2023年7月28日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
ユーロドル 1.0974 下 (4時間足)↓
予想レンジ 1.0900~1.1000
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
円高株安の地合い
日経平均株価は、-131円安の32759円と反落しました。時間外で、欧米株ともやや上昇。
ドル円は139円付近へ下落、クロス円も連れ安となっています。
このあと、23時に米7月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
ロンドン時間、下降トレンドが継続しています。
一時的に反発する場面もありましたが、ロングする場合は買いシグナルが出るまで待った方が無難でしょう。
今日のFX予想
※追記は17時ごろになります
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- 米4-6月期GDP速報値は2.4%と予想1.8%を上回る
- 日銀がYCCの上限0.5%超え容認案を議論と伝わる
- ドル円は一時138円台後半へ急落
- クロス円は-1%超の下落
- ユーロは9月利上げの明言なく売られる
- 原油が連騰し80ドル台乗せ
CyberSignalによる分析
ユーロドル 1.0974 下落 ↓
予想レンジ 1.0900~1.1000
売りシグナルが発生、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+82ドル高、日経平均株価も+222円高の32891円と上昇しました。
ドル円は一時139円台割れ、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 35282.72(-237.40 -0.67%)
・日経平均 32555(-365 -1.12%)
・金・ゴールド 1985.20(-24.30 -1.21%)
・原油・WTI 80.09(+1.31 +1.66%)
経済指標
★★★★★
21:15(欧)ECB政策金利
前回:4.00% 予想:4.25% 結果:4.25%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:22.8万件 予想:23.5万件 結果:22.1万件
★★★★
21:30(米)4-6月期GDP速報値(前期比年率)
前回: 2.0% 予想:1.8% 結果:2.4%
★★★★★
21:45(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
今日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウの反落や日銀のYCC上限超え容認議論
△強気材料:原油の80ドル台乗せ
◆ドル円は一時139円台割れ
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは4.007%へ上昇
◆ドルストレートはユーロにまとまった売り
◆米国株は反落
◆欧州株は+1%高
◆金は-24ドル安と急落
◆原油は+1.66%高と80ドル台乗せ
◆23時に米7月ミシガン大学消費者態度指数が発表
◆日経平均先物は-358円安の32537円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
NYダウは14営業日ぶりに反落
昨晩のNYダウは、-237ドル安と14営業日ぶりに反落しました。
ナスダックも売りに押され、-0.55%安と反落。
いずれも前半のプラスが維持できず、中盤から後半にかけ売りに押されマイナスに転じています。
メタの決算が予想を上回り+4.40%と急伸、短編動画サービス「リール」が広告主を引き付けるのに成功したようです。マイクロン+5.48%、エヌビディア+0.99%、AMD+0.92%、インテル+0.55%と半導体に買い。
対照的に、テスラ-3.27%、マイクロソフト-2.09%、アップル-0.66%と時価総額上位が下落。ネットフリックス-2.25%、AT&T-2.55%、ベライゾン-2.30%とエンタメ・通信にも売り。銀行や消費、小売、ヘルスケアも軟調でした。
全体的には、値上がり銘柄数1193、値下がり銘柄数3494と全銘柄中71.4%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.04%
半導体 +1.50%
生成AI +0.14%
電気自動車 -0.58%
軍需産業 -0.53%
銀行 -1.88%
石油・エネルギー -1.23%
メタバース -1.00%
ディフェンシブ -0.98%
インド関連 -0.93%
中国ADR -1.53%
ドル円は一時138円台後半へ急落
ドル円は、NY時間に発表された米経済指標が良好だったことを受け、一時141円台前半へ急騰。米新規失業保険申請件数は22.1万件と予想23.5万件より減少、米4-6月期GDP速報値も2.4%と予想1.8%を上回っていました。
しかし、その後日銀がYCC(イールドカーブコントロール)の修正案として上限0.5%超え容認案を議論していると伝わり、ドル円は138.76円まで下押ししています。
ただ、米10年債利回りは4.007%へ上昇、4%台へ乗せたことで下がったところではドルに買戻しが期待できます。
一方、クロス円も連れ安となって全体的に-1%超下落しました。YCCの上限拡大は金利の上昇につながるので、円が買われ円高が進むことになります。
とはいえ、これまですでに仕掛け的な動きによって上限を超えるケースがあったため、急激な円高は一時的な可能性もあります。ボラティリティが大きく変動が激しいため、ドル円・クロス円は様子見が無難でしょう。
通貨別にはユーロにまとまった売り、予想通り0.25%の利上げが行われたものの9月の利上げに関して明言が無かったことで失望売りに押されています。ユーロドルは1.1ドル台割れ、ポンドドルも1.28ドル台割れと連れ安になっており、全体的に売り圧力が続くでしょう。
米10年債利回り
原油が80ドル台乗せ
金は-24ドル安と急落、ユーロ安や良好な米経済指標で現物にまとまった売りが入りました。一時1940ドルまで下押し、その後も上値の重い状態が続いています。
2000ドル台へ乗せられなかったことで、再び調整の地合いと予想します。
原油は+1.66%高と続伸し、80ドル台へ乗せました。ロシアとサウジアラビアの減産が続いていることから、今後の在庫減少に期待が高まっています。
原油独歩高となっており、80ドルの抵抗を越えたことで買いの集まりやすい地合いが続くと見ます。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-358円安の32537円と反落しました。NYダウの上昇がストップし為替は円高が進んでいることから、日本株も売りに押されると予想します。
ドル円の下値は138.50円がサポートライン、上値は目立った売り注文なし。やや過剰に反応した側面があるうえ、売り注文は貯まっていないためしばらくは買戻しが続くと予想します。
ただ、140円付近では戻り売りに押されると見ます。
経済指標
★★★★
23:00(米)7月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
前回:72.6 予想:72.6
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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