2023年10月27日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
ドル円 150.16 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 149.80~150.80
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
為替はややドル売り優勢
日経平均株価は、+389円高の30991円と反発しました。時間外で、欧米株とも買い優勢。
ドル円は-30銭ほど下落、クロス円もやや連れ安となっています。
このあと、23時に米10月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は買いシグナル発生中
午後、通貨別強弱は円が最も強くなり、上値が重い様子。
株式市場が反発してきているので、円安に期待したいところ。
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- 米7-9月GDP速報値は4.9%と予想4.5%を上回る
- ドル円は一時150円台後半へ上昇
- クロス円も連れ高
- ECB政策金利は4.50%と据え置き
- 欧米株とも-1%超の下落
CyberSignalによる分析
ドル円 150.37 上昇 ↑
予想レンジ 149.80~150.80
買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは105ドル安、日経平均株価も-668円安の30601円と下落しました。
ドル円は一時150円台後半へ上昇、クロス円も連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 32784.30(-251.63 -0.76%)
・日経平均 30630(+40 +0.13%)
・金・ゴールド 1985.19(+5.57 +0.28%)
・原油・WTI 83.51(-1.88 -2.20%)
経済指標
★★★★★
21:15(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利
前回:4.50% 予想:4.50% 結果:4.50%
★★★★
21:30(米)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
前回:2.1% 予想:4.5% 結果:4.9%
★★★
21:30(米)9月耐久財受注(前月比)
前回:0.2% 予想:1.7% 結果:4.7%
★★★
21:30(米)9月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
前回:0.4% 予想:0.2% 結果:0.5%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:19.8万件 予想:21.0万件 結果:21.0万件
今日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:良好な米7-9月期GDP
▽弱気材料:IT・ハイテク株への売り
◆ドル円は一時150円台後半へ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは4.840%へ低下
◆ドルストレートはやや買い優勢
◆米国株は売り継続
◆欧州株は-1%安
◆金は+5ドル高と続伸
◆原油は-2.20%安
◆23時に米10月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は-4円安の30597円
☆ドル高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
IT・ハイテク株中心に売られる
昨晩のNYダウは次第に売りに押され、-251ドル安と続落しました。
ナスダックは、決算が重しとなって-1.76%安と下値模索。
良好なGDP速報値を受け米追加利上げが意識され、株式市場への売り圧力に。
メタの決算は良好でしたが、来年に向けて慎重な見通しが示されたことで-3.73%。マイクロソフト-3.75%、アルファベット-2.55%、アップル-2.46%、アマゾン-1.50%とIT・ハイテク株が連れ安に。エヌビディア-3.48%、ブロードコム-2.69%、AMD-2.48%と半導体への売りも続いています。
対照的に、決算が予想を上回り見通しも上方修正したサービスナウが+3.92%、IBM+4.87%と連れ高。バンクオブアメリカ+2.23%、シティグループ+1.89%、ウェルズファーゴ+1.59%、JPモルガンチェース+0.26%と銀行株に買戻し。
全体的には、値上がり銘柄数2216、値下がり銘柄数2405と全銘柄中の49.8%が下落しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -2.54%
MATANA -2.68%
半導体 -0.86%
生成AI -0.94%
電気自動車 -0.21%
軍需産業 +0.16%
銀行 +0.95%
メタバース -1.15%
ディフェンシブ -0.22%
インド関連 -1.13%
ドル円は一時150円台後半へ上昇
ドル円は買いが続き、一時150.79円まで上値を伸ばしました。150円台を割れる場面もありましたが、すぐに買い支えが入り戻しています。
昨晩発表された米7-9月GDP速報値は4.9%と予想4.5%を上回ったほか、米9月耐久財受注も4.7%と予想1.7%を大きく上回っていました。米10年債利回りは4.840%へ低下したものの、良好な米経済指標を背景にドル買い継続と見ます。
一方、クロス円も連れ高となって全体的に上昇しました。
通貨別にはユーロが伸び悩み、ECB政策金利は予想通り据え置きの4.50%。声明では「金利をこの水準で十分に長く維持すれば、インフレを目標の2%に戻すことに大きく貢献するだろう」とあらためて強調されており、当面は据え置きが続くことになるでしょう。
米10年債利回り
金への買いが続く
金は+5ドル高と続伸、再び1985ドルへ上昇しました。下がっても押し目買いが入り、1970ドルをサポートラインに底堅い推移が続いています。
地政学的リスクが続いているため、高値圏での推移が続くと予想します。
原油は-2.20%安と反落、83ドル台へ下落しました。株に連れ安となったほか、前日に発表された在庫統計が悪化していたことが売り材料に。
需要の増加がみられないため、80ドル台前半での推移が続くと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-4円安の30597円と小幅に続落しました。欧米株とも下落しましたがドル円は150円台を維持しているため、売り一巡後は下げ渋ると予想します。
ドル円の下値は150.00円付近がサポートライン、上値は150.60円と150.75円がレジスタンスライン。米利回りの低下により上昇一服、週末を前に150円台での値固めと見ます。
経済指標
★★★★
23:00(米)10月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:63.0 予想:63.0
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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