2023年3月1日のFX為替相場予想
追記:ロンドン時間以降のFX予想
現在のマーケット
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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Arrow Signalによる予想
ユーロドル 1.0591 上昇(4時間足)↑
予想レンジ 1.0500~1.0600
売り一巡後、反発しました。
いったん、様子見とします。
円安株高の地合い
日経平均株価は、+70円高の27516円と小幅続伸しました。
ドル円は+20銭ほど上昇、クロス円も連れ高となっています。時間外で、欧米株とも小幅高。
このあと、24時に米2月ISM製造業景況指数が発表されます。
ドル円は売りシグナル発生中
昨日に売りシグナルが出ましたが、米10年債利回りは下がらず。
むしろ上がってきたため、ドル買いと予想します。
今日のFX予想
マーケット予想
円 | ドル | ユーロ | ポンド | 豪ドル | 株式 | 金 | 原油 |
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- ドル円は136円付近で高止まり
- 欧州通貨が買われる
- 英欧首脳がブレグジットの最終協議
- 米国株は小幅に反発
Arrow Signalによる分析
ユーロドル 1.0575 下落 ↓
予想レンジ 1.0500~1.0600
黄色い丸の売りシグナルが発生、下降トレンドとなっています。
売りが続くと予想します。
前日の概要
NYダウは+72ドル高、日経平均株価も+21円高の27445円と上昇しました。
ドル円は136円前半で行って来い、クロス円はやや下落しています。
前日の結果
・ダウ平均 32656.70(-232.39 -0.71%)
・日経平均 27435.00(-100.00 -0.36%)
・金・ゴールド 1836.70(+11.80 +0.65%)
・原油・WTI 77.05(+1.37 +1.81%)
経済指標
★★★
23:45(米)2月シカゴ購買部協会景気指数
前回:44.3 予想:45.0 結果:43.6
★★★
24:00(米)2月リッチモンド連銀製造業指数
前回:-11 予想:-5 結果:-16
★★★
24:00(米)2月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
前回:107.1 予想:108.5 結果:102.9
本日のFX戦略
相場のポイント
△強気材料:原油の続伸や米利回りの高止まり
▽弱気材料:NYダウの反落
◆ドル円は136円前半で行って来い
◆クロス円はやや下落
◆米10年債利回りは3.920%と変わらず
◆ドルストレートは小幅に売られる
◆米国株はナスダックが下げ渋る
◆欧州株は小幅に反落
◆金は+11ドル高と反発
◆原油は+1.81%高と続伸
◆24時に米2月ISM製造業景況指数が発表
◆日経平均先物は-4円安の27441円
☆ドル高株安の地合いと予想
NYダウチャート(日足)
ナスダックチャート(日足)
IT・ハイテク株の一角に買戻し
昨晩のNYダウはやや下窓を空けスタート、-232ドル安と反落しました。
一方、ナスダックは-0.10%安と下げ渋り、序盤はプラスを維持するなど比較的堅調。
いずれも後半にかけ売りが出始め、引け手前でまとまった売りに押されています。
ザッカーバーグCEOがAIを使ったツールに注力と表明、インスタグラムやワッツアップにこうしたテクノロジーを使われるとの期待で、メタ+4.51%と急伸。ブロードコム+1.43%、アルファベット+0.53%、クアルコム+0.47%とIT・ハイテク株の一角が連れ高に。
JPモルガンチェース+0.82%、シティグループ+0.34%と銀行株も堅調。
対照的に、ヒューマナ-2.83%、メルク-2.68%、イーライリリー-1.74%、ユナイテッドヘルス-1.71%とヘルスケア株への売りが継続。シェブロン-1.48%、エクソンモービル-0.66%とエネルギー株も軟調でしたが、原油価格が反発してきているため売りは一時的と見ます。
値上がり銘柄数2346、値下がり銘柄数2396と全銘柄中47.5%が下落しました。
テーマ別株価変動率
GAFAM +0.86%
半導体 +1.53%
石油・エネルギー -1.10%
穀物関連 -0.52%
銀行 +0.09%
電気自動車(EV) +0.37%
軍需産業 -0.22%
メタバース +1.16%
ディフェンシブ -1.03%
インド関連 -1.05%
中国ADR -0.32%
ドル円、クロス円とも行って来い
ドル円は前日からの買いが継続し、一時136.91円の高値を付けました。ただ、その後発表された米経済指標が予想を下回ったことや月末要因で、136円台前半へ戻しています。米2月シカゴ購買部協会景気指数や2月リッチモンド連銀製造業指数、2月消費者信頼感指数のいずれも悪化していました。
しかし、米10年債利回りは3.920%と変わらず、まだドル高の流れは崩れていないと見ます。
クロス円はやや下落、こちらもドル円と同じ動きで23時台にピークを付け行って来いに。ドルストレートが小幅に売られた分、クロス円の方は前日比マイナスとなっています。
通貨別には、豪ドルなどオセアニア通貨が比較的底堅く、欧米株の買戻しや原油の続伸に反応した様子。
全体的には、月末要因で荒っぽい動きとなりました。
米10年債利回り
商品相場は上昇
金は+11ドル高と反発、1830ドル台を回復しました。現物にまとまった買いが入り、中心限月は買い戻しの動きが意識されています。
ただ、米利回りは高いままなので、上値は重いと見ます。
原油は+1.81%高と続伸、77ドル台へ上昇しました。株式市場の買戻しが意識され、原油への買いが継続。
在庫減など、供給面での買い材料が欲しいところ。
金・ゴールドチャート(日足)
原油・WTIチャート(日足)
ドル円 注文状況
ドル円板情報
日経平均先物は、時間外で-4円安の27441円とほぼ変わらず。株式市場は軟調ですがドル円は136円台を維持しているため、日本株は底堅く推移すると予想します。
ドル円の下値は135.70円がサポートライン、上値は136.50円がレジスタンスライン。昨晩は月末要因で難しい動きとなりましたが、米利回りは同じ水準なので値固めしたのち再度上昇すると予想します。
経済指標
★★★★
24:00(米)2月ISM製造業景況指数
前回:47.4 予想:48.0
OANDAオーダーポジション
【オープンオーダー】 オレンジ:指値注文、青:逆指値注文
【オープンポジション】 オレンジ:含み益、青:塩漬け
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