2023年1月4日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CyberSignalによる予想
豪ドルドル 0.6875 上昇 ↑
予想レンジ 0.6820~0.6900
中国政府が豪州産石炭の輸入禁止を巡り部分的終了について協議、豪ドルは急騰しレジスタンスラインを上抜けしました。
買いシグナルも出ているため、いったん様子見とします。
ロンドン時間以降はドル売りが進む
正月休み明けの日経平均株価は、-377円安の25716円と下落しました。
ドル円は130円台半ばへ下落、クロス円は全面高となっています。時間外で、欧米株とも上昇。
このあと、24時に米12月ISM製造業景況指数が発表、翌早朝4時にFOMC議事要旨が公表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
ロンドン時間に入り、売りシグナルが出ました。
株高ドル安の流れとなっており、ドルは再び下値模索に転じると見ます。
本日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
- ドルはやや買戻しが入る
- テスラが-11.88%と暴落
- 天然ガスが-10.37%と暴落
- 原油も-4.15%安と連れ安
CyberSignalによる分析
※追記は17時ごろになります
豪ドルドル 0.6727 下落 (1時間足)↓
予想レンジ 0.6660~0.6750
黄色い丸の売りシグナルが発生、下降トレンドと予想します。
レジスタンスラインは0.6790付近、この水準を上抜けするとトレンド転換の可能性が出てきます。
前日の概要
NY市場、東京市場ともに正月で休場でした。
ドル円は131円付近へ反発、クロス円は売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 33136.37(-10.88 -0.03%)
・日経平均 25805.00(-289 -1.11%)
・金・ゴールド 1846.10(+19.90 +1.09%)
・原油・WTI 76.93(-3.33 -4.15%)
経済指標
★★★
23:45(米)12月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:46.2 予想:46.2 結果:46.2
本日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウや原油の下落
△強気材料:ドル高
◆ドル円は131円付近へ反発
◆クロス円は売りに押される
◆米10年債利回りは3.793%へ低下
◆ドルストレートは下落
◆米国株は下落
◆欧州株は+1%高
◆金は+19ドル高
◆原油は-4.15%安と急落
◆24時に米12月ISM製造業景況指数が発表
◆翌4時にFOMC議事要旨が公表
◆日経平均先物は-241円安の25853円
☆株安ドル高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
テスラやエネルギー株が売られる
昨晩のNYダウは後半にかけ下げ渋り、-10ドル安で引けました。
ナスダックは上値が重く、-0.76%安と下落。
欧州株が前日の流れが続き堅調だったことから米国株もプラスでスタートしたものの、すぐに失速しマイナスに転じています。
テスラの2022年世界販売台数が131万台と目標の140万台に届かず、株価は-11.88%と暴落。直近でイーロンマスクCEOがツイッターの改革に注力していることで、動揺が広がりました。
iPhone生産の問題で、中国での年末商戦の売り上げが大きく落ち込むとの懸念により、-3.98%と大幅安。
また、天然ガスと原油価格の下落により、コノコフィリップス-4.61%、エクソンモービル-3.76%、シェブロン-3.58%と全体的にエネルギー株も下落しました。
一方、メタ+4.25%、アマゾン+2.89%、アルファベット+1.60%とIT・ハイテク株の一角は上昇。銀行株や不動産株も堅調でした。
値上がり銘柄数2441、値下がり銘柄数2448と全銘柄の47.9%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM +0.98%
半導体 +0.01%
石油・エネルギー -3.99%
穀物関連 -2.02%
銀行 +0.10%
電気自動車(EV) -1.06%
軍需産業 -0.14%
メタバース +0.36%
SDGs 0.00%
中国ADR +4.93%
ディフェンシブ -0.10%
ロンドン時間以降はドル高の地合いに
ドル円は年末からの円高が続き、一時129.51円まで下押ししました。
しかし、一方的な下落が続いていたことからロンドン時間に入ると次第に買戻しが強まり、米国株安でドル買いが入っています。
一時131.40円まで反発、米10年債利回りが3.793%へ低下したためいったん130円台後半へ戻しましたが、株安の地合いにより買戻しが続くと予想します。
一方、クロス円は売りが続き軟調に推移。
ドル円の反発でやや下げ渋りましたが、ドルストレートの下落により上値は重いでしょう。
原油が大きく売られていることから、通貨別には豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨が売られやすいと見ます。
米10年債利回り
エネルギー価格が下落
天然ガスチャート(日足)
金は+19ドル高と上昇、1840ドル付近へ上値を伸ばしました。米利回りの低下により一時1850ドルの高値を付ける場面も。
貴金属全般が買われていることから、買い優勢の流れが続くと予想します。
原油は-4.15%安と急落、76ドル台へ下落しました。時間外ですでにじり安となっており、現物取引が始まるとまとまった売りに押されています。天然ガスが-10.37%と暴落したことで、他エネルギー株も追随した様子。
原油自体に悪材料は出ていませんが、反発するには買い材料が必要そうです。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-241円安の25853円と下落しました。ドル円が130円台へ戻したことで下げ渋りましたが、NYダウの下落により上値は重いでしょう。
ドル円の下値は130.30~130.40円がサポートライン、上値は131.10円がレジスタンスライン。再び株安ドル高の流れとなっておりドル円はじり高と予想、クロス円は売りに押されると見ます。
経済指標
★★★
24:00(米)12月ISM製造業景況指数
前回:49.0 予想:48.5
★★★★★
28:00(米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
コメント