2023年3月10日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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CyberSignalによる予想
豪ドル円 90.08 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 89.50~90.50
買いシグナルが出ました。
いったん、様子見します。
株安ドル高の地合い
日経平均株価は、-479円高の28143円と急反落しました。
日銀が政策金利を維持すると発表したことでドル円は一時137円手前まで上昇、クロス円も連れ高となっています。時間外で、欧米株とも下落。
このあと、21時30分に米新規失業保険申請件数があります。
ドル円は売りシグナル発生中
行って来いとなり、再び買いシグナルが出ました。株安によるドル買いも入っており、136円台半ばを維持しています。
今晩の米雇用統計を前に、しだいに様子見ムードとなるでしょう。
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- ドル円は一時136円台を割れる
- クロス円も連れ安気味
- 米地銀の損失表明で銀行株弱い
- 原油が続落し75ドル台へ下落
CyberSignalによる分析
豪ドル円 89.61 下落 ↓
予想レンジ 88.80~89.80
黄色い丸の買いシグナルが発生、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは-57ドル安、日経平均株価は+178円高の286238234円と上昇しました。
ドル円は一時136円台割れ、クロス円も連れ安となっています。
前日の結果
・ダウ平均 32254.86(-543.54 -1.66%)
・日経平均 28005.00(-360.00 -1.22%)
・金・ゴールド 1834.60(+16.00 +0.88%)
・原油・WTI 75.72(-0.94 -1.23%)
経済指標
★★★
21:30 (米) 前週分新規失業保険申請件数
前回:19.0万件 予想:19.5万件 結果:21.1万件
<h3>本日のFX戦略</h3>
相場のポイント
▽弱気材料:NYダウの大幅続落や原油安
△強気材料:なし
◆ドル円は一時136円台割れ
◆クロス円も連れ安
◆米10年債利回りは3.929%へ低下
◆ドルストレートは反発
◆米国株は大幅続落
◆欧州株はやや売り優勢
◆金は+16ドル高と反発
◆原油は-1.23%安と続落
◆22時30分に米2月雇用統計などが発表
◆日経平均先物は-388円安の28234円
☆円高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米銀行株主導で続落
昨晩のNYダウは-543ドル安と大きく売られ、昨年末の水準へ下落しました。
ナスダックも、-2.05%安と売りに押されています。
いずれも寄り天で、中盤から後半にかけ急速に売られました。
SVBファイナンシャルなど一部地銀の損失表明により、バンクオブアメリカ-6.34%、ウェルズファーゴ-6.04%、JPモルガンチェース-5.51%と銀行株への売りが継続し大幅続落。
クアルコム-3.24%、エヌビディア-3.05%、AMD-1.77%と前日買われていた半導体が反落。ネットフリックス-4.58%、ワーナー-3.49%、ディズニー-2.76%とエンタメ株への売りも目立っています。
対照的に、GEが航空宇宙部門の成長予測を受け+5.28%の逆行高。インテル+1.96%、イーライリリー+1.30%と個別銘柄のいちぶは買われました。
全体的には、値上がり銘柄数683、値下がり銘柄数4123と全銘柄中82.1%が下落しています。
テーマ別株価変動率
GAFAM -1.92%
半導体 -1.50%
石油・エネルギー -1.33%
穀物関連 -1.63%
銀行 -4.68%
電気自動車(EV) -2.93%
軍需産業 -1.43%
メタバース -2.59%
ディフェンシブ -0.98%
インド関連 -1.49%
中国ADR -4.55%
ドル円は一時136円台を割れる
ドル円は終日売りに押され、一時136円台を割れる場面もありました。137円台では戻り売り優勢、米新規失業保険申請件数が21.1万件と予想19.5万件よりも増加していたことも重し。
米10年債利回りは3.929%へ低下しましたがまだ高値圏にあるほか、株安によるドル買いに下支えされていることから、米雇用統計を前に底堅く推移すると見ます。
一方、クロス円も連れ安となりましたが、ドルストレートが反発したことで下値は限定的に。ユーロドルは1.05台後半、ポンドドルも1.19ドル台へ戻しています。
ただ、原油への売りで豪ドルやカナダドルなどの資源国通貨は弱いです。
引き続き、資源国通貨は売られ欧州通貨への買いが継続すると予想します。
米10年債利回り
原油への売りが続く
金は+16ドル高と反発、1830ドル台へ戻しました。ドル安の反動で買いが入ったことで1800ドル台は維持しています。
このあとは、やや買い優勢でじり高と予想します。
原油は-1.23%安と続落、75ドル台へ下げました。
米国株安に連れ安となりましたが75ドルがサポートラインとなっていることから、いったん下げ渋ると見ます。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-388円安の28234円と反落しました。米国株への売りが続き円高も進んでいることから、上昇一服で調整の地合いと予想します。
ドル円の下値は135.75円や135.60円がサポートライン、上値は136.50円付近がレジスタンスライン。22時30分に発表される米雇用統計を前に、様子見ムードが続くでしょう。
前哨戦となる米2月ADP雇用統計は、20.0万人と予想24.2万人を上回っていました。今晩発表の米2月非農業部門雇用者数は、前回51.7万人に対し予想20.5万人、前回値が良すぎたので多少調整が入ると思われます。
経済指標
★★★★★
22:30(米)2月非農業部門雇用者数変化(前月比)
前回:51.7万人 予想:20.5万人
★★★★★
22:30(米)2月失業率
前回:3.4% 予想:3.4%
★★★
22:30(米)2月平均時給(前月比)
前回:0.3% 予想:0.3%
★★★
22:30(米)2月平均時給(前年同月比)
前回:4.4% 予想:4.7%
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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