2022年9月2日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ユーロドル 0.9988 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 0.9940~1.0030
ファストトリックスが緑色に変わりました。
いったん様子見とします。
為替はドル中心に上昇
日経平均株価は、-10円安の27650円と続落しました。時間外で欧州株は上昇していますが、米国株は下落。
ドル円は140.43円まで上昇、クロス円も連れ高となっています。
このあと、21時30分に米新規失業保険申請件数、22時45分に米8月製造業PMI、23時に米8月ISM製造業景況指数が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
一昨日からの上昇トレンドが継続しています。
高値圏で、米雇用統計を迎えるでしょう。
経済指標
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:24.3万件 予想:25.0万件
★★★
22:45(米)8月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:51.3 予想:51.3
★★★★
23:00(米)8月ISM製造業景況指数
前回:52.8 予想:52.0
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ユーロドル 0.9946 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 0.9880~0.9970
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色に変わりました。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-280ドル安、日経平均株価も+290円高の28234円と上昇しました。
ドル円は140円台乗せ、クロス円は小幅に上昇しています。
前日の結果
・ダウ平均 31656.42(+145.99 +0.46%)
・日経平均 7780(+150 +0.54%)
・金・ゴールド 1709.30(-16.90 -0.98%)
・原油・WTI 86.61(-2.94 -3.28%)
経済指標
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:24.3万件 予想:25.0万件 結果: 23.2万件
★★★
22:45(米)8月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回:51.3 予想:51.3 結果:51.5
★★★★
23:00(米)8月ISM製造業景況指数
前回:52.8 予想:52.0 結果:52.8
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウの反発や米利回りの上昇
▽弱気材料:原油安
◆ドル円は140円台乗せ
◆クロス円は小幅に上昇
◆米10年債利回りは3.257%へ上昇
◆ドルストレートは売りに押される
◆米国株は
◆欧州株は-1.6%安
◆金は-16ドル安と下値模索
◆原油は-3.28%安と続落
◆21時30分に米8月雇用統計などが発表
◆日経平均先物は+120円高の27781円
☆円安株高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
安値では買戻しが入る
昨晩のNYダウは、+145ドル高と5日ぶりに反発しました。
ナスダックは-0.26%安と続落したものの、陽線引けで後半にかけて買戻しが入っています。
ただ、今月の米追加利上げを前に米利回りが上値を伸ばしており、株式市場の反発は限定的と思われます。
アルファベット+1.28%、アマゾン+0.83%、アップル+0.47%と時価総額上位が反発。
中国成都市でのロックダウンを受け、ファイザー+3.10%、アッヴィ+2.97%、イーライリリー+2.62%などヘルスケア株が全面高。ターゲット+2.81%、ウォルマート+1.46%と消費関連への買いも続きました。
一方、軍事転用への懸念からGPUの中国販売に米政府の承認が必要となり、エヌビディア-7.67%、AMD-2.99%と半導体セクターが全面安。原油の続落により、エクソンモービル-1.80%、シェブロン-1.59%とエネルギー株も売られています。
値上がり銘柄数1682、値下がり銘柄数3264と、全銘柄の61.8%が下落しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM +1.14%
半導体 -2.94%
旅行レジャー -0.43%
石油・エネルギー -1.99%
穀物関連 +0.44%
銀行 +0.42%
不動産 -0.31%
電気自動車(EV) -1.35%
軍需産業 -1.42%
メタバース -1.06%
暗号資産関連 -1.08%
ドル円は140円台へ上昇
ドル円は買いが続き、NY時間に入ると140円台へ乗せました。1998年8月以来となる140円台で、円安ドル高の勢いは続くでしょう。
米10年債利回りも、3.257%と2011年以来の水準へ上昇、今晩発表の米雇用統計を前に高値圏での推移が続くと予想します。
クロス円は小幅に上昇、ドルストレードが売られたためドル円ほど伸びませんでした。
前日まで買われていたユーロドルが-1%超の反落、ポンドドルは1.1500と2020年3月以来の安値水準となっています。
原油安の影響で、豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨も売りが続くと見ます。
米10年債利回り
21時30分に米8月雇用統計が発表
今晩は、21時30分に米8月雇用統計が発表されます。
前哨戦となる米8月ADP雇用統計は、13.2万人と予想30.0万人を下回りましたが、新統計手法後の結果なので影響は一時的でした。
米8月非農業部門雇用者数は、前回52.8万人に対し予想29.0万人と減少予想。ただ、従来水準の20万人を越えていれば、無難に通過すると思われます。
米雇用統計推移
商品相場は売り継続
金は-16ドル安と下値模索、終日売りに押されました。引き続き、ドル高や米利回りの上昇が売り圧力、下値模索が続くでしょう。
原油は-3.28%安と続落、86ドル台と直近の安値水準まで下落。
他資産と同様ドル高に押されたうえ、中国四川省の成都でロックダウンが導入され、エネルギー需要への先行き不安が広がったことが売り材料となりました。
在庫減少などの買い材料が出るまで、売り継続と予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+120円高の27781円と反発しました。ドル円が140円台へ乗せていることから、日本株は買戻し優勢となるでしょう。
ドル円の下値は10銭ごとに買い注文、上値は140.50円がレジスタンスライン。今晩の米雇用統計を前に、140円付近を維持と見ています。
経済指標
★★★★★
21:30(米)8月非農業部門雇用者数変化(前月比)
前回:52.8万人 予想:29.0万人
★★★★★
21:30(米)8月失業率
前回:3.5% 予想:3.5%
★★★
21:30(米)8月平均時給(前月比)
前回:0.5% 予想:0.4%
★★★
21:30(米)8月平均時給(前年同月比)
前回:5.2% 予想:5.2%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
コメント