2018年8月13日のFX為替相場予想
【明日の予想通貨ペア】(欧州時間まで)
豪ドル円 80.87 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 80.00~81.20
【THV V4による分析】
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
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【前日の概要】
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NYダウは-74ドル安、日経平均株価も-300円安の22298円で引けました。
ドル円は一時110.68円まで下落、クロス円は大幅安となっています。
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【前日の結果】
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・ダウ平均・・・・25313.14(-196.09 -0.77%)
・日経平均・・・・22180(-120 -0.54%)
・NY金先物・・・・1219.00(-0.90 -0.07%)
・NY原油先物・・67.63(+0.82 1.23%)
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【経済指標】
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★★★
08:50 (日) 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
前回:-0.2% 予想:0.3% 結果:0.5%
★★★
08:50 (日) 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算)
前回:-0.6% 予想:1.4% 結果:1.9%
★★★
17:30 (英) 6月貿易収支
前回:-123.62億ポンド 予想:-119.00億ポンド 結果:-113.83億ポンド
★★★
17:30 (英) 6月鉱工業生産指数(前月比)
前回:-0.4% 予想:0.4% 結果:0.4%
★★★
17:30 (英) 6月製造業生産指数(前月比)
前回:0.4% 予想:0.3% 結果:0.4%
★★★
17:30 (英) 4-6月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
前回:0.2% 結果:0.4%
★★★
17:30 (英) 4-6月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
前回:1.2% 予想:1.3% 結果:1.3%
★★★
17:30 (英) 6月月次国内総生産(GDP)(前月比)
前回:0.3% 予想:0.2% 結果:0.1%
★★★
21:30 (米) 7月消費者物価指数(CPI)(前月比)
前回:0.1% 予想:0.2% 結果:0.2%
★★★
21:30 (米) 7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
前回:2.9% 予想:3.0% 結果:2.9%
★★★
21:30 (米) 7月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
前回:0.2% 予想:0.2% 結果:0.2%
★★★
21:30 (米) 7月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
前回:2.3% 予想:2.3% 結果:2.4%
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【明日の戦略】
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★━ ポイント ━━━━━━━━━━━
▽弱気材料:トルコ情勢の悪化
△強気材料:日米貿易協議を無難に通過
◆ドル円は110円台後半で推移
◆クロス円は全面大幅安
◆米10年債利回りは
◆ドルストレートは全面安
◆円ショートが減少しやや円高に
◆ユーロ、ポンド、豪ドルともショートが増加
◆米国株は全体的に売られる
◆欧州株は全面安
◆原油は+1ドル高
◆金は小幅安
◆経済指標発表は特になし
◆Weekend Wall Streetは-7ドル安
◆日経平均先物は-122円安の22176円と続落
☆円高株安の地合いと予想
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<トルコリラの暴落で円高株安に>
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先週末のNYダウは、トルコリラ暴落の影響で-196ドル安と続落して引けました。
トルコ情勢の悪化が米国株へどの程度影響を及ぼすか未知数ですが、新興国通貨安で財政の脆弱な国や銀行への影響は大きいと思われます。
週末から、関西国際空港でトルコリラ紙幣の取扱が中止されるなど、8,500km離れた日本ですら影響が出ているので、トルコ近辺ではさらに深刻な事態になっていることが予想されます。
ドル円も、一時1か月ぶり安値となる110.52円まで下落しました。
ドルストレートが大きく売られたことでクロス円は全面大幅安、後半にかけてドル買いでドル円が下げ渋るなど難しい動きになっています。
米10年債利回りは2.873%へ低下、リスク回避の動きが継続と予想します。
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<円ショートが減少しやや円高に>
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IMM通貨先物ポジションは、円ショートが減少しドル円の上値を重くしました。
ユーロ、ポンド、豪ドルともショートが増加、今週も続落する可能性は高いです。
▼IMM通貨先物ポジション
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<トルコ情勢に注目>
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トルコリラ暴落後のNY市場後半に、トランプ大統領の顧問弁護士が「米国人牧師の拘束問題が解決に近づいている」と発言したことで、トルコリラはいったん買い戻されました。
この米国人牧師は、2016年7月に起きたクーデター未遂事件の主導団体を支援した罪で拘束、これを受け米国はトルコ閣僚2人に経済制裁を行っています。
釈放期限は8/15(水)までと言われていて、今週が山場と思われます。
解決することでリスクは減りますが、鉄鋼・アルミニウムへの関税とは別問題なので、週明けの動きを確認したいところ。
対するトルコのエルドアン大統領は、「経済戦争には負けない。米ドルや金を持っているなら、銀行に行ってリラに替えるべきだ。これは国をあげた戦いだ」と演説で勇ましく訴えたものの、その後トルコリラは一段安になっています。
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<ドル円 オーダー状況>
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日経平均先物は、時間外で-122円安の22176円と続落しました。
ドル円が下げ渋っていることや、日米貿易協議を無難に通過したことで買戻しも期待できますが、週明けのトルコリラの動き次第となりそうです。
いつものように、寄り付き前のレートをブログへ掲載します。
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【経済指標】
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