2023年3月20日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
ユーロ円 140.57 下落(4時間足)↓
予想レンジ 139.70~140.90
下降トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
株安でドルの上値が重い
日経平均株価は、-388円安の26945円と反落しました。時間外で、欧米株ともやや売り優勢。
ドル円は上値が重く131円台後半へ下落、クロス円はやや上昇しています。
このあと、23時に米3月ミシガン大学消費者態度指数が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
午後、下降トレンドが継続しています。
通貨別強弱は、円が最も強く円高の地合い。ロングする場合は、買いシグナルが出てからの方が良いでしょう。
明日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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明日の予想通貨ペア
ユーロ円 140.60 下落 (1時間足)↓
予想レンジ 139.70~140.90
CyberSignalによる分析
売りシグナルが発生、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+371ドル高、日経平均株価も+323円高の27333円と上昇しました。
ドル円は131.80円台へ下落、クロス円も連れ安ととなっています。
前日の結果
・ダウ平均 31861.98(-384.57 -1.19%)
・日経平均 26785(-245 -0.92%)
・金・ゴールド 1990.20(+50.50 +2.60%)
・原油・WTI 66.74(-1.61 -2.36%)
経済指標
★★★★
23:00(米)3月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
前回:67.0 予想:67.0 結果:63.4
明日の戦略
相場のポイント
▽弱気材料:金融機関に対する信用不安
△強気材料:政府や中銀による支援
◆ドル円は131.80円台へ下落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは3.438%へ低下
◆ドルストレートはユーロにまとまった売り
◆米国株は反落
◆欧州株は-1%超の下落
◆金は+50ドル高と大幅続伸
◆原油は-2.66%安と反落
◆23時にラガルドECB総裁の発言
◆サンデーダウは+43ドル高
◆日経平均先物は-372円安の26961円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
週末を前に再び調整
先週末のNYダウは時間外ですでに売られており、-384ドル安と反落しました。
ナスダックは序盤プラスに転じたものの、すぐに失速し-0.74%安とこちらも反落。
金融機関への信用懸念は根強く、週末を前に調整が入っています。
バンクオブアメリカ-3.97%、ウェルズファーゴ-3.92%、JPモルガンチェース-3.78%と米銀行大手が再び下落。フォード-4.40%、GM-3.55%、テスラ-2.17%と自動車株へ売り。原油安の影響で、シェブロン-1.26%、エクソンモービル-1.18%とエネルギー株も下げました。
対照的に、アルファベット+1.38%、マイクロソフト+1.17%、エヌビディア+0.72%とIT・ハイテク株の一角は続伸。ウォルマート+0.81%、ホームデポ+0.58%と小売も上昇。
全体的には、値上がり銘柄数900、値下がり銘柄数が3875と全銘柄中77.5%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -0.64%
半導体 -1.74%
石油・エネルギー -1.85%
穀物関連 -3.91%
銀行 -4.22%
電気自動車(EV) -2.30%
軍需産業 -2.16%
メタバース -0.47%
ディフェンシブ -1.00%
インド関連 -0.84%
中国ADR -1.28%
ユーロへの売りが強まる
クレディスイスチャート(6か月)
ドル円133円付近で推移していましたが、NY時間に入ると売りが強まり131.80円付近と安値で引けました。
FRBは1週間で計1648億ドルを貸し出し、これはリーマンショック時の1110億ドルを上回っていたため、米金融機関への不信感は根強い様子。
米10年債利回りは3.438%へ低下しており、ドルへの売りが続くと予想します。
一方、クロス円も連れ安となって全体的に下落。
通貨別には、クレディスイス株が下値模索となっていることでユーロにまとまった売り。ユーロドルは1.0611、ユーロ円も140.18円と他通貨に比べ売り圧力は強いです。
原油価格が70ドルの節目を割れて推移しており、豪ドルやカナダドルなど資源国通貨も売られると予想します。
米10年債利回り
安全資産への買いが続く
一連の金融機関不安を受け、金は+50ドル高と大幅続伸しました。引け後の時間外も上昇し、1988ドルと高値引け。
引け後の時間外も上昇し、1988ドルと高値引け。
1年ぶりに2,000ドルの大台へ乗せる可能性も出てきており、週明けの動きに注目。
原油は-2.66%安と反落、66台後半とさえない動きに。
直近で株と連動する傾向が見られ、リスク回避の動きもあって、売り優勢の流れが続くと予想します。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円注文状況とサンデーダウ
サンデーダウ(5分足)
日経平均先物は、時間外で-372円安の26961円と反落しました。サンデーダウは、+43ドル高とやや反発。
欧米株が下落し円高も進んでいることから、再度27000円割れの動きとなるでしょう。
ドル円の下値は131.50円がサポートライン、上値にはまだ目立った売り注文はありません。米利回りの低下により上値は重く、しだいに売り注文が貯まってくると思われます。
ドル円板情報
経済指標
★★★★★
23:00(欧)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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