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来週のFX予想（2023年10月16日～10月20日）
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来週の相場見通し
中東情勢の動向に注意
ドル円は先週からの買いが続き、149円台半ばへ上昇して週末を迎えました。米10年債利回りは先週末の4.797％から4.619％へ低下、11月の利上げ確率は8.2％へ低下しており、12月の利上げに期待したいところ。
注目の集まっていた米9月PPI、CPIはいずれも予想を上回っていたことで、年末の利上げに期待が高まっています。来週もドル買いの流れが続くと予想しますが、イスラエル情勢の悪化で株安となるようだと円買いが強まる可能性も出てきます。
一方、クロス円は週前半に上昇し後半にかけ失速、結局行って来いとなりました。ドルの動きに左右される状態が続いており、クロス円は難しい動きが続くでしょう。
NYダウは買戻し、33000ドル台半ばへ戻しました。ただ、ドル高の影響でナスダックは戻り売りが強く、全体的に株は売られやすいと予想。
日経平均株価は急速に買戻しが入り、一気に32000円台へ戻しています。しかし、やや過熱感が高くなったことでこちらも戻り売りが出ると予想します。
金は、地政学的リスクの高まりを受け急騰、週末には一気に1900ドル台を回復しました。中東情勢の不安定化により、安全資産への買いが続くでしょう。
原油もまとまった買いが入り、82ドル台から87ドル台へ上昇。需要の方も堅調なことから、買い継続と見ます。
米10年債利回り
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ドル円予想
ドル円チャート
140円台を回復したところで、買いシグナルが出ました。
底堅い推移が続いており、149円付近を維持しています。円安の勢いも強く、再度150円台を試せるか注目。
ユーロドル予想
ユーロドルチャート
1.10ドル台を割れ、売りシグナルが出ました。
下降トレンドが継続しており、上値の重い地合いが継続。
戻り売りが強く、ロングする場合は買いシグナルが出てからの方が無難でしょう。
日経平均株価予想
日経平均株価チャート
31,000円台後半でサポートされ、買いシグナルが出ました。
円安にサポートされていますが、欧米株安が重しに。しばらくは、利食い売りの出やすい地合いと見ます。
NYダウ予想
NYダウチャート
33,000ドルを割れ、売りシグナルが出ました。
ドル高の影響で、米国株への売りが続いています。
11月の米利上げ確率は低下したものの、ナスダックへの売り圧力は強いです。
金（Gold）予想
金（Gold）チャート
1900ドル付近で下げ渋り、買いシグナルが出ました。
ただ、地政学的リスクの高まりを受け週明けには窓を空けて上昇。
直近高値を上回るようなら、トレンド転換と見ます。
原油（WTI）予想
原油（WTI）チャート
80ドル台を回復し、買いシグナルが発生。
金同様、地政学的リスクの高まりでまとまった買い。
週明けも買いが続くようなら、トレンド転換の可能性が出てきます。
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経済指標
来週は、火曜日に発表される米9月小売売上高に注目。前回0.6％に対し予想0.3％、除自動車の数値も前回0.6％に対し予想0.2％と鈍化する予想となっています。
木曜日には、パウエルFRB議長の発言があります。
10/16（月）
（米）10月ニューヨーク連銀製造業景気指数
10/17（火）
（米）9月小売売上高
10/18（水）
（米）9月住宅着工件数、9月建設許可件数、ベージュブック
10/19（木）
（米）新規失業保険申請件数、パウエルFRB議長の発言、10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
10/20（金）
特になし
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