2013年09月11日のFX為替相場予想
【今日の推奨通貨ペア】(欧州時間まで)
ドル円 100.39 上昇 (4時間足) ↑
予想レンジ 99.80~101.00
【THV V4による分析】
トリックスは同色の緑色でクロス、上昇トレンドとなっています。
株高が続けば101円を目指すと予想します。
【昨日の概要】
日経平均株価は続伸、+218円高の14423円で引けました。
株に比べるとドル円は上値が重い展開が続いていましたが、ロンドン時間に入ると米10年国債が売られ続けたことによりドル高が進み、ドル円は100円を突破しました。
ドル円は数時間程度で100pips上昇、出遅れ感がかなりありましたが、あっという間に追いついています。
【昨日の結果】
・ダウ平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15191.06(+127.94 +0.85%)
・CME日経平均先物・・・・・・・・・・・・・14600(大証終比:+200 +1.37%)
・NY金先物12月限(COMEX)・・・1364.00(-22.70 -1.64%)
・NY原油先物11月限(WTI)・・・・・107.39(-2.13 -1.94%)
【重要経済指標】
★★★
14:30 (中)8月鉱工業生産(前年比)
前回:+9.7% 予想:+9.9% 結果:+10.4%
★★★
14:30 (中)8月固定資産投資(前年比)
前回:+20.1% 予想:+20.2% 結果:+20.3%
★★★
14:30 (中)8月小売売上高(前年比)
前回:+13.2% 予想:+13.3% 結果:+13.4%
【今日の戦略】
<シリア軍事介入回避の可能性が高まり、金と原油は下落>
昨晩、オバマ大統領はシリアの化学兵器を国際管理するロシアの提案を国連安全保障理事会で協議することに同意しました。
オバマ米大統領が日本時間の午前中に国民へ向けて演説を行いますが、シリアが化学兵器に関するロシア提案を受け入れたことから、軍事介入回避の可能性が高くなっています。
すでに金と原油は1%以上下落、ここ数日で金は高値1410ドルから1360ドル、原油は高値112ドルから107ドルへと下落しました。
軍事介入に関しての議会承認も控えていますが、軍事介入が否決されれば金と原油が売られ、株と為替はもう一段高となるでしょう。
【ドル円の注文状況】
101.00円 売り・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
100.80円 売り厚め・超えるとストップロス買い
100.50円 売り厚め・超えるとストップロス買い、OPバリア観測
100.40円 現在
99.50-70円 断続的に買い
99.30円 買い
99.00-20円 断続的に買い厚め実需ほか
98.90円 割り込むとストップロス売り
98.50円 買い厚め・割り込むとストップロス売り
98.20円 買い
98.00円 買い厚め・割り込むとストップロス売り
97.80円 買い輸入ほか・割り込むとストップロス売り
97.50円 買い厚め・割り込むとストップロス売り
ドル円は一気に100.40円まで上昇しましたが、100.50円から上は厚い売りが控えています。地合的にはかなり買いが入りやすい状況なので、東京仲値付近でアタックし、ロンドン時間でも再上昇する可能性が高いです。今週末はメジャーSQも控えているため、株高による円安も期待できそうです。
<ドルストレートも上昇>
NY時間序盤で売られていたドルストレートですが、NYダウが100ドル以上上昇したことを受けてリスク選好の買いが入りました。ドル円とユーロドルが両方急騰するのは久しぶりの気がしますが、それだけ地合が好転してきたのかもしれません。
来週のFOMCまでは上昇が続きそうですが、緩和縮小でドル高となると下落する可能性が高いと見ます。
米雇用統計以降、米重要経済指標はありませんが逆にそのことが功を奏し、落ち着いた値動きが続いています。
ドル円は株高につられて円安となる場面が増えていますが、本日も日経平均や欧州株につられて円安が進行するでしょう。100.50円、100.80円を抜ければ一気に101円を目指すと予想します。
【重要経済指標】
★★★
17:30 (英)8月失業率 前回:4.3% 予想:4.3%
★★★
17:30 (英)8月失業保険申請件数(前月比) 前回:-29200件 予想:-25000件
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