来週のFX予想(2023年2月20日~2月24日)
来週の相場見通し
ドル円は一時135円台を付ける
今週のドル円は、良好な米経済指標を背景に上値追い。米1月CPIやPPI、1月小売売上高、新規失業保険申請件数など好結果でした。一時135.02円を付けるなどドル買い優勢の地合いが続いています。
米10年債利回りは先週末の3.741%から3.694%へ低下したものの、ドルの勢いは強く来週もドル買い継続と見ます。
クロス円は難しい動き、レンジ相場気味で推移しましたがドルストレートの下落が重しに。やや上値が重く、ドルを見ながらの動きとなるでしょう。
NYダウは34,000ドル台が重く反落、ドル高が株式市場へ売り圧力をかけています。今のところ大きな混乱はありませんが、米利回りが急上昇した場合は要注意。
日本株は、円安で買い支えが入りやすく底堅い推移と予想します。
一方、ドル高により金への売りが継続。金は1800ドル台前半へ下落、直近で上昇トレンドが続いてきた反動で、調整が続くと予想します。
原油は買戻しの入る場面もありましたが、80ドル付近が重し。米週間在庫統計が増えていることから、80ドル台をしっかり回復するには、買い材料が必要そうです。
米10年債利回り
日・月別のFX予想記事
ドル円予想
ドル円チャート
130円付近で下げ渋り、買いシグナル発生中。
一時135円台を付けたほか、良好な米経済指標に支援され上値追いと見ます。
ユーロドル予想
ユーロドルチャート
1.1000台を付けてからは上値が重く、売りシグナルが出ました。
米利回りの上昇により、下値模索が続くと予想します。
日経平均株価予想
日経平均株価チャート
27,000円台半ばへ上昇、買いシグナルが継続しています。
円安にサポートされ、底堅い推移が続くと見ます。
NYダウ予想
NYダウチャート
34,000ドル台が重く、売りシグナルが出ました。
ドル高で上値は重いものの、下げ渋っており反発に期待。
金(Gold)予想
金(Gold)チャート
高値から急落し、売りシグナルが発生中。
1800ドルは維持し買戻しが入りましたが、自律反発程度と見ます。
原油(WTI)予想
原油(WTI)チャート
下げ渋り買いシグナルが出ましたが、80ドル付近では戻り売り。
しっかり反発するには、買い材料が必要でしょう。
経済指標
来週は、水曜日のFOMC議事要旨と木曜日の米10-12月期GDP改定値に注目。来月以降の米政策金利動向に、注目が集まっています。
米10-12月期GDP改定値の予想は前回値と同じ予想ですが、直近の米経済指標が良いため上方修正される可能性もあります。
2/20(月)
特になし
2/21(火)
(米)2月製造業PMI、1月中古住宅販売件数
2/22(水)
(米)FOMC議事要旨
2/23(木)
(米)新規失業保険申請件数、10-12月期GDP改定値
(休場)東京市場 天皇誕生日
2/24(金)
(米)1月新築住宅販売件数、
2月ミシガン大学消費者態度指数
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