2024年3月11日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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サイバーシグナル(CyberSignal)による予想
ポンドドル 1.2851 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 1.2820~1.2920
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株安で為替は上値が重い
日経平均株価は、-868円安の38820円と急落しました。時間外で、欧米株とも小幅に下落。
ドル円は-10銭ほど下落、クロス円も小幅に下落しています。
このあと、22時30分に米2雇用統計が発表が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
午後、通貨別強弱はドルが最も弱くなりました。
日経平均株価が一時-1000円超下落するなど、為替も上値の重い状態が続くと見ます。
明日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- 一時146円台半ばまで下落
- クロス円も円買い優勢
- 英利下げの後退観測でポンドが強い
- 金は一時2195ドルと史上最高値を更新
明日の予想通貨ペア
ポンドドル 1.2854 上昇 (1時間足)↑
予想レンジ 1.2820~1.2920
Cyber Signalによる分析
買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが継続すると予想します。
前日の概要
NYダウは+130ドル高、日経平均株価も+90円高の39688円と上昇しました。
ドル円は一時146円台半ばまで下落、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 38722.69(-68.66 -0.18%)
・日経平均 39085.00(-513.71 -1.30%)
・金・ゴールド 2177.51(+18.35 +0.84%)
・原油・WTI 77.83(-1.10 -1.39%)
経済指標
★★★★★
22:30(米)2月非農業部門雇用者数変化(前月比)
前回:35.3万人 予想:20.0万人 結果:27.5万人
★★★★★
22:30(米)2月失業率
前回:3.7% 予想:3.7% 結果:3.9%
明日の戦略
相場のポイント
▽弱気材料:米失業率の悪化や米利回りの低下
△強気材料:なし
◆ドル円は一時146円台半ばまで下落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは4.184%へ低下
◆ドルストレートはポンドが買われる
◆米国株は反落
◆欧州株は小幅に下落
◆金は+18ドル高と続伸
◆原油は-1.39%安と反落
◆重要度の高い経済指標発表はなし
◆サンデーダウは-3ドル安
◆日経平均先物は-513円安の39085円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株は売りに押される
先週末のNYダウは後半にかけ失速し、-68ドル安と反落しました。
ナスダックはまとまった売りに押され、-1.16%安と急反落。
いずれも、米2月雇用統計で雇用者数が予想を上回ったことで利下げの後ずれが意識されましたが、失業率の悪化と米利回りの低下により下値は限定的に。
直近まで買われていた半導体が売られ、ブロードコム-6.99%、エヌビディア-5.55%、インテル-4.66%、クアルコム-2.93%と全面大幅安。売上高が予想を下回ったコストコが-7.64%、ターゲット-1.06%、ウォルマート-0.40%と連れ安に。
対照的に、コムキャスト+2.01%、Tモバイル+0.88%と通信に買い。アップル+1.02%、アルファベット0.78%とIT・ハイテク株の一角も上昇。
全体的には、値上がり銘柄数2168、値下がり銘柄数2389と全銘柄中の50.7%が下落しています。
テーマ別株価変動率
アップル関連 -1.57%
半導体 -1.97%
生成AI -1.46%
銀行 -0.11%
石油・エネルギー -0.55%
軍需産業 -0.43%
暗号資産関連 +1.63%
インド関連 +0.03%
前日からの円高が続く
米10年債利回り
ドル円は前日からの売りが続き、一時146円台半ばまで下押ししました。日銀が利上げする可能性が出てきており、警戒感で円買いが入りやすくなっています。
注目の集まっていた米2月雇用統計は27.5万人と予想20.0万人を上回っていましたが、2月失業率は3.9%と前回値3.7%から悪化。ドル円はいったん147円台へ戻したものの米10年債利回りは4.184%へ低下しており、上値の重い状態が続くでしょう。
一方、クロス円も連れ安となって全体的に下落しました。ただ、ドルストレートの上昇で売り一巡後はやや下げ渋っています。
通貨別にはポンドが強く、ポンドドルは1.28ドル台乗せ。英中銀の利下げ開始は遅く、FRBやECBの後になるとの見方が買い材料となっています。
金は再び史上最高値を更新
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
金は+18ドル高と続伸し、一時2195ドルと史上最高値を更新しました。ドル安や地政学的リスクにより、2200ドル台乗せが見えてきています。引き続き、高値圏での推移が続くと見ます。
原油は-1.39%安と反落、77ドル台へ下げました。直近では、米国株との連動が強い状態。80ドル台を試すには、在庫減少など原油独自の材料が必要そうです。
ドル円注文状況とサンデーダウ
サンデーダウ(5分足)
日経平均先物は、時間外で-513円安の39085円と反落しました。サンデーダウは、-3ドル安と小幅に下落。円高が進み欧米株とも下落していることから、日本株も調整と予想します。
ドル円の下値は146.70円がサポートライン、上値は147.15円がレジスタンスライン。円高の地合いに加え米利回りも低下しているため、再度147円台を割れる可能性もあります。
ドル円板情報
経済指標
特になし
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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