2023年5月5日のFX為替予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
ユーロ円 147.92 下落(4時間足)↓
予想レンジ 147.00~148.10
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
ドル安の地合いが継続
本日の東京市場はゴールデンウィークで休場です。時間外で欧州株は下落、米国株は上昇。
ドル円は134円付近へ下落、クロス円は小幅に買われています。
このあと、21時30分に米4月雇用統計と4月失業率が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
引き続き、下降トレンドが継続しています。
米雇用統計を前に、様子見ムードが続くでしょう。
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- ドル円は一時133.51円まで下押し
- ECBが予想通り0.25%の利上げ
- 7月利上げが不透明でユーロ安に
- 原油が一時63ドル台まで下落
CyberSignalによる分析
ユーロ円 147.81 下落 ↓
予想レンジ 147.00~148.10
黄色い丸の売りシグナルが発生、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-270ドル安、東京市場はゴールデンウィークで休場でした。
ドル円は134円前半へ続落、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 33127.74(-286.50 -0.86%)
・日経平均 28635(-495 -1.73%)
・金・ゴールド 2055.70(+18.70 +0.92%)
・原油・WTI 68.56(-0.04 -0.06%)
経済指標
★★★★★
21:15(欧)欧州中央銀行(ECB)政策金利
前回:3.50% 予想:3.75% 結果:3.75%
★★★
21:30(米)前週分新規失業保険申請件数
前回:23.0万件 予想:24.0万件 結果:24.2万件
★★★★★
21:45(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
(休場)東京市場 ゴールデンウィーク
今日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウや米利回りの続落
△強気材料:なし
◆ドル円は134円前半へ続落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは3.369%へ低下
◆ドルストレートはユーロが売られる
◆米国株は売り継続
◆欧州株は-0.5~1%安
◆金は+18ドル高と続伸
◆原油は行って来い
◆21時30分に米4月雇用統計などが発表
◆東京市場はゴールデンウィークで休場
◆日経平均先物は-543円安の28614円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米地銀への懸念が再燃
昨晩のNYダウは売りが継続し、-286ドル安と4日続落となりました。
ナスダックも売りが継続し、-0.49%安と3日続落。
米地銀の再編や身売り検討などが相次ぎ、再びリスク回避の動きが出ています。
ウェルズファーゴ-4.99%、バンクオブアメリカ-3.12%、シティグループ-1.69%、JPモルガンチェース-1.37%と銀行株が軒並み下落。ホームデポ-2.50%、ナイキ-2.42%と消費も軟調。
クアルコム-5.54%、アドビ-2.73%、メタ-1.48%、アップル-0.99%とIT・ハイテク株も下落しました。
対照的に、AMDが+6.11%と逆行高。マイクロソフト人工知能(AI)向けプロセッサーへの進出に協力と伝わったことが買い材料に。インテル+1.93%、マイクロソフト+0.33%と、関連銘柄も連れ高となっています。
全体的には、値上がり銘柄数1595、値下がり銘柄数3094と全銘柄中62.3%が下落しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.41%
半導体 -1.69%
石油・エネルギー -0.95%
穀物関連 -2.24%
銀行 -1.66%
電気自動車(EV) -1.43%
軍需産業 -1.17%
メタバース -0.40%
ディフェンシブ -0.34%
インド関連 -0.09%
中国ADR +2.22%
ドルとユーロが弱い
ドル円は前日からの売りが続き、134円前半へ続落しました。一時133.51円まで下押し、今晩発表の米雇用統計を前に調整の地合いとなっています。
133円台では買い支えが入りましたが、重要イベントを前に買いは入りづらいでしょう。
米10年債利回りは3.369%へ低下、ドルへの売りが続くと予想します。
一方、クロス円も連れ安となって、全体的に下落しました。
ECB政策金利発表では、予想通り3.75%と0.25%の利上げが実施。6月の追加利上げは確実視されているものの、今回は前回0.5%の利上げから縮小されたうえ、7月についてはまだ未知数となったことが悪材料に。
対ドルでもユーロは一時1.1ドル台を割れており、弱い地合いと予想します。
米10年債利回り
金が2050ドル台へ上昇
金は+18ドル高と続伸し、2050ドル台へ乗せました。
米パックウェスト・バンコープや米ウエスタン・アライアンス・バンコーポレーションなど、別の米地銀が大幅安となったことで、安全資産に買いが入っています。
引き続き、金への買いが続くと見ます。
原油は行って来い、一時63.70ドルまで下押ししたあとは急速に戻しました。序盤は米国株安に連れ安となりましたが、直近で売られすぎのためショートカバーが入っています。
ただ、需要減速懸念でしばらくは上値の重い状態が続くと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-543円安の28614円と下げ幅を広げました。東京市場はゴールデンウィークで休場、NYダウが下落し円高も進んでいることから、週明けの日本株はまとまった売りに押されると予想します。
ドル円の下値は133.60円がサポートライン、上値は134.30円や134.50円がレジスタンスライン。米利回りが低下し下値模索が継続と予想、あとは米雇用統計の結果次第でしょう。
前哨戦となる米4月ADP雇用統計は、29.6万人と予想14.8万人を大きく上回っていました。米4月非農業部門雇用者数は、前回23.6万人に対し18.0万人と減少予想ですが、それほど減少していない可能性もあります。
経済指標
★★★★★
21:30(米)4月非農業部門雇用者数変化(前月比)
前回:23.6万人 予想:17.8万人
★★★★★
21:30(米)4月失業率
前回:3.5% 予想:3.6%
★★★
21:30(米)4月平均時給(前月比)
前回:0.3% 予想:0.3%
★★★
21:30(米)4月平均時給(前年同月比)
前回:4.2% 予想:4.2%
(休場)東京市場 ゴールデンウィーク
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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