2024年5月1日のFX為替予想
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- ドル円は157円台後半へ上昇
- クロス円はまちまちの動き
- 米経済指標が軒並み悪化
- 米国株はまとまった売りに押される
- 金は2300ドルの節目を割れる
サイバーシグナル(CyberSignal)による予想
ドル円 157.75 上昇 ↑
予想レンジ 157.40~158.50
買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+146ドル高、日経平均株価も+470円高の38405円と上昇しました。
ドル円は157円台後半へ上昇、クロス円はまちまちの動きです。
前日の結果
・ダウ平均 37815.92(-570.17 -1.49%)
・日経平均 38128.60(-267.50 -0.69%)
・金・ゴールド 2292.14(-42.29 -1.81%)
・原油・WTI 81.63(-1.00 -1.21%)
経済指標
★★★
22:45(米)4月シカゴ購買部協会景気指数
前回:41.4 予想:44.3 結果:37.9
★★★
23:00(米)4月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
前回:104.7 予想:104.0 結果:97.0
今日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウの急反落や米経済指標の悪化
△強気材料:米利回りの上昇
◆ドル円は157円台後半へ上昇
◆クロス円はまちまちの動き
◆米10年債利回りは4.685%へ上昇
◆ドルストレートは全体的に下落
◆米国株は急反落
◆欧州株は-1%安
◆金は-42ドル安とまとまった売り
◆原油は-1.21%安
◆21時15分に米4月ADP雇用統計が発表
◆23時に米4月ISM製造業景況指数が発表
◆翌3時にFOMC政策金利が発表
◆3時30分にパウエルFRB議長の定例記者会見
◆日経平均先物は-185円安の38211円
☆ドル高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米経済指標の悪化で米国株安に
昨晩のNYダウは序盤から売られ、-570ドル安と反落しました。
ナスダックも急反落、引け前に売りが強まって-2.04%安。
米経済指標が全体的に悪化する中、第1四半期の米雇用コスト指数(ECI)が予想を上回ったことが売り材料に。月末要因や、FOMCを前に調整売りも入った様子。
テスラ-5.55%、アマゾン-3.29%、マイクロソフト-3.21%、アルファベット-1.94%、アップル-1.83%、エヌビディア-1.54%と時価総額上位が軒並み下落。消費や小売り、銀行、不動産、エネルギーなど幅広く売られています。
対照的に、1株利益は予想を上回り売上高の見通しを上方修正したイーライリリーが、+5.96%とまとまった買い。
全体的には値上がり銘柄数1029、値下がり銘柄数3513と全銘柄中の74.9%が下落しました。
テーマ別株価変動率
半導体 -1.78%
生成AI -2.17%
石油・エネルギー -3.07%
海運関連 -0.57%
軍事 +0.02%
暗号資産関連 -4.02%
ドル円は157円台後半へ上昇
米10年債利回り
ドル円は買戻しが続き、157円台後半へ上値を伸ばしました。前日、日銀による覆面介入があったと想定されていますが、すでに下落分の半値程度戻しています。
160円付近では為替介入への警戒が高まると思われるものの、しばらくはじり高が続くと見ます。米10年債利回りは4.685%へ上昇、ドルへの買いもサポートするでしょう。
一方、ドル円以外のドルストレートが下落したことで、クロス円はまちまちの動きとなりました。
通貨別には、豪ドルやNZドルといったオセアニア通貨が軟調。豪3月小売売上高が、-0.4%と予想0.2%に対し悪化しマイナスとなっていたことが売り材料に。
資源価格の下落も重しとなっており、しばらくは弱い地合いが続くと予想します。
商品相場は売りに押される
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
金は-42ドル安とまとまった売りに押され、2300ドルの節目を割れました。米利回りが上昇するなど、ドル高を背景に売り圧力が強まっています。
時間外でもじり安が続いており、調整の地合いと見ます。
原油は-1.21%安と下落し、81ドル台へ下落しました。米国株安で上値が重く、次第に売り優勢に。
再び上値が重くなっており、このあと80ドルでサポートされるか注目。
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-185円安の38211円と反落しました。ドル円は上昇しているものの欧米株とも下落しているため、日本株は売り優勢と予想します。
ドル円の下値は157.40円がサポートライン、上値は158.00円がレジスタンスライン。全体的に注文量が薄く、ややボラティリティの高い状態に。
為替介入への警戒はあるものの、しばらくはじり高が続くと見ます。
経済指標
★★★
21:15(米)4月ADP雇用統計(前月比)
前回:18.4万人 予想:18.0万人
★★★★
23:00(米)4月ISM製造業景況指数
前回:50.3 予想:50.1
★★★★★
27:00(米)FOMC政策金利発表
前回:5.25-5.50% 予想:5.25-5.50%
★★★★★
27:30(米)パウエルFRB議長の定例記者会見
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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