2023年10月4日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
豪ドル円 94.14 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 93.80~94.60
下げ渋り、平均足の色が変わりました。
いったん、様子見とします。
株安だが為替は円安に
日経平均株価は、-719円安の30518円と続落しました。時間外で、欧米株とも下落。
ドル円は149円台前半へ上昇、クロス円もやや上昇しています。
このあと、21時15分に米9月ADP雇用統計、22時45分に米9月総合PMI、23時に米9月ISM非製造業景況指数が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
午後、やや下げ渋り。
通貨別強弱はドルが最も強く、このあと反発できるか注目。
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- 急激な円高で為替介入観測が広がる
- ドル円は150円から一時147円台へ下落
- クロス円も大幅安
- 米10年債利回りは1.48%台へ上昇
- 欧米株や金への売りが続く
CyberSignalによる分析
豪ドル円 93.78 下落 ↓
予想レンジ 93.00~94.00
売りシグナルが発生、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-74ドル安、日経平均株価は-521円安の31237円と下落しました。
ドル円は一時147円台前半へ下落、クロス円は全体的に売られています。
前日の結果
・ダウ平均 33002.38(-430.97 -1.29%)
・日経平均 30770(-430 -1.40%)
・金・ゴールド 1824.21(-3.18 -0.17%)
・原油・WTI 89.56(+0.74 +0.83%)
経済指標
特になし
今日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:欧米株の下落や為替介入の可能性
△強気材料:なし
◆ドル円は一時147円台前半へ下落
◆クロス円は全体的に売られる
◆米10年債利回りは4.810%へ上昇
◆ドルストレートは売りに押される
◆米国株は下値模索が続く
◆欧州株は-1%安
◆金は-3ドル安
◆原油は+0.83%高と反発
◆21時15分に米9月ADP雇用統計が発表
◆22時45分に米9月総合PMIが発表
◆23時に米9月ISM非製造業景況指数が発表
◆日経平均先物は-515円安の30772円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米利回りの上昇で株安継続
昨晩のNYダウは売りが継続し、-430ドル安と大幅続落。
ナスダックも、-1.87%安と下落しています。
米利回りの上昇により時間外から売りに押されており、警戒感から現物も売られました。週末の米雇用統計を前に、積極的な買いは入りづらいと見ます。
アマゾン-3.66%、エヌビディア-2.83%、マイクロソフト-2.61%、メタ-1.92%、アルファベット-1.38%、アップル-0.78%と時価総額上位が全面安。ホームデポ-2.63%、スターバックス-1.81%、マクドナルド-1.26%、コストコ-1.10%と消費や小売りも軟調に。銀行や不動産、ヘルスケアも売られています。
対照的に、AT&T+0.75%、ベライゾン+0.69%と通信が上昇。原油の反発で、シェブロン+0.22%、エクソンモービル+0.17%とエネルギー株に買い。
全体的には、値上がり銘柄数1003、値下がり銘柄数3663と全銘柄中の75.6%が下落しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -1.80%
MATANA -2.08%
半導体 -1.59%
生成AI -2.27%
電気自動車 -1.91%
軍需産業 -0.94%
銀行 -1.94%
メタバース -2.17%
ディフェンシブ -0.52%
インド関連 -1.17%
急激な円高で為替介入観測が広がる
ドル円は前日からの買いが続き、一時150.16円と150円台へ乗せました。ところが、その後は売りに押され一時147.33円まで下押し。
特に材料の出ていない状況での強い売り圧力だったため為替介入の観測が広がりましたが、今のところ財務省はノーコメント。米10年債利回りは4.810%へ上昇しているため、下がったところでは買いが入りやすいでしょう。
一方、ドル円に連れ高となっていたクロス円も、まとまった売りに押され急落。ドル高でドル円以外のドルストレートが下落している影響で、上値の重い状態が続いています。
通貨別には、豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨が-1%超の下落。株式市場の下落に加え原油も次第に上値を切り下げていることから、軟調な地合いが続くと予想します。
米10年債利回り
金への売りが続く
金は-3ドル安と下落、下値模索が続いています。米利回りが上昇して以降、売りシグナルが継続中。
ロングする場合は、買いシグナルが出てからの方が良いでしょう。
原油は+0.83%高と反発、89円台半ばへ戻しました。しかし、高値警戒感で売りが出やすく、弱い地合いとなっています。
米原油在庫統計の発表を控えているため、方向感の出ずらい状態と見ます。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-515円安の30772円と続落しました。円高が進み欧米株も下落していることから、日本株への売りが続くと予想します。
ドル円の下値は148.50円がサポートライン、上値は148.95円や149.30円がレジスタンスライン。米利回りの上昇によりドル高期待はありますが、為替介入にも警戒が出ています。下げ止まり買いシグナルが出るまで、様子見が無難でしょう。
21時15分に発表の米9月ADP雇用統計は前回値17.7万人に対し15.3万人と減少予想となっており、予想通りであればドル高は一服しそうです。
経済指標
★★★
21:15(米)9月ADP雇用統計(前月比)
前回:17.7万人 予想:15.3万人
★★★
22:45(米)9月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
前回: 予想:50.1
★★★★
23:00(米)9月ISM非製造業景況指数(総合)
前回:54.5 予想:53.5
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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