2021年7月15日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
豪ドル円 82.11 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 81.60~82.60
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株高で、為替は円安で推移
日経平均株価は、-329円安の28279円と続落しました。
ドル円、クロス円とも下落、ドル売りによりドルストレートが小幅に買われています。時間外で、欧米株とも下落中。
このあと、21時30分に米7月ニューヨーク連銀製造業景気指数、米新規失業保険申請件数、米7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数、22時15分に米6月鉱工業生産、22時30分にパウエルFRB議長の発言があります。
ドル円は下値模索が続く
昨晩、FRB議長の原稿が出回った時に売りシグナルが発生、その後も売りが続いています。
株安の地合いということもあって、下値模索と予想します。
経済指標
★★★
21:30 (米) 7月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回:17.4 予想:18.2
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:37.3万件 予想:35.0万件
★★★
21:30 (米) 7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:30.7 予想:27.5
★★★
22:15 (米) 6月鉱工業生産(前月比)
前回:0.8% 予想:0.6%
★★★★★
22:30 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
【FX入門講座】初心者必見!トレード方法を実践で解説
【FX】勝率を上げるポンドのトレード方法
本日の予想通貨ペア
豪ドル円 82.25 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 81.60~82.60
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-107円安、日経平均株価も-109円安の28608円と下落しました。
ドル円は110円台割れ、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 34933.23(+44.44 +0.13%)
・日経平均 28550(+10 +0.04%)
・NY金先物 1825.00(+15.10 +0.83%)
・NY原油先物 73.13(-2.12 -2.82%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:0.8% 予想:0.5% 結果:1.0%
★★★
21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:6.6% 予想:6.7% 結果:7.3%
★★★
21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
前回:0.7% 予想:0.4% 結果:1.0%
★★★
21:30 (米) 6月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
前回:4.8% 予想:5.1% 結果:5.6%
★★★★★
25:00 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
★★★★★
27:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
本日のFX戦略
★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
▽弱気材料:米利回りの低下や原油安
△強気材料:ドル以外への買い
◆ドル円は110円台割れ
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは1.349%へ低下
◆ドルストレートは買われる
◆米国株はナスダックが小幅続落
◆欧州株は方向感なし
◆原油は-2.8%安
◆金は+15ドル高
◆21時30分に米7月ニューヨーク連銀製造業景気指数などが発表
◆22時15分に米6月鉱工業生産が発表
◆22時30分に米パウエルFRB議長の発言
◆日経平均先物は-63円安の28545円
☆円高株安の地合いと予想
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
米国株はまちまちの動き
昨晩のNYダウは、+44ドル高と小幅に反発しました。
銀行株の決算はまちまち、パウエルFRB議長発言による米利回りの低下が相場全体を重くしました。原油安で、エネルギー株が-2%近く下落したことで、NYダウの上値は限定的に。
ナスダックは続落、インテルやエヌビディアなどのハイテク株が売られました。
NYダウ、ナスダックとも史上最高値付近での推移は変わらず、決算発表による個別銘柄主導の動きが続くでしょう。
米主要企業決算発表予定
7/15(木)
ユナイテッドヘルスグループ
モルガンスタンレー
アルコア
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
FRB議長の発言内容でドル売りが進む
昨晩21時ごろにパウエルFRB議長の原稿が事前に伝わり、「資産購入ペース縮小を開始できるだけの進展はまだ見せていない、数か月後にはインフレが鈍化する可能性が高い」とあったことで、まとまったドル売りが入りました。
ドル円は110円台割れ、予想を上回る米6月PPIでも反発できず、下値模索が続いています。米10年債利回りも、1.349%へ低下しました。
クロス円が連れ安になった反面、ドル売りでドルストレートは全面高。
直近で早期のドル利上げ期待が出ていただけに、失望売りに押される流れとなっています。しかし、米経済指標や企業決算は比較的良好なので、次第に売りは弱くなると予想します。
米10年債利回り
金は買われ原油は売られる
ドル全面安の流れを受け、金は+15ドル高と一段高になりました。ただ、株高の地合いは崩れていないので、次第に上値は重くなると予想します。
原油は-2.8%安と急落、75ドル台から73ドル台へ下がりました。
米週間在庫統計で原油在庫が減少していた一方、ガソリン在庫が予想に反して積み増していたことで、まとまった売りに押されています。
米ドライブシーズン修了後は、ガソリン在庫の増加する場面が増えることが予想されます。
金チャート(日足)
原油チャート(日足)
ドル円 注文状況
日経平均先物は、時間外で-63円安の28545円と続落しました。
米国株はまちまちの動き、円高が進んでいることから、日本株の現物株はやや売り優勢と予想します。28500円付近での攻防となるでしょう。
ドル円の下値は109.70円や109.50円がサポートライン、上値は110.25円や110.45円円がレジスタンスライン。
早期利上げ期待が遠のいたものの、直近の米経済指標は良好なので、じり安程度と予想します。
ドル円板情報
経済指標
★★★
21:30 (米) 7月ニューヨーク連銀製造業景気指数
前回:17.4 予想:18.2
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:37.3万件 予想:35.0万件
★★★
21:30 (米) 7月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
前回:30.7 予想:27.5
★★★
22:15 (米) 6月鉱工業生産(前月比)
前回:0.8% 予想:0.6%
★★★★★
22:30 (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
コメント