2023年3月14日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
ポンドドル 1.2159 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 1.2140~1.2250
上昇トレンドが継続しています。
特に変更はありません。
売り一巡後にドルは反発
日経平均株価は、-610円安の27222円と大幅続落しました。
ドル円は一時134円台へ反発、クロス円もやや上昇しています。時間外で、欧米株とも上昇しています。
このあと、重要度の高い経済指標発表はありません。
ドル円は買いシグナルが発生
売り一巡後、買いシルナルが出ました。
ドル円は一時134円台へ戻す場面も出ており、しばらくは買戻しの地合いと見ます。
今日のFX予想
※追記は17時ごろになります
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- 米金融システム不安が広がる
- ドル円は一時132.30円まで下落
- 対ドルで他通貨は上昇
- 金が急騰し1900ドル台乗せ
CyberSignalによる分析
ポンドドル 1.2178 上昇 ↑
予想レンジ 1.2140~1.2250
青い丸の買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-345ドル安、日経平均株価も-311円安の27832円と下落しました。
ドル円は一時132.30円まで下落、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 31819.14(-90.50 -0.28%)
・日経平均 27215.00(-310.00-1.13%)
・金・ゴールド 1916.50(+49.30 +2.64%)
・原油・WTI 74.80(-1.88 -2.45%)
経済指標
特になし
今日のFX戦略
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウや米利回りの下落
△強気材料:ナスダックの反発
◆ドル円は一時132.30円まで下落
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは3.547%へ低下
◆ドルストレートは全面高
◆米国株はナスダックが反発
◆欧州株は-2~3%安
◆金は急騰し1900ドル台へ乗せる
◆原油は-2.45%安と下落
◆21時30分に米2月CPIが発表
◆日経平均先物は-388円安の27444円
☆ドル安の地合い継続と予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
IT・ハイテク株は買戻し優勢
昨晩のNYダウは-90ドル安と売りが継続し、5日連続安となりました。
ただ、ナスダックは買戻しが入り、+0.45%高と反発。
米シリコンバレー銀行の破綻に加え米シグネチャー・バンクの事業停止など米金融システム不安が広がりましたが、預金は全額保護されるなどの対処で安心感も出てきています。
シティグループ-7.45%、ウェルズファーゴ-7.13%、バンクオブアメリカ-5.81%と銀行株が暴落。原油安で、エクソンモービル-1.15%、シェブロン-0.60%とエネルギー株も下落。
対照的に、マイクロソフト+2.14%、アマゾン+1.87%、アップル+1.33%、アルファベット+0.71%とIT・ハイテク株が反発。コカ・コーラ+1.01%、P&G+0.69%、ウォルマート+0.29%と消費も上昇。イーライリリー+3.01%、アムジェン+2.33%、ファイザー+1.19%とヘルスケアも買われました。
値上がり銘柄数1579、値下がり銘柄数3204と全銘柄中64.0%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM +1.09%
半導体 -1.01%
石油・エネルギー -2.39%
穀物関連 -1.64%
銀行 -5.42%
電気自動車(EV) -0.83%
軍需産業 -0.95%
メタバース +0.10%
ディフェンシブ +0.57%
インド関連 -3.59%
中国ADR +1.49%
ドル円は一時132.30円まで下押し
ドル円は週明けから下窓を空け134円台でスタート、その後も売りが続き一時132.30円まで下押ししました。売り一巡後は反発しいったん133円台前半へ戻しましたが、上値は重い様子。
米10年債利回りは3.547%へ低下、来週の米利上げ幅が+0.5%から+0.25%へ低下していることから、ドルは調整が続くと予想します。
クロス円も連れ安、全体的に下落しました。
ただ、ドルストレートが全面高となったことで、豪ドル円などは始値付近まで戻しています。通貨別にはポンドも強く、本日発表の英雇用統計に期待が高まっている様子。
逆に、ユーロは大幅利上げが後退しており、ポンドに比べると上値は限定的でした。
米10年債利回り
金が1900ドル台へ乗せる
金は+49ドル高と急騰し、一気に1900ドル台へ乗せました。米金融システム不安が広がっていることで、安全資産へ買いが入っています。
勢いが強く、引き続き買い優勢と見ます。
原油は-2.45%安と下落、リスク回避の動きで売りに押されました。相変わらず需要面が弱く、上昇するには在庫の減少など買い材料が必要でしょう。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-388円安の27444円と続落しました。ただ、ナスダックが反発しドル円も下げ渋っていることから、売り一巡後はやや買戻しが入ると予想します。
ドル円の下値は133.20円と132.95円がサポートライン、上値は133.75円がレジスタンスライン。米利上げ期待の低下により、ドル安の地合いが続くと予想。
21時30分に発表される米CPIの結果もドルに大きく影響を及ぼすでしょう。前月比やコア指数ともに前回より鈍化する予想となっています。
経済指標
★★★
21:30(米)2月消費者物価指数(CPI)(前月比)
前回:0.5% 予想:0.4%
★★★
21:30(米)2月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
前回:6.4% 予想:6.0%
★★★
21:30(米)2月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
前回:0.4% 予想:0.4%
★★★
21:30(米)2月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
前回:5.6% 予想:5.5%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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