2023年3月22日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
ユーロ円 142.66 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 142.20~143.50
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株高で為替は底堅く推移
日経平均株価は、+520円高の27509円と急反発しました。時間外で、欧米株ともやや買い優勢。
ドル円は132円台半ばを維持、クロス円はやや買われています。
このあと、明日早朝3時にFOMC政策金利が発表、3時30分からパウエルFRB議長の定例記者会見が行われます。
ドル円は買いシグナル発生中
午後、ドル円は132円台半ばを底堅く維持、下がっても買い支えが入っています。
翌早朝のFOMCでは+0.25%の追加利上げが予想されており、今後の動向に注目。
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- ドル円は132円台半ばへ上昇
- クレディスイス救済でユーロが強い
- 米銀行株へまとまった買い
- 安全資産の金は1900ドル台半ばへ急落
CyberSignalによる分析
ユーロ円 142.69 上昇 ↑
予想レンジ 142.20~143.50
青い丸の買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+382ドル高、東京市場は春分の日で休場でした。
ドル円は132円台半ばへ上昇、クロス円はも連れ高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 32555.79(+311.21 +0.97%)
・日経平均 27170(+500 +1.85%)
・金・ゴールド 1958.30(-41.40 -2.07%)
・原油・WTI 69.67(+1.85 +2.73%)
経済指標
★★★
23:00(米)2月中古住宅販売件数(年率換算件数)
前回:400万件 予想:420万件 結果:458万件
★★★
23:00(米)2月中古住宅販売件数(前月比)
前回:-0.7% 予想:5.0% 結果:14.5%
今日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウや原油への買戻し
▽弱気材料:なし
◆ドル円は132円台半ばへ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは3.594%へ続伸
◆ドルストレートはユーロが買われる
◆米国株は
◆欧州株は+1%高と続伸
◆金は-41ドル安と急反落
◆原油は+2.73%高と続伸
◆翌早朝3時にFOMC政策金利が発表
◆3時30分からパウエルFRB議長の定例記者会見
◆日経平均先物は+437円高の27383円
☆円安株高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は銀行株が牽引し続伸
昨晩のNYダウは買戻しが継続、+316ドル高と続伸しました。
ナスダックも序盤から買われ、+1.58%高と買い継続。
スイス金融大手のUBSによるクレディスイスの買収や、主要国の中央銀行による流動性供給でリスクオンムードとなっています。
バンクオブアメリカ+3.03%、JPモルガンチェース+2.68%、ウェルズファーゴ+2.67%、シティグループ+2.22%と銀行株が軒並み上昇。
アルファベット+3.84%、アマゾン+2.97%、メタ+2.20%、アップル+1.19%とIT・ハイテク株も買われました。原油への買戻しで、エクソンモービル+4.48%、シェブロン+3.06%と急伸。
値上がり銘柄数3674、値下がり銘柄数1087と全銘柄中の73.5%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM +2.09%
半導体 +0.62%
石油・エネルギー +2.83%
穀物関連 +2.45%
銀行 +3.79%
電気自動車(EV) +2.57%
軍需産業 +1.11%
メタバース +2.78%
ディフェンシブ -0.41%
インド関連 -0.02%
中国ADR +0.27%
リスク回避一服で円安が進む
東京市場が休場で序盤はほぼ変わらず、ロンドン時間に入るとドルに買いが入り始めました。欧米株への買戻しが続くなどひとまず金融不安が収まったことから、ドル円は131円台前半から132円台半ばへ上昇しています。
米10年債利回りは3.594%へ続伸しており、133円台を目指すと見ます。
クロス円も連れ高、全体的に買われましたがドル高の地合いでオセアニア通貨は小幅高程度。
通貨別にはユーロが強く、ユーロ円は142円台へ乗せるなど+1%超上昇しました。クレディスイスの救済により、欧州の金融システムに対する警戒感が薄れたことによる買いと見られます。
株高による円売りも加わり、円安の地合いと予想します。
米10年債利回り
金は急落、原油が続伸
金は-41ドル安と急反落、金融不安が後退したことでまとまった売りに押されました。一時2000ドルを越えていた水準から、1900ドル台半ばへ下落。
銀行株への買戻しが強まっており、安全資産の金は売りに押されるでしょう。
原油は+2.73%高と続伸、69ドル台半ばへ上昇しました。69.74ドルまで上値を伸ばしていますが、70ドル台回復には慎重な様子。
一段高になるには、原油在庫減などの買い材料が必要そうです。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+437円高の27383円と上値を伸ばしました。欧米株とも上昇し円安み進んでいることから、休み明けの日本株にはまとまった買いが入ると予想します。
ドル円の下値は132.35円と132.00円がサポートライン、上値は132.65円や132.90円がレジスタンスライン。米利回りの上昇により円安ドル高と予想、133円台を試すと見ます。
明日早朝3時にFOMC政策金利が発表、その後パウエルFRB議長の記者会見に注目。
経済指標
★★★★★
27:00(米)FOMC政策金利発表
前回:4.50-4.75% 予想:4.75-5.00%
★★★★★
27:30(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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