2023年2月14日のFX為替相場予想

前日の概要

NYダウは+169ドル高、日経平均株価は-243円安の27427円と下落しました。

ドル円は132円台前半へ上昇、クロス円も連れ高となっています。

前日の結果

・ダウ平均 34245.93(+376.66 +1.11%)
・日経平均 27720.00(+115.00 +0.42%)
・金・ゴールド 1863.50(-11.00 -0.59%)
・原油・WTI 80.14(+0.42 +0.53%)

経済指標

特になし

本日のFX戦略

相場のポイント

△強気材料：NYダウの続伸や円安
▽弱気材料：なし
◆ドル円は132円台前半へ上昇、
◆クロス円は連れ高
◆米10年債利回りは3.719％へ低下
◆ドルストレートは小幅に下落
◆米国株は買い優勢
◆欧州株は全体的に上昇
◆金は-11ドル安
◆原油は80ドル台乗せ
◆22時30分に米1月消費者物価指数（CPI）が発表
◆日経平均先物は+277円高の27704円
☆円安株高の地合いと予想

NYダウチャート（日足）

ナスダックチャート（日足）

IT・ハイテク株中心に買われる

昨晩のNYダウは買いが継続し、+376ドル高と大幅続伸しました。

ナスダックも、+1.29％高と買戻しが続いています。

米1月小売売上高や米1月鉱工業生産など、先月分の米経済指標は天候の大幅改善により好調な数字が予想されていることが買い材料。

マイクロソフトが+3.12％と4日ぶりに反発、AIなど長期的な成長への期待で上昇。メタ+3.06％、アップル+1.89％、アマゾン+1.59％とIT・ハイテク株が連れ高に。ナイキ+2.54％、ホームデポ+2.03％、コカ・コーラ+1.43％、ウォルマート+1.41％と小売も買われています。

エクソンモービル-1.14％、シェブロン-0.48％とエネルギー株が売られたものの、原油価格は80ドル台へ乗せているため下値は限定的。

値上がり銘柄数3106、値下がり銘柄数1695と全銘柄中61.3％が上昇しました。

テーマ別株価変動率

GAFAM　+1.77％
半導体　+0.81％
石油・エネルギー　+0.14％
穀物関連　+0.02％
銀行　+1.00％
電気自動車（EV）　+1.08％
軍需産業　+1.07％
メタバース　+2.03％
ディフェンシブ　+0.62％
インド関連　-0.07％
中国ADR　+2.79％

ドル円、クロス円とも大きく上昇

週明けのドル円は買いが続き、NY時間には一時132.891円の高値を付けました。その後は、米10年債利回りが3.719％へ低下したこともあって132円台前半へ戻したものの下値は限定的。

買い優勢の中、、今晩の米CPI発表を迎えることとなりそうです。

クロス円も連れ高、各通貨ペアとも+1％超上昇しました。通貨別に材料は出ておらず、円安が進んだ形に。

米CPIが発表されるまで、円安株高の地合いと予想します。

米10年債利回り

原油が80ドル台へ乗せる

金は売りが継続し、-11ドル安と続落しました。ドル高により下値模索が続いており、今後のドルの動き次第で1800ドル付近まで下落する可能性があります。

一方、原油は小幅に上昇し80ドル台に乗せました。米国株高に加え、中国のエネルギー需要の増加やロシアの減産の動きが意識されました。

引き続き、買い優勢の地合いと見ます。

金・ゴールドチャート（日足）

原油・WTIチャート（日足）

ドル円　注文状況

ドル円板情報

日経平均先物は、時間外で+277円高の27704円と反発しました。欧米株の上昇に加え円安も進んでいることから、日本株に買戻しが入ると予想します。

ドル円の下値は132～132.10円がサポートライン、上値は132.90円がレジスタンスライン。ドル円は、米1月CPIの発表を前に再度高値を試すと予想。

次期日銀総裁の植田氏起用に関し、次第に期待感が高まってきています。

経済指標

★★★
22:30（米）1月消費者物価指数（ＣＰＩ）(前月比)
前回：-0.1％　予想：0.5％
★★★
22:30（米）1月消費者物価指数（ＣＰＩ）(前年同月比)
前回：6.5％　予想：6.2％
★★★
22:30（米）1月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）(前月比)
前回：0.3％　予想：0.4％
★★★
22:30（米）1月消費者物価指数（ＣＰＩコア指数）(前年同月比)
前回：5.7％　予想：5.5％

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