2023年8月25日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
ドル円 146.07 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 145.50~146.50
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
ドル独歩高の地合い
日経平均株価は、-662円安の31624円と急反落しました。時間外で、欧米株とも売り優勢。
ドル円は146円台前半へ上昇、クロス円はやや上値が重いです。
このあと、23時に米8月ミシガン大学消費者態度指数が発表、23時5分にパウエルFRB議長、翌早朝4時からラガルドECB総裁の発言があります。
ドル円は買いシグナル発生中
午後、上昇トレンドが継続しています。
通貨別強弱は円が弱く、円安にサポートされた推移が続くでしょう。
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- ドル円は145円台後半へ上昇
- ドルストレートが全体的に下落
- トルコリラが政策金利25%で+6%超と暴騰
- ジャクソンホール会議待ち
CyberSignalによる分析
ドル円 145.84 上昇 ↑
予想レンジ 145.50~146.50
青い丸の買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+184ドル高、日経平均株価も+276円高の32287円と上昇しました。
ドル円は145円台後半へ上昇、クロス円は売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 34,099.42(-373.56 -1.08%)
・日経平均 31697.50(-312.76 -0.98%)
・金・ゴールド 1917.50(+3.18 +0.16%)
・原油・WTI 79.01(+0.12 +0.15%)
経済指標
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:23.9万件 予想:24.0万件 結果:23.0万件
今日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:米利回りの上昇
▽弱気材料:NYダウの反落
◆ドル円は145円台後半へ上昇
◆クロス円は売りに押される
◆米10年債利回りは4.326%へ上昇
◆ドルストレートは全面安
◆米国株は反落
◆欧州株は下落
◆金は+3ドル高
◆原油は+0.15%と小幅反発
◆23時に米8月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆23時5分にパウエルFRB議長の発言
◆翌早朝4時からラガルドECB総裁の発言
◆日経平均先物は-250円安の31760円
☆ドル高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株はイベント前に調整が入る
昨晩のNYダウはまとまった売りに押され、-373ドル安と急反落しました。
ナスダックはエヌビディア好決算で時間外で+1%超上昇していたものの、ザラバは寄り天となって-1.87%安。
いずれも、ジャクソンホール会議での追加利上げ示唆を警戒し調整が入っています。
テスラ-2.69%、アップル-2.63%、アマゾン-2.51%、メタ-2.19%、マイクロソフト-1.96%、アルファベット-1.92%と時価総額上位が全面安。ネットフリックス-4.65%、ディズニー-3.69%とエンタメに売り。
ボーイング-4.86%、オラクル-4.05%、GE-2.08%、コストコ-1.68%、ホームデポ-1.05%と主要銘柄も下落しました。
対照的に、エヌビディア+0.87%と半導体のなかでは独歩高。バンクオブアメリカ+0.76%、シティグループ+0.12%と銀行株の一角も小幅に買い。
全体的には、値上がり銘柄数1216、値下がり銘柄数3449と全銘柄中70.8%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -2.43%
MATANA -1.79%
半導体 -2.41%
生成AI -1.57%
電気自動車 -2.07%
軍需産業 -1.07%
銀行 -0.39%
石油・エネルギー -0.51%
メタバース -2.01%
ディフェンシブ -0.33%
インド関連 -0.58%
ドルとトルコリラが強い
トルコリラ円チャート(日足)
ドル円は朝方から買いが続き、145円台後半へ上値を伸ばしました。特に材料は出ておらず、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の発言を前にドル買いが先行しています。年内に少なくともあと1回の追加利上げに加え、その後の高金利水準の維持の可能性が示唆されるとの見通し。
米10年債利回りは4.326%と再び4.3%台へ乗せており、ドルへの買いが続くと予想します。
一方、ドルストレートの下落でクロス円は売りに押されました。ただ、ユーロ円はプラスを維持するなど、ドル円の上昇が寄与し下値は限定的。
通貨別には、トルコリラの暴騰が目立っています。政策金利は予想20.00%だったところ結果25.00%とかなりの高金利となったことで、トルコリラ円は+6%超と急伸しました。しばらくは高止まりと見ますが、裏返せば高金利にしないとレートが維持できないということでもあるため、リスク回避の動きが出た時は注意が必要でしょう。
米10年債利回り
商品相場は小動き
金は+3ドル高、小幅に上昇し底堅く推移しました。ドル高で1913ドルまで下押ししたのちは、1920ドル付近へ買戻し。
ドル高のわりに下げ渋っており、1900ドル台前半での値固めと予想します。
原油は+0.15%と小幅反発、79ドル台へ戻しました。一時78.54ドルまで売られましたが、その後は買戻しが入っています。
ただ、ドル高で株式市場が軟調なため、原油の上値は重いと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-250円安の31760円と反落しました。ドル円は上昇しているものの、欧米株とも下落していることから売りに押されると予想します。
ドル円の下値は145.45円と145.30円がサポートライン、上値は146.10円や146.20円がレジスタンスライン。ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演はタカ派色の内容になるとの見方が優勢で、発言まで高値圏で推移すると見ます。
経済指標
★★★★
23:00(米)8月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:71.2 予想:71.2
★★★★★
23:05(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
★★★★★
28:00(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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