2013年07月08日のFX為替相場予想
【明日の推奨通貨ペア】(欧州時間まで)
ユーロドル 1.2829 下落 (日足) ↓↓
予想レンジ 1.2750~1.2870
【THV V4による分析】
いったん反発しかけたファストトリックスが、米雇用統計の影響で再度下落。
こうなると、もう一段下がるまで下げ止まらないことが多いです。
【昨日の概要】
日本株は雇用統計への期待もあって+291円高の14,309と大幅高。
ドル円も一時100.45円まで上昇しましたがロンドン時間に入るとポジション整理の動きが進んで99円台へ急落しました。
注目の雇用統計は、米失業率は予想7.5%のところ結果7.6%と下回ったのですが、6月非農業部門雇用者数は予想+16.9万人に対して結果+19.5万人、6月民間部門雇用者数も予想+17.5万人に対して結果+20.2万人といずれも予想を大きく上回り、ドル円は101.20円付近まで上昇して取引を終えました。
ドル高の一方でユーロとポンドは売られ、ポンドドルは一時1.4855、ユーロドルは1.2815まで急落、金(Gold)も1200ドル前半まで売り込まれ、3%超の下落となっています。
なお、原油はエジプト情勢の緊迫化から103ドル台へ。2%近く上昇しました。
【動画】
NY株上昇、堅調な雇用統計を受けて(5日)
【昨日の結果】
・ダウ平均 15135.84(+147.29 +0.99%)
・CME日経平均先物 14550(大証終比:+210 +1.46%)
・NY金先物12月限(COMEX) 1212.70(-39.20 -3.13%)
・NY原油先物11月限(WTI) 103.22(+1.98 +1.96%)
【重要経済指標】
★★★★★
21:30 (米)6月非農業部門雇用者数(前月比)
前回:+17.5万人 予想:+16.9万人 結果:+19.5万人
★★★★★
21:30 (米)6月民間部門雇用者数(前月比)
前回:+17.8万人 予想:+17.5万人 結果:+20.2万人
★★★★★
21:30 (米)6月失業率 前回:7.6% 予想:7.5% 結果:7.6%
★★★★
21:30 (加)6月失業率 前回:7.1% 予想:7.1% 結果:7.1%
★★★★
21:30 (加)6月雇用ネット変化率(前月比)
前回:+95000 予想:-5000 結果:-400
【その他】
19:30 (欧)クーレECB専務理事講演
【明日の戦略】
先週末の米雇用統計を受けて、円安ドル高基調が継続しそうです。
米国の緩和縮小に関しては、もともと年末あたりから行われるとの観測がありましたが、良好な米雇用統計から9月から縮小が開始されるとの見方に移ってきています。
低迷している欧州と対照的に米国は出口戦略が進んでいるため、今後はドル高基調で推移していくことになるでしょう。
そうなると、ユーロドルやポンドドル、豪ドルドルは下落するため、ドル円は上昇してもクロス円はあまり上昇しない「ドル独歩高」の様相となりそうです。
これまでは緩和縮小懸念から株価が下落する場面もありましたが、今回はアメリカ経済の底堅さを素直に受け入れ、NYダウは1%近く上昇して引けています。
しばらくは、株・為替ともに上昇基調が続くでしょう。
なお、ドル円は101.25に厚めの売り、101.50円と102.00円にストップロス買いが貯まっています。また、99円台は全体的に買いが厚めなので、押したところは拾っていくとよさそう。ただし、99.00円~99.20円はストップロス売りが大量に貯まっているので要注意。
前回高値の103.80円を超えれば、いよいよ105円台へチャレンジしそうです。
ドル円は買い、ドルストレートは売りと予想します。クロス円の値動きは難しそうなので、避けた方が良いかもしれません。
【重要経済指標】
★★
08:50 (日)5月国際収支‐経常収支 前回:+7500億円 予想:+5900億円
★★
08:50 (日)5月国際収支‐貿易収支 前回:-8188億円 予想:-9114億円
★★
19:00 (独)5月鉱工業生産指数(前月比) 前回:+1.8% 予想:-0.5%
【その他】
22:00 (欧)ドラギECB総裁講演
22:00 (欧)ユーロ圏財務相会合
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