2022年11月24日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降の予想
ドル円 138.61 下落(4時間足)↓
予想レンジ 138.50~139.60
下降トレンドが継続しています。
勢いが強く、下方修正しました。
株高ドル安の地合いが続く
日経平均株価は、+267円高の28383円と続伸しました。時間外で、欧米株とも上昇。
ドル円は138円台後半へ下落、クロス円も連れ安となっています。
このあと、NY市場が感謝祭で休場のためボラティリティは次第に小さくなっていくでしょう
ドル円は売りシグナル発生中
早朝のFOMC議事録公表後から、売りシグナルが続いています。
通貨別でもドルは弱く、引き続き下値模索と見ます。
経済指標
(休場)NY市場 感謝祭
本日の予想通貨ペア
※追記は17時ごろになります
ドル円 139.39 下落 (4時間足)↓
予想レンジ 138.50~139.60
THV V4による分析
トリックスが同色の赤色でクロス、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+397ドル高、東京市場は勤労感謝の日で休場でした。
ドル円は139円台半ばへ下落、クロス円はまちまちの動きです。
前日の結果
・ダウ平均 34194.09(+95.96 +0.28%)
・日経平均 28345.00(+229.00 +0.80%)
・金・ゴールド 1760.40(+5.60 +0.32%)
・原油・WTI 77.94(-3.01 -3.72%)
経済指標
★★★
22:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:22.2万件 予想:22.5万件 結果:24.0万件
★★★
22:30(米)10月耐久財受注(前月比)
前回:0.4% 予想:0.4% 結果:1.0%
★★★
22:30(米)10月耐久財受注・輸送用機器除く(前月比)
前回:-0.5% 予想:0.0% 結果:0.5%
★★★
23:45(米)11月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
前回:50.4 予想:50.0 結果:47.6
★★★★
24:00(米)11月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:54.7 予想:55.1 結果:56.8
★★★
24:00(米)10月新築住宅販売件数(年率換算件数)
前回:60.3万件 予想:57.0万件 結果:63.2万件
★★★
24:00(米)10月新築住宅販売件数(前月比)
前回:-10.9% 予想:-5.5% 結果:7.5%
★★★★★
28:00(米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
(休場)東京市場 勤労感謝の日
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:NYダウの続伸
▽弱気材料:米利回りの低下や原油安
◆ドル円は139円台半ばへ下落
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りは3.709%へ低下
◆ドルストレートは+1%近く上昇
◆米国株は続伸
◆欧州株は小幅に上昇
◆金は+5ドル高
◆原油は-3.72%安と反落
◆NY市場は感謝祭で休場
◆日経平均先物は+265円高の28379円
☆ドル安株高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株への買いが続く
昨晩のNYダウは+ドル高と続伸し、3か月ぶりの高値水準へ上昇しました。
ナスダックも+1%高、こちらはまだ上値余地がありそうです。
FOMC議事録や原油安で、インフレ率低下が意識されました。
テスラ+7.59%、ディズニー+2.82%、エヌビディア+2.50%と個別銘柄に買い。消費、銀行、不動産など、小幅に買いが入っています。
対照的に、原油安でシェブロン-0.88%、エクソンモービル-0.57%とエネルギー株が下落。前日買われていたホームデポが-1.12%と反落、ヘルスケア株も若干軟調でした。
値上がり銘柄数2882、値下がり銘柄数2000と全銘柄の55.3%が上昇しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM +1.12%
半導体 +1.51%
石油・エネルギー -1.34%
穀物関連 +0.33%
銀行 +0.09%
電気自動車(EV) +1.04%
軍需産業 +0.46%
メタバース +1.64%
SDGs +1.18%
中国ADR +2.60%
ディフェンシブ +0.32%
ドル円は再び140円台割れ
序盤のドル円は上昇が続き、一時141.62円まで上値を伸ばしました。
しかし、米新規失業保険申請件数が24.0万件と予想22.5万件以上に増加していたことや、米11月製造業PMIが47.6と予想50.0を下回ったことで売りに転じています。
さらに、早朝に公表されたFOMC議事録では利上げベースの早期減速が支持されていたことから、12月の利上げ幅が0.50%との見方が広がりドル円は139円台半ばへ下落。
米10年債利回りは3.709%へ低下しており、調整の動きが続くと予想します。
クロス円はまちまちの動き、ドルが売られた反動でドルストレートは+1%近く上昇。ユーロドルは1.0400、ポンドドルも1.2000台へ乗せました。
クロス円は難しい動きとなっていますが、しばらくはドル安の流れと見ます。
米10年債利回り
原油が77ドル台へ下落
金は+5ドル高、ドルが売られた反動で買いが入りました。時間外では、FOMC議事録公表後に一段高となっており、1750ドル付近へ上値を伸ばしています。
引き続き、買い継続と予想します。
一方、原油は-3.72%安と反落、77ドルと80ドル台を割れました。米週間原油在庫統計は減少していたものの、ガソリンが305.8万バレルと予想94.1万バレルより大幅に増加していたことが悪材料に。
直近のエネルギー価格は低下してきており、ドル安にもつながりやすいでしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+265円高の28379円と上昇しました。ドル円は下落したものの、欧米株の上昇に連れ高となって上値追いと予想します。
ドル円の下値は139.25円や139.00円がサポートライン、上値は139.70円がレジスタンスライン。上値は140円がレジスタンスラインとなっており、米利回りの低下により調整が続くと見ます。
今晩のNY市場は感謝祭で休場のため、次第にボラティリティは低くなるでしょう。
経済指標
(休場)NY市場 感謝祭
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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