2023年11月15日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
豪ドルドル 0.6499 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 0.6470~0.6570
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株高円安の地合い
日経平均株価は、+823円高の33519円と大幅続伸しました。時間外で、欧米株とも上昇。
ドル円は150円台半ばへ反発、クロス円も小幅に買われています。
このあと、22時30分に米10月小売売上高が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
午後、下降トレンドは継続していますが、通貨別強弱でドルが最も強くなり、やや反発。
このあと、買いシグナルが出るか注目。
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- 米10月CPIは予想以上の鈍化でドル安に
- 米10年債利回りは4.446%へ低下
- ドル円は150円台前半へ下落
- クロス円は全面高
- 欧米株とも大幅上昇
- 金は+17ドル高と続伸
CyberSignalによる分析
豪ドルドル 0.6506 上昇 ↑
予想レンジ 0.6470~0.6570
買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+54ドル高、日経平均株価も+110円高の32695円と上昇しました。
ドル円は150円台前半へ下落、クロス円は全面高となっています。
前日の結果
・ダウ平均 34827.50(+489.83 +1.43%)
・日経平均 34913.00(+85 +0.25%)
・金・ゴールド 1963.47(+17.58 +0.90%)
・原油・WTI 78.26(0.00 0.00%)
経済指標
★★★
22:30(米)10月消費者物価指数(CPI)(前月比)
前回:0.4% 予想:0.1% 結果:0.0%
★★★
22:30(米)10月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
前回:3.7% 予想:3.3% 結果:3.2%
★★★
22:30(米)10月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
前回:0.3% 予想:0.3% 結果:0.2%
★★★
22:30(米)10月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
前回:4.1% 予想:4.1% 結果:4.0%
今日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:欧米株の大幅高
▽弱気材料:米CPIが予想以上に鈍化
◆ドル円は150円台前半へ下落
◆クロス円は全面高
◆米10年債利回りは4.446%へ低下
◆ドルストレートはドル円以外急伸
◆米国株は大幅続伸
◆欧州株は+1%超の上昇
◆金は+17ドル高と反発
◆原油は変わらず
◆22時30分に米10月小売売上高が発表
◆日経平均先物は+491円高の33187円
☆ドル安、株とクロス円が強いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
年内利上げ後退で株高に
昨晩のNYダウは、+489ドル高と大幅続伸しました。
ナスダックも、+2.37%高と+2%超の大幅上昇となっています。
いずれも上窓を空けて急伸、米10月CPIの予想以上の鈍化により年内利上げの可能性が弱まったことが買い材料に。
テスラ+5.99%、アマゾン+2.59%、エヌビディア+2.31%、メタ+2.32%、アルファベット+2.00%、アップル+1.71%、マイクロソフト+1.09%と時価総額上位が全面高。消費、小売、不動産、銀行と幅広い銘柄に買いが入りました。
対照的に、原油の伸び悩みでエクソンモービルが-0.53%。メルク-.018%、ユナイテッドヘルス-0.12%とヘルスケアも伸び悩んでいます。
全体的には、値上がり銘柄数3781、値下がり銘柄数886と全銘柄中の78.7%が上昇しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM +1.83%
半導体 +2.55%
生成AI +2.49%
電気自動車 +3.28%
軍需産業 +1.74%
銀行 +3.62%
石油・エネルギー +1.12%
メタバース +2.31%
ディフェンシブ +0.85%
インド関連 +1.06%
米CPI鈍化でドル独歩安に
ドル円は高値圏での推移が続いていましたが、米10月CPIの結果を受け急反落。米10月CPI(前月比)は0.0%と予想0.1%を下回ったうえ、コア指数(前月比)も0.2%と予想0.3%に比べ伸び悩んでいました。
年内利上げの可能性が一段と下がったことで、ドルにまとまった売りが入っています。ドル円は150円台前半へ下落、米10年債利回りも4.446%へ低下していることから、ドルへの売りが続くと予想します。
一方、ドル円以外のドルストレートが+1~2%超の大幅高となったことで、クロス円は全面高に。ドル円の下落は重しですが、株高による円安にサポートされるでしょう。
欧7-9月期GDP改定値は-0.1%と変わらずも雇用が増加、英10月雇用統計も予想を上回ったことも買い材料となっています。
米10年債利回り
金への買いが続く
金は+17ドル高と続伸、米CPI鈍化を受けまとまった買いが入りました。買いの勢いは強く、一時1970ドルまで上値を伸ばす場面も。
安全資産への買いは弱まっているものの、米利回りの低下で金への買いが続くと予想します。
原油は変わらず、高値では戻り売りに押され行って来いに。一時79.63ドルの高値を付けましたが、80ドルには届かず前日終値の水準へ失速。
在庫の減少など、原油自体に買い材料が必要そうです。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で+491円高の33187円と続伸しました。ドル円は下落したものの、欧米株が+1~2%高となったことで日本株も連れ高になると予想します。
ドル円の下値は150.30円や150.00円がサポートライン、上値は150.90円がレジスタンスライン。予想以上のCPI鈍化で米利回りは低下しており、ドルへの売りが続くと見ます。
対照的に他通貨が強いことで、150円割れを試す可能性も出てきています。今晩発表の米10月小売売上高も鈍化予想となっているため、要注意。
経済指標
★★★★
22:30(米)10月小売売上高(前月比)
前回:0.7% 予想:-0.1%
★★★★
22:30(米)10月小売売上高(除自動車)(前月比)
前回:0.6% 予想:0.1%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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