2023年1月27日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
ドル円 129.97 様子見(4時間足)↓
予想レンジ 129.60~130.30
130円台が重く、買い一巡後は売られました。
いったん、様子見とします。
株は小動き、為替はやや円高に
日経平均株価は、+19円高の27382円と小幅続伸しました。時間外で欧米株は上昇、米国株は下落。
ドル円は129円台後半へ下落、クロス円も小幅に売られています。
このあと、24時に米1月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は売りシグナルが発生
一度130円台へ乗せましたが失速、130円台で戻り売りの出る流れが続いています。
やや円高の地合い、売りシグナルが出ており週末を前に上値の重い展開と見ます。
本日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- ドル円は130円台へ上昇
- 米GDP速報値が上振れ
- ユーロと金が下落
- 南アフリカランドの利上げ幅が縮小
CyberSignalによる分析
ドル円 130.25 上昇 ↑
予想レンジ 130.00~131.00
青い丸の買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+9ドル高、日経平均株価は-32円安の27362円と下落しました。
ドル円は130円台前半へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 33912.44(+151.39 +0.45%)
・日経平均 28870(+10 +0.03%)
・金・ゴールド 1798.10(-17.40 -0.96%)
・原油・WTI 89.41(-2.68 -2.91%)
経済指標
★★★★
22:30(米)10-12月期GDP速報値(前期比年率)
前回:3.2% 予想:2.6% 結果:2.9%
★★★
22:30(米)12月耐久財受注(前月比)
前回:-2.1% 予想:2.9% 結果:5.6%
★★★
22:30(米)12月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
前回:0.2% 予想:-0.2% 結果:-0.1%
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:19.0万件 予想:21.0万件 結果:18.6万件
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:良好な米経済指標
▽弱気材料:なし
◆ドル円は130円台前半へ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは+3.495%へ上昇
◆ドルストレートはユーロが下落
◆米国株は買い継続
◆欧州株は小幅に買われる
◆金は-12ドル安と反落
◆原油は+1.07%高と反発
◆24時に米1月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は+104円高の27467円
☆円安株高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
IT・ハイテク株中心に買われる
昨晩のNYダウは+204ドル高と上昇し、5日連続陽線となりました。
ナスダックも+1.38%高と上昇、こちらも下がったところで買いが入っているため陽線が続いています。
米GDP速報値や新規失業保険申請件数が予想を上回ったことや、個別銘柄の決算が買い材料に。
テスラの決算発表後にイーロンマスクCEOが「生産台数は200万台に近づく可能性がある、生産ペースの約2倍の受注がある」と述べたことで+9.66%と大幅高。
新取締役の選任が協議されているセールスフォースが+4.89%、メタ+3.42%、マイクロソフト+2.54%、アップル+1.16%とIT・ハイテク株に買いが入っています。原油高で、シェブロン+4.45%、エクソダス.61%とエネルギー株も上昇。
値上がり銘柄数2825、値下がり銘柄数1964と全銘柄の55.5%が上昇しました。
ワクチンへの見通しが高すぎるとし、アナリストが投資判断を引き下げたファイザーが-2.21%。メルク-1.96%、イーライリリー-0.54%、J&J-0.29%とヘルスケアが軟調でした。
テーマ別株価変動率
GAFAM +1.61%
半導体 +1.14%
石油・エネルギー +1.58%
穀物関連 +0.78%
銀行 +0.28%
電気自動車(EV) +0.69%
軍需産業 -0.06%
メタバース +1.24%
SDGs +0.22%
中国ADR +3.37%
ディフェンシブ -0.39%
良好な米経済指標でドルが買われる
ドル南アフリカランドチャート(1時間足)
ドル円は買いが継続したのち、良好な米経済指標を受け130円台前半へ上値を伸ばしています。
米10-12月期GDP速報値は2.9%と予想2.6%を上回ったほか、米12月耐久財受注は5.6%と予想2.9%に比べ改善、米新規失業保険申請件数も18.6万件と予想21.0万件より申請件数が減少していました。
米10年債利回りは+3.495%へ上昇、ドル買い材料が出たことで堅調な推移が続くと予想します。
クロス円も連れ高、全体的に上昇しました。
通貨別にはユーロがやや軟調、対ドルで戻り売りが出たほか金の下落に連れ安。ユーロ圏の成長見通しを巡って、景気後退の可能性はまだ残っているとの指摘も。
また、南アフリカランドの政策金利が、7.00%から7.25%と予想7.50%に対し+0.25%にとどまったことで売りに押される場面もありました。世界的に、資源や穀物価格の落ち着きを背景に利上げ一服ムードが出てきています。
米10年債利回り
ドル高で金の上昇が一服
金は-12ドル安と反落、一時1923ドルまで下押しする場面もありました。売り一巡後は1930ドル台へ戻したものの、ドル高で上値は重いでしょう。
原油は+1.07%高と反発、81ドル台へ上昇しました。株高を背景に上昇、原油自体に買い材料は出たわけではないため、引き続き80ドル付近での値固めと見ます。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+104円高の27467円と反発しました。米国株が上昇し円安が進んでいることから、日本株も買戻しが入ると予想します。
ドル円の下値は130.00円と129.70円がサポートライン、上値は130.30円や130.60円付近がレジスタンスライン。良好な米経済指標によりドル買い継続と予想、売り注文は薄いため上値追いと見ます。
経済指標
★★★★
24:00(米)1月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:64.6 予想:64.6
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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