2022年5月17日のFX為替相場予想

追記：ロンドン時間以降の予想

豪ドルドル　0.7014 上昇 （4時間足）↑

予想レンジ　128.80～129.60

上昇トレンドが継続しています。
ト君変更はありません。

株高で為替は円安に

日経平均株価は、+112円高の26659円と3日続伸しました。時間外で、欧米株とも小幅に下落。

ドル円は129.30円台へ上昇、クロス円も連れ高となっています。

このあと、23時に米5月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。

ドル円は買いシグナル発生

東京時間終了後、買いシグナルが出ました。

しかし、直近で小幅なレンジ相場が続いており、材料が出るまで値幅はあまり狙えないでしょう。

経済指標

★★★★
23:00 (米) 5月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回：65.2　予想：64.0

本日の予想通貨ペア

※追記は17時ごろになります

豪ドルドル　0.6967 上昇 （4時間足）↑
予想レンジ　0.6940～0.7030

THV V4による分析

トリックスが同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。

前日の概要

NYダウは+466ドル高、日経平均株価も+119円高の26547円と上昇しました。

ドル円は129円付近でのレンジ相場、クロス円は小幅に上昇しています。

前日の結果

・ダウ平均　32223.42(+26.76 +0.08%）
・日経平均　26500(+20 +0.08%）
・金・ゴールド　1814.00(+5.80 +0.32%）
・原油・WTI　+3.36%114.20(+3.71 +3.36%）

経済指標

★★★
21:30 (米) 5月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回：24.6　予想：17.0　結果：-11.6
★★★★★
23:15 (英) ベイリー英中銀（ＢＯＥ）総裁、発言

本日のFX戦略

ポイント

▽弱気材料：米利回りの低下
△強気材料：NYダウの続伸や原油高
◆ドル円は129円付近で推移
◆クロス円は小幅に上昇
◆米10年債利回りは2.886％へ低下
◆ドルストレートは豪ドルが買われる
◆米国株はナスダックが反落
◆欧州株はまちまちの動きで方向感なし
◆金は+5ドル高
◆原油は+3.36％高と続伸
◆21時30分に米4月小売売上高が発表
◆22時15分に米4月鉱工業生産が発表
◆翌2時にラガルドECB総裁の発言
◆翌3時にパウエルFRB議長の発言
◆日経平均先物は-62円安の26485円
☆ドル安の地合いと予想

米国株は後半にかけ買われる

昨晩のNYダウは+26ドル高と、小幅続伸しました。序盤売られたものの、安値では買戻しが入り後半にかけプラスに転じています。

ただ、ナスダックは-1.20％安と反落。中国の4月小売売上高と鉱工業生産が弱く、ロックダウンによる悪影響が出たことが悪材料に。

テスラ-5.88％、アマゾン-1.99％と一般消費財が下落。エヌビディア-2.50％、アルファベット-1.48％、アップル-1.07％とIT・ハイテク株の一角も売られました。

対照的に、原油の続伸でシェブロン+3.06％、エクソンモービル+2.35％とエネルギー株が全面高。イーライリリー+2.66％、ファイザー+1.50％とヘルスケア株も買われています。

今週は、ホームデポやウォルマートなど、小売業の2-4月決算に注目。

テーマ別株価変動率

GAFAM　-0.81％
半導体　-1.61％
旅行レジャー　-1.68％
石油・エネルギー　+2.42％
海運　+5.16％
銀行　-0.38％
電気自動車（EV）　-2.15％
軍需産業　-0.54％
金投資　+0.86％
メタバース　-2.37％
暗号資産関連　-1.98％

NYダウチャート（日足）

ナスダックチャート（日足）

ユーロや資源国通貨が買われる

ドル円は129円付近でのレンジ相場、128.71～129.63円の間で推移しました。米10年債利回りが2.886％へ低下したことで、若干上値は重い様子。

高値では利食い売りも出ており、売り優勢と予想します。

クロス円は小幅に上昇、序盤売られていたもののロンドン時間以降プラスに転じました。

通貨別には、フランスのビルドワドガロー中銀総裁が6月利上げを示唆する発言を行ったことで、ユーロへの買いが継続。原油の続伸で、豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨も買われています。

短期的にドルは弱く、他通貨が買われると予想します。

米10年債利回り

カナダドル円（日足）

商品相場は買い優勢

金は、+5ドル高と小幅に上昇。一時1788ドルまで下げたのち、一気に1800ドル台へ戻しました。

時間外で1826ドルまで上値を伸ばしており、しばらくは売り出尽くしでショートカバー優勢と予想します。

原油は+3％超上昇し、114ドルへ続伸。原油在庫の減少で買いが入りやすいところ、NYダウの下げ渋りに連れ高となっています。

ドライブシーズンでガソリン在庫が減りやすい一方、中国での需要減速懸念があるため急騰はせずじり高と見ています。

金・ゴールドチャート（日足）

原油・WTIチャート（日足）

ドル円　注文状況

日経平均先物は、時間外で-62円安の26485円と反落しました。欧米株ともまちまち、ドル円の上値がやや重いため、日本株は小幅に下落と予想します。

ドル円の下値は128.90円や128.80円がサポートライン、上値は129.50円がレジスタンスライン。米利回りの低下で上値は重く、クロス円中心に買われると予想しています。

ドルに関しては、今晩21時30分に発表の米4月小売売上高に注目。

ドル円板情報

経済指標

★★★★
21:30 (米) 4月小売売上高(前月比)
前回：0.5％　予想：0.9％
★★★★
21:30 (米) 4月小売売上高（除自動車）(前月比)
前回：1.1％　予想：0.3％
★★★
22:15 (米) 4月鉱工業生産(前月比)
前回：0.9％　予想：0.4％
★★★★★
26:00 (ユーロ) ラガルド欧州中央銀行(ＥＣＢ)総裁、発言
★★★★★
27:00 (米) パウエル米連邦準備理事会（ＦＲＢ）議長、発言

OANDAオーダーポジション

【オープンオーダー】 オレンジ：指値注文、青：逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ：含み益、青：塩漬け