2013年10月07日のFX為替相場予想
【明日の推奨通貨ペア】(欧州時間まで)
ポンドドル 1.6008 下落 (日足) ↓
予想レンジ 1.5950~1.6100
【THV V4による分析】
トリックスは同色の赤色でクロス、一目の雲も下回って下降トレンドとなっています。
一時的な反発はありそうですが、上値は重いでしょう。
【昨日の概要】
前日のNYダウが-136ドル安と1%近く下落した影響で、日本株とドル円も下落しました。
日経平均株価は-132円安の14024円、ドル円も一時96円台へ落ちる場面もありましたが、NYダウがプラス圏に転じると上昇、97.45円付近で引けています。
【動画】
米政府機関の一部閉鎖4日目、NY株反発(4日)
【昨日の結果】
・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15072.58(+76.10 +0.51%)
・CME日経平均先物・・・・・・・・・・・・・14265(大証終比:+225 +1.59%)
・NY金先物12月限(COMEX)・・・1309.90(-7.70 -0.58%)
・NY原油先物11月限(WTI)・・・・・103.84(+0.53 +0.51%)
【経済指標】
※米雇用統計は延期
【明日の戦略】
<米政府機関閉鎖は継続中>
先週末のNYダウは+70ドル反発しましたが自律反発の域を出ず、それに伴って上昇したドル円もやはり単なる自律反発と思われます。
当初は早期に解決されるとされていた米政府機関閉鎖ですが、今では逆にギリギリまで長引きそうだとの見方が多くなってきています。この混乱が解決されない限り、ドル円は上値を抑えられ下落し続けるでしょう。
<無条件に暫定予算案採決を可能にする方法も>
上院から送られてきた予算案に対し下院はオバマケア延期の修正を加え、それをオバマ大統領が拒否するという流れが続いています。
しかし、米民主党の下院議員が、「discharge petition」と呼ばれる手法で付帯条件なしの暫定予算案を強制的に採決にかける方法を模索中であることが分かりました。
これは、下院議員435人のうち218人の申し立てがあれば、法案を委員会から下院本会議に送付することが可能になるというものです。
オバマケアが焦点になっている一方で、多くの民主党議員や一部の共和党議員は、下院で付帯条件なしの暫定予算案が採決にかけられれば、承認されると予想しているのですが、この手法を使えば、オバマケアの撤廃や延期が盛り込まれていない暫定予算案を採決にかけることができます。
ただし、下院での手続き完了には1週間程度必要となるため、早くても10月14日以降になるとみられています。
<長引けば、米国債格下げの危険性>
2011年の債務上限引き上げ問題発生時には、S&Pが米国債の格付けをAAAからAA+に格下げしたことにより米国債ショックが起き、世界同時株安となっています。
今回は、フィッチは格下げの公算は小さいとしているものの、ムーディーズは今年5月にすでに債務問題に対して格下げを警告していることから、安心はできません。
また、米政府機関閉鎖は1日3億ドルの経済的損失が発生しているため、予算案が成立しないかぎり、株安円高で推移し続けることになるでしょう。
【ドル円の注文状況】
99.30円 売りアジア系ほか
99.25円 超えるとストップロス買いCTAほか
99.15-20円 断続的に売り(99.20円 輸出ほか)
99.00円 売り厚め輸出ほか
98.70-90円 断続的に売り
98.20-50円 断続的に売り
97.90-8.00円 断続的に売りモデル系ほか
97.50円 売り
97.40円 現在
96.85-90円 断続的に買い
96.50円 買い厚め・割り込むとストップロス売り
96.20円 買い厚め
96.00円 買い厚め・割り込むとストップロス売り
95.80円 買い厚め
徐々に上値を切り下げていて、下押しが強くなってきています。
当面は、前回安値95.80円を目指すことになるでしょう。
【経済指標】
★★
14:00 (日)8月景気一致CI指数<確報値> 前回:107.7 予想:-
★★
14:00 (日)8月景気先行CI指数<確報値> 前回:107.9 予想:-
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