2023年5月9日のFX為替予想

前日の概要

NYダウは+546ドル高、日経平均株価は-208円安の28949円と下落しました。

ドル円は135円台へ上昇、クロス円も連れ高となっています。

前日の結果

・ダウ平均 33618.69(-55.69 -0.17%)
・日経平均 29060(+110 +0.38%)
・金・ゴールド 2033.20(+8.40 +0.41%)
・原油・WTI 73.16(+1.82 +2.55%)

経済指標

特になし

今日のFX戦略

相場のポイント

△強気材料：米利回りや原油の上昇
▽弱気材料：NYダウの反落
◆ドル円は135円台へ上昇
◆クロス円も連れ高
◆米10年債利回りは3.517％へ上昇
◆ドルストレートは小幅に下落
◆米国株はまちまちの動き
◆欧州株は方向感なし
◆金は+8ドル高と反発
◆原油は+2.55％高と続伸
◆重要度の高い経済指標発表はなし
◆日経平均先物は-118円安の29039円
☆ドル高の地合いと予想

NYダウチャート（日足）

ナスダックチャート（日足）

全体的に方向感なく推移

昨晩のNYダウは、-55ドル安と小幅に反落しました。

ただ、ナスダックは+0.18％高と小幅続伸し、年初来高値付近を維持しています。

全体的に目立った動きはなく、明日発表の米CPI発表待ちとなっています。

AMD+5.75％、エヌビディア+1.64％、アルファベット+2.08％とIT・ハイテク株の一角が上昇。ワーナー+4.42％、ネットフリックス+2.62％、ディズニー+2.49％とエンタメへ買い。銀行や消費、エネルギーなども小幅に買われ堅調でした。

対照的に、アドビ-1.25％、マイクロソフト-0.64％とソフトウェアが下落。アッヴィ-0.39％、ユナイテッドヘルス-0.34％、J&J-0.23％とヘルスケアも小幅安。

値上がり銘柄数2218、値下がり銘柄数2497と全銘柄中50.3％が下落しています。

テーマ別株価変動率

GAFAM　+0.90％
半導体　-0.39％
石油・エネルギー　+0.04％
穀物関連　-0.86％
銀行　-0.24％
電気自動車（EV）　+0.88％
軍需産業　-0.64％
メタバース　+1.07％
ディフェンシブ　+0.05％
インド関連　-0.56％
中国ADR　-0.40％

ドル円は135円台へ乗せる

週明けのドル円はやや買い優勢、じり高となって135円台へ乗せました。先週末に発表された、良好な米4月雇用統計が買い材料に。

135円より上は慎重なようですが、米10年債利回りは3.517％へ上昇しており、ドルへの小幅な買いが続くと予想します。

一方、クロス円も連れ高となって全体的に上昇しました。ドルストレートの下落で、ユーロ円やポンド円は小幅高程度。

通貨別には、原油の買戻しで資源国通貨が上昇。NZドル円は+1％超上昇し85円台へ乗せており、買い継続と見ます。

米10年債利回り

商品相場は上昇

金は+8ドル高と反発、2000ドル台を維持しています。ドルの伸び悩みで買われましたが、米利回りの上昇で上値は重い様子。

引き続き、2000ドル台での値固めと予想します。

原油は+2.55％高と続伸し、73ドル台へ乗せました。需要減速懸念は一服、売り一巡後のショートカバーも下値をサポート。

長い下ヒゲを付けての反発となっており、しばらくは買戻しが続くと見ます。

金・ゴールドチャート（日足）

原油・WTIチャート（日足）

ドル円　注文状況

ドル円板情報

日経平均先物は、時間外で-118円安の29039円と続落しました。NYダウは下落したもののドル円は135円台へ乗せていることから、29000円台は維持すると予想します。

ドル円の下値は134.95円が強めのサポートライン、上値は135.20円や135.30円がレジスタンスライン。米利回りの上昇により底堅く推移し、じり高が続くと見ます。

経済指標

特になし

OANDAオーダーポジション

【オープンオーダー】 オレンジ：指値注文、青：逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ：含み益、青：塩漬け

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