2024年4月12日のFX為替予想
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- ドル円は153円台前半へ上昇
- クロス円も連れ高
- 6月利下げ観測でユーロが弱い
- ナスダックに買戻しが入る
- 金は2377ドルと再び史上最高値を更新
サイバーシグナル(CyberSignal)による予想
ドル円 153.24 上昇 ↑
予想レンジ 152.60~153.70
買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-422ドル安、日経平均株価も-139円安の39442円と下落しました。
ドル円は153円台前半へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 38459.08(-2.43 -0.01%)
・日経平均 39710(+300 +0.76%)
・金・ゴールド 2374.42(+41.62 +1.78%)
・原油・WTI 85.62(-0.59 -0.68%)
経済指標
★★★
21:30(米)3月卸売物価指数(PPI)(前月比)
前回:0.6% 予想:0.3% 結果:0.2%
★★★
21:30(米)3月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)
前回:1.6% 予想:2.2% 結果:2.1%
★★★
21:30(米)3月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
前回:0.3% 予想:0.2% 結果:0.2%
★★★
21:30(米)3月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
前回:2.0% 予想:2.3% 結果:2.4%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:22.1万件 予想:21.5万件 結果:21.1万件
★★★★★
21:45(欧)ラガルドECB総裁の定例記者会見
今日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:ナスダックや米利回りの上昇
▽弱気材料:なし
◆ドル円は153円台前半へ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは4.581%へ上昇
◆ドルストレートはユーロが弱い
◆米国株は後半にかけ買いが入る
◆欧州株は-0.4~-0.7%安
◆金は+41ドル高と史上最高値を更新
◆原油は-0.68%安と反落
◆23時に米4月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は+225円高の39664円
☆円安株高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
IT・ハイテク株に買戻し
昨晩のNYダウは、引け前に売られ-2ドル安と小幅に続落しました。
ナスダックは序盤から買われ、+1.68%高と急反発。
米利回りの上昇が警戒されたものの、IT・ハイテク株への決算への期待で次第に買い優勢に。
アップルがMacシリーズを刷新し新型M4チップを搭載するとのニュースで+4.33%。ブロードコム+4.54%、マイクロン+4.34%、エヌビディア+4.11%、クアルコム+2.50%と半導体が全面高。
アルファベット+1.99%、アマゾン+1.67%、テスラ+1.65%、マイクロソフト+1.10%、メタ+0.64%とIT・ハイテク株にも買い。
対照的に、P&G-0.89%、ウォルマート-0.87%、ターゲット-0.17%と小売りの一角が軟調。原油の下落で、シェブロン-0.48%、エクソンモービル-0.34%とエネルギーも軟調でした。
全体的には、値上がり銘柄数2415、値下がり銘柄数2114と全銘柄中の51.5%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
アップル関連 +1.14%
半導体 +2.15%
生成AI +1.37%
銀行 -0.86%
石油・エネルギー -0.29%
海運関連 +1.73%
暗号資産関連 +0.50%
インド関連 -0.16%
ドル円は売り一巡後に153円台前半へ戻す
米10年債利回り
ドル円はやや乱高下、米3月PPIが0.2%と予想0.3%を下回ったことで152.75円まで下押しする場面もありました。ただ、売り一巡後は買い戻しが入り、153円台前半へ戻しています。
根強いドル買いが続いており、米10年債利回りが4.581%へ上昇していることから、ドルへの買いが続くと予想します。
一方、クロス円も連れ高となって全体的に上昇しました。
通貨別にはややユーロ安、政策金利は据え置きでしたが6月に利下げされるとの見通しが売り材料に。ユーロドルは一時1.07ドル台割れ、ユーロ円も小幅にマイナスと他クロス円より軟調な動きとなっています。
全体的には、円安ドル高の流れが続くと予想します。
金は再び史上最高値を更新
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
金はまとまった買いが入り+41ドル高、再び史上最高値を更新しました。米3月PPIが鈍化したタイミングで上昇、2377ドルまで上値を伸ばしています。
時間外でもじり高となっており、買い優勢の流れが続くと見ます。
原油は-0.68%安と反落、85ドル台半ばへ下げました。前日に発表された在庫統計が予想より積み上がっていたことで、次第に売り優勢となっています。
需要が減少したことで、上値の重い状態が続くと予想します。
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+225円高の39664円と反発しました。円安が進みナスダックは反発していることから、日本株も買戻しが入ると予想します。
ドル円の下値は153.00円がサポートライン、上値は153.35円や153.50円がレジスタンスライン。為替介入が意識される水準ではありますが、岸田首相が訪米中のなかドル売り介入はやりづらいと思われます。
経済指標
★★★★
23:00(米)4月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:79.4 予想:79.0
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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