2023年3月8日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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Arrow Signalによる予想
ドル円 137.57 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 137.10~138.00
上昇トレンドが継続しています。
勢いが強いため、若干上方修正しました。
株高で為替はやや円安
日経平均株価は、+135円高の28444円と4日続伸しました。
ドル円は一時138円手前まで上昇、クロス円も連れ高となっています。時間外で、欧米株とも下落。
このあと、24時にパウエルFRB議長の発言があります。
ドル円は買いシグナル発生中
午後、買いが続き一時137.91円と138円手前まで上値を伸ばしました。
買いの勢いは強く、高値圏での推移が続くと見ます。
今日のFX予想
※追記は17時ごろになります
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- ドル円は137円台へ乗せる
- パウエルFRB議長がタカ派発言
- 今月に0.50%の米利上げ期待
- ドル以外は-1~2%の全面安
Arrow Signalによる分析
ドル円 137.13 上昇 ↑
予想レンジ 136.80~137.80
青い丸の買いシグナルが発生、上昇トレンドとなっています。
買いが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+40ドル高、日経平均株価も+71円高の28309円と上昇しました。
ドル円は137円台へ上昇、クロス円は売りに押されています。
前日の結果
・ダウ平均 32856.46(-574.98 -1.72%)
・日経平均 28200.00(0.00 0.00%)
・金・ゴールド 1820.00(-34.60 -1.87%)
・原油・WTI 77.58(-2.88 -3.58%)
経済指標
★★★★★
24:00(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:ドル独歩高の地合い
▽弱気材料:ドル以外への売り
◆ドル円は137円台へ上昇
◆クロス円は売りに押される
◆米10年債利回りは3.966%と小幅に低下
◆ドルストレートは全面大幅安
◆米国株は大幅下落
◆欧州株は下落
◆金は-34ドル安と大きく下落
◆原油は-3.58%と急反落
◆24時にパウエルFRB議長の発言
◆翌早朝4時にベージュブックが公表
◆日経平均先物は-117円安の28191円
☆株安ドル高の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
米国株はドル高で大幅安
昨晩のNYダウはまとまった売りに押され、-574ドル安と4日ぶりに反落しました。
ナスダックは-1.25%安と続落、前日に上ヒゲを付けており調整を示唆。
いずれも、ドル高による企業決算への悪影響が懸念されています。
景気減速への警戒感から、ウェルズファーゴ-4.57%、バンクオブアメリカ-3.12%、JPモルガンチェース-2.68%と銀行株にまとまった売り。
クアルコム-2.93%、アルファベット-1.59%、アップル-1.50%、マイクロソフト-1.07%とIT・ハイテク株が全面安。原油安で、エクソンモービル-2.01%、シェブロン-1.23%とエネルギー株も売られています。
追加で数千人規模の人員削減を予定しているメタが+0.22%と反発。AMD+1.34%、メルク+0.58%と個別に買われる銘柄もありましたが、全体的には値上がり銘柄数1293、値下がり銘柄数3485と全銘柄中69.3%が下落しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM -1.18%
半導体 -1.48%
石油・エネルギー -1.90%
穀物関連 -1.41%
銀行 -2.61%
電気自動車(EV) -1.46%
軍需産業 -0.78%
メタバース -1.20%
ディフェンシブ -1.57%
インド関連 -0.75%
中国ADR -3.26%
利上げ期待でドル円は137円台へ上昇
序盤のドル円は方向感なく推移していましたが、NY時間に入りパウエルFRB議長のタカ派発言により急騰し137円台乗せ。「正当化されるなら利上げスピード加速の用意」、「利上げの到達水準は想定より高くなる可能性が高い」と述べたことで、今月のFOMCで0.50%利上げの可能性が高まってきました。
米10年債利回りは3.966%と小幅に低下したものの、想定よりも米利上げが進むのではないかとの思惑により、ドル買い継続と見ます。
対照的にクロス円は下落、ドルストレートの急落でドル以外全面安となりました。ユーロドルは1.05台へ戻したほか、ポンドドルは1.18台、豪ドルドルも0.65台と-1~2%安と大きく下落。
株式市場も荒れていることから、ドル独歩高の地合いが続くと予想します。
米10年債利回り
商品相場は大幅下落
金は1850ドル付近が抵抗となり、じり安の地合いとなっていました。その後、パウエルFRB議長のタカ派発言により-34ドル安と大きく下落。
時間外で1820ドル台を割れており、下値模索と予想します。
原油は-3.58%と急反落、こちらもドル高に押されました。
エネルギー市場全体が下落しており、こちらもしばらくは調整の動きと見ます。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-117円安の28191円と反落しました。ドル円は上昇しているものの、米国株の大幅安で日本株も売りに押されると予想します。
ドル円の下値は136.80円がサポートライン、上値は137.20円や137.50円がレジスタンスライン。ドル独歩高の地合いになっており、高値での推移が続くと予想。
まずは137円台を維持できるか注目、今晩もFRB議長ん発言があるほか、明日早朝4時にベージュブックも公表されます。
経済指標
★★★★★
24:00(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
★★★★★
28:00(米)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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