は変わらず、1850ドル付近で推移しています。ただ、時間外で-5ドルほど売られており、ドル高により上値は重いと見ます。

原油は小幅に続伸し、80ドル台を回復しました。在庫が徐々に減ってきていることや、中国の全人代を受け需要回復による期待が高まった様子。

具体的な買い材料は出ていないため、80ドル付近での値固めと予想します。

金・ゴールドチャート（日足）

原油・WTIチャート（日足）

ドル円　注文状況

ドル円板情報

日経平均先物は、時間外で-36円安の28201円と小幅に反落しました。NYダウが4連騰しドル円も136円付近へ戻していることから、調整程度の下落と見ます。

ドル円の下値は135.50～135.60円がサポートライン、上値は136.10円や136.40円がレジスタンスライン。米利回りの上昇で若干ドル高の地合い、じり高継続と予想します。

経済指標

★★★★★
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