2021年11月29日~12月4日のFX為替相場予想
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南ア変異株でリスク回避の動きに
今週前半から半ばにかけては、円安株高の地合いで堅調に推移していました。
しかし、昨日に南ア変異株のニュースが出てからは、急速にリスク回避の動きが進んでいます。
ドル円は115円台から113円台へ急反落、米10年債利回りが1.541%から1.482%へ低下しました。クロス円も、-1~2%超の大幅安に。
NYダウが一時-1000ドルの下落になるなど、株・為替ともまとまった売りに押されました。
警戒されている南ア変異株は、これまでで最も激しい変異とされているうえ、新型ウイルスワクチンがそれほど効かない可能性があるとのこと。
ただし、南アフリカでのワクチン接種完了者が24%にとどまっており、詳細は不明。水際対策として、本日から特定地域からの入国者に対して検閲が強化されます。
週明けのマーケットへの影響は未知数で、引き続き関連ニュースを要チェック。
FX通貨ペアなど中長期予想
通貨ペアなど | 一言コメント | 方向 |
---|---|---|
ドル円 | 113円台へ下落。(106.23円@9/5) | |
ユーロドル | 1.1300ドル台へ上昇。(1.1836@9/5) | |
日経平均 | 28,000円台へ下落。(23205@9/5) | |
NYダウ | 調整が入る。(28133ドル@9/5) | |
金(Gold) | 1800ドル前半へ下落。(1940ドル@9/5) | |
原油(WTI) | 73ドル台へ続落。(70.83ドル@6/12) |
経済指標
来週は、週末に米11月雇用統計が発表。米11月非農業部門雇用者数は、前回53.1万人に対し予想53.0万人とほぼ変わりません。
月~水曜日には、パウエルFRB議長の発言もあります。
しかし、どちらかというと南ア変異株ニュースの方が注目度が高くなると思われます。
11/29(月)
(米)10月住宅販売保留指数、パウエルFRB議長の発言
11/30(火)
(米)9月住宅価格指数、11月シカゴ購買部協会景気指数、11月消費者信頼感指数、パウエルFRB議長の発言
12/1(水)
(米)11月ADP雇用統計、11月製造業PMI、11月ISM製造業景況指数、10月建設支出、パウエルFRB議長の発言
(英)ベイリー英中銀総裁の発言
12/2(木)
(米)新規失業保険申請件数
12/3(金)
(米)11月雇用統計、11月総合PMI、11月ISM非製造業景況指数、10月製造業新規受注
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